ワイン&マンションバブル?タワマンで価格爆騰高級ワイン会!パーティールームにパワカ空中族集結?ブランズタワー芝浦 巴里のアメリカ人編

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An American In Paris

 

 Henri de Toulouse-Lautrec,"Chocolat Dancing In The Irish And American Bar"(1896)

Henri de Toulouse-Lautrec,”Chocolat Dancing In The Irish And American Bar”(1896)

ニューヨークの星付きのフレンチ・レストランに日本人の方が行った時の事です。
なぜか対応が悪いし、ボーイも中々やってこない・・・・隣の席のフランス人にはすぐ行くのに。
腹が立って、ムッシュー・シル・ブ・プレ(給仕さんこっちへ)と言ったら、ウイ・ムッシューとすぐ来たという・・・・・・・
この映画は、そんなアメリカのスノビズム、アメリカのヨーロッパ・コンプレックスを現した映画だと思います。
(レビュー・アン・ローズ「巴里のアメリカ人」より)。

おフランスあるあるですが、絵の話含めあとにして、シリーズ化するといいつつ(1)「パリスの審判」編から8か月経ってしまいました。コロナ落ち着いてきてワイン会は何度かやっていたのですがなかなか記事化のタイミングがなくようやく(2)です(そしていまBA.5で第7波)。

今回お招きいただいたのは、半年前ゲスト・スーペリアにご招待いただいたブランズタワー芝浦です。前回記事より:

パーティールームとしても利用できるゲスト・スイートも予約が取れたら呼んでいただけるとのことで、こちらも是非レポートしたいです! オミクロン気になるもののワイン会もいいなあ(チラッ)

そのゲスト・スイートがとれたとのことで、(1)のパークコート渋谷ザタワー訪問メンバー中心でお邪魔しました。前回同様に記事中では参加者の方には一切触れません(ご自分で「参加したよ!」と書いていただくのは自由です 笑)。以下、ワインのテーマにつながる与太話が続くので興味のない方は目次で読みたいところにジャンプ!

パリ/巴里のアメリカ人

劇団四季版のミュージカル「パリのアメリカ人」はママ友にお誘いいただいて渋谷 東急シアターオーブで見たのですが、そんな冒頭みたいな話だっけ?と思いだしたところ、バレエパートはすごい(語彙力)のですが途中寝てました… これを機にamazon primeで映画版「巴里のアメリカ人」をお勉強のため初視聴。興味ある方は観ていただくとして、ラスト18分ガーシュウィンの楽曲『パリのアメリカ人』を絵画の中に入り込み踊り続けるのは確かに圧巻でした。

絵画はデュフィ、ユトリロ、ルソー、ゴッホと続き、最後のロートレックのシーンで主人公は冒頭のロートレックの絵の”ショコラ”そのものに一体化します。

田中 不二夫,「古典的ハリウッド映画の中の美術と美術館―プリミティヴィズムの馴致―」,立命館産業社会論集 第40巻第2号 p52(2004)

パリに住むアメリカ人画家ジェリーは,空想の踊りの中で憧れのフランス近代絵画の世界に入り込むが,その絶頂となる瞬間に,トゥルーズ=ロートレックToulouseLautrec(1864-1901)の素描に描かれた黒人ダンサーと完全に一体化する(図2)

リボリ・アンティークス(株式会社東京羊羹本舗運営) 黒人ダンサー「ショコラ」より:

このロートレックの描いたショコラの様子は後にジーン・ケリー主演の映画「パリのアメリカ人」にてジーン・ケリーも同じ格好をして踊っている

ん、東京羊羹本舗ってなんだ?と引っかかった方、読み飛ばさずありがとうございます。以前、まさに芝浦から線路を超えた札の辻にあった東京羊羹さんが機械の老朽化で和菓子製造を廃業し、現在はジャポニズムを扱われています

そんな「巴里のアメリカ人」をフランス文化・芸術へのリスペクトととらえ、今回のワイン会のテーマは「フランスとカリフォルニアの融合をブドウ品種で味わう」です。

ブランズタワー芝浦2F共用部

スムログなのでパーティールーム以外の共用施設紹介も。屋上クラウン・テラス(夜は入れず)、29Fクラウン・ラウンジ(前回紹介)、以外の共用部はゲストルームのある2Fに集中しています。

ゲスト・スーペリア(前回紹介)

・ゲスト・スイート(今回紹介)

