プラウドタワー芝浦MR訪問も記事化も長い道のり

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プラウドタワー芝浦 、オンライン案内会の記事(4月)のエンディングより:

終了後、アンケートに答えるとモデルルームのご案内に進むとのことで、すぐに日程が決まるのかと勝手に想像し回答。メールの返信:




この度は【プラウドタワー芝浦】オンライン案内会にご参加いただきましてありがとうございました。
いただきましたアンケートをもとに今後の営業に役立たせていただきます。

物件についてご不明点やご質問ございましたら、下記の連絡先にお問合せください。
スタッフ一同、モデルルームにご来場いただけますことを楽しみにしております。




ええぇー。GW前後にMR案内される気がまったくしないんですが。怪しい挙動はしてないのにメンドクサイ客だと思われた? 見学の機会があればまたレポートします。


制作・著作
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的な。案の定、GW明けてもネタツィートしかすることなく、がりべんさんにも出し抜かれ「はるぶー枠って書くなあ」とはるぶーさんに怒られる始末。


もはや意地で土下座だけはせずに粘っていたところ、優先度最低枠で6月後半になりお電話いただき、「どうしてもきたければきてもいいよ」(意訳)とのことで7月にMR訪問させていただきました。オンライン案内参加者は、第1期に向け密を避けつつ6月中には希望すれば見学できたようですが、普通にアンケートに答えたつもりがよほど買える可能性低いと思われたかそれとも…

普通のモデルルーム訪問記事を書いた記憶がなく、あらためて遡