・プライベート・ラウンジ

・フィットネス・スタジオ

フィットネス・スタジオ

フィットネス・スタジオ


すごく広いと思いよく見たら左側は鏡でした(笑)。

・ライブラリー・サロン

ライブラリー・サロン

ライブラリー・サロン


文喫六本木による選書サービスが入っているそうです。

ゲスト・スイート

今回の会場は、ゲスト・スイートです。

ゲスト・スイート

ゲスト・スイート(公式ページより引用)

パーティールームとしてもお使いいただけるラグジュアリーな設えのゲスト・スイート。

場所は2F北西なので眺望が期待できない分、設備を豪華にしてきた印象です。メインは大理石テーブルを囲みalflexの巨大なソファとラウンジチェア2脚、カウンターにスツール3脚でパーティー使用は最大10人といったところでしょうか。

暖炉

暖炉


ライブラリー・サロン中央にも写っていましたが、ゲスト・スイートにも共通でギミックの暖炉が。上に見える煙突状の部分を覗いたらダミーでした(笑)。

グラス入れ

グラス入れ


パークコート渋谷ザ・タワーでも写真を載せたグラス入れをチェック。ワイングラスはステム(脚)ありのみで割れそう… グラスのブランドは、タワーでよく見るBORMIOLI ROCCOでした。では、ワイン会スタート。

乾杯

フランスとカリフォルニアの融合で泡といえば、ずばりこちら。

乾杯

乾杯


1本目

カルテット・アンダーソン・ヴァレー ブリュット [NV](シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%)

老舗シャンパーニュメゾンが手掛ける、カリフォルニア産スパークリングワイン。リッチなアロマと美しい酸を併せ持つエレガントなスタイルが魅力。シャンパーニュをも超えるとの呼び声高い逸品です。(上記ページより引用)

シャンパーニュ(フランス・シャンパーニュ地方でシャンパーニュ製法にてつくられたスパークリングワイン)を超えちゃっていいのか?という突っ込みもありますが、あのルイロデがカリフォルニアに進出するにあたり、2年かけて最適な場所を探したとのこと。

写真だとわかりにくいですが、飲まれた方は泡の細かさを実感できたと思います。もちろんシャンパーニュ製法と同じ瓶内二次発酵ですが、こちらは瓶内熟成期間が26ヵ月で、シャンパーニュの規定(15ヵ月以上)を軽くクリア。一般に熟成期間が長いほど泡も細かくクリーミーになるようです。ちなみに同じ瓶内二次発酵でお得なものも多いスペインのカヴァはノン・ヴィンテージの場合9か月以上です。スパークリングワイン用のフルートグラスが置いてあるパーティールームはほとんどないと思いますが、高級なフルートグラスは泡がキレイに出るよう、底に傷がつけてあります。傷があるとなぜキレイに細かい泡が出るのか物理的に説明したページを見つけたので、ご興味あれば。

シャンパーニュの泡の科学

続いてエノテカページの引用に戻ります。

こちらのカルテット アンダーソン・ヴァレー ブリュットは、その名の通りアンダーソン・ヴァレーにある4つ(= QUARTET)の区画から厳選したブドウを使用し、シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%のセパージュで造られています。(同エノテカページより)

シャンパーニュといえばとかくブラン・ド・ブラン(白の中の白;白ブドウ品種のみで造る)が最高というイメージもありますが、絶妙なセパージュ(品種名、およびその比率も差すことが多い)でエノテカが持ち上げるだけのことはありました。こちらはセラー品でなく、コンセプトにあわせエノテカで購入。

はい、今回は7月初旬開催ということで、暑くなる前にセラーからはみだしているワインをセラーに押し込めるべく、乾杯泡以外はセラー内の「ちょっとだけいいやつ」を原価で供給しています。

パークコート渋谷ザ・タワーの回がメインの4本合計2万円+税だったので、原価ベースでそれに対し誰でも違いが判るレンジを想定。それでも一人ワインだけで1万円を超えるのはどうなの?ということで合計ワイン9千円/人に設定(+フードは各自持ちより)。このレベルでまだついてこられれば、いよいよ禁断の1万円ラインを超える攻防になりますね。

ただしこれはワイン価格が蔵出しから変わらない前提で、ブランズタワー芝浦の価格状況をみるまでもなく、マンションとワインどっちもあがっているのが現状です(えんえん書いた話がつながった!)。

白赤ツートップ

乾杯で落ち着いたところでサプライズゲストの登場もありましたが、冒頭で宣言したとおり本ブログでは参加者の方には触れないので2本目・3本目のワインの話にいきます。下が鋭敏なうちにツートップ2本をクリア。

2本目

モルレ クープ・ド・クール シャルドネ ソノマ・カウンティ 2014(シャルドネ)

アメリカとフランスの融合
シャンパーニュの造り手一族に生まれたルーク・モルレ。
カリフォルニアの自然とフランスのワイン造りをみごとに融合させた 「モルレ・ファミリー・ヴィンヤード」。
モルレは、カリスマワインメーカー ピーター・マイケルに関わった躍進するワイン醸造家の一人として知られます。(上記ページより引用)

いきなりコンセプトどおりの「アメリカとフランスの融合」きました。おそらくサンフランシスコのNapa Valley Winery Exchangeで2017年末に購入したものと思います。予算の都合上、$100+諸税程度だったと思うのですが、モルレ・ファミリーについてより詳しく述べているウメムラさんを見ると税込26400円なので昨今のマンション市況以上にあがっていますね。

ワインセラーウメムラ

現在、モルレ・ファミリーは3種類のシャルドネを手掛けておりますが、ロシアンリヴァーの 『マ・プリンセス』、ソノマ・コーストの 『マ・ドゥース』。そしてその二つの畑からの最も良いロットのブレンド がこの『クープ・ド・クール』!(上記ページより引用)

参加者にムルソー好きの方がいらっしゃいましたが、こちらは合格をいただきました。ザ・カリフォルニアというパンチ力ではなく、ブルゴーニュ白に近い繊細さが感じられました。

さて3本目、ボトルを出しただけで皆さんザワザワと写真まで撮り始めました。

Overture

Overture


3本目

オーヴァーチュア [NV](カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド、メルロ、カベルネ・フラン、マルベック)

言わずと知れたオーパス・ワンのセカンドですね。セパージュは公開されているものの、その比率は非公開。また、オーパス・ワンになれなかった子たちという性格上、ヴィンテージ(収穫年の意から転じてマンション界でも使われますね)も複数年にわたるためNV(ノン・ヴィンテージ)となっています。

あえてスルーしましたが、乾杯泡のカルテットもNVでした。シャンパーニュが品質安定などのためNVが多く、カルテットもそれにならっているようです。どんどん余談になりますが、超高級シャンパーニュとして知られるサロンはヴィンテージがつく分、最高品質のブドウの年しかつくられず、実際3-4年に一度となっています。

有名ながら「アメリカとフランスの融合」ネタなので説明すると、ボルドー五大シャトーのひとつでもあるシャトー・ムートン・ロスチャイルド所有者のバロン(男爵)・フィリップ・ド・ロスチャイルドと、カリフォルニアワイン界の重鎮 ロバート・モンダヴィ氏が意気投合したのがきっかけのジョイントベンチャーがオーパス・ワンです。

オーパス・ワンは「作品番号1番」の意味を持ちますが、オーヴァチャーは「序曲」を意味しています。その特徴はマルチヴィンテージで造られていること。オーパス・ワンの最終ブレンドに使用されなかった、伝統的なボルドーの全5品種のブドウで造られたワインを時間をかけて樽で熟成。複数の異なるヴィンテージを自由にブレンドすることで、ヴィンテージの枠を超えた自社畑のエッセンスを反映しています。(上記エノテカページより)

言っていることは上の私の内容と同じですが、なんだかものは言いようといいますか(笑)。原価を明らかにするため購入経緯を書いておくと、最近は本家オーパス・ワンから直接購入できるので、NVながら2018年リリースのものを入手時価格$150 +諸費用で18325円の記録があります。マンションと同じく昔の話をつい書いてしまうと、昔は現地でしか買えず$100未満でしたね。それがいまやエノテカ正規品だと税込33000円… もはや買っておくべきなのはワインなのかマンションなのか。購入は、送料の都合もあり知人のワイン商の方に本数をとりまとめていただいていたのですが、ここ2~3年はあまりにあがりすぎて本数が集まらず流れています。

オーパス・ワンも何度かいただいたことはありますが、正直ブラインドテイスティングでオーヴァーチュアと区別できる自信はありません。あと、ボルドーブレンドタイプのどっしりワインをいただくと、自動的にちゃんとした肉料理がいただきたくなりますね。

…と宴たかなわなところスミマセン。てもとでは8千字超まで書いたのですが、ワイン説明の引用控えめにしても合計1万字くらいいきそうなので、はるぶーさん許容範囲の6千字未満にとどめ後編に続きます。

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港区湾岸タワーマンションに在住の計算機技術者(でありたい)。 23区では同エリアしか居住経験がなく、いまも湾岸エリアで評判のMRは見に行っています。 自分の新築リノベーション経験を振り返りつつ、主に湾岸を中心に常に変化し続ける街の情報などを追うことで、次のリノベーションへのヒントを得ようという目論みです。

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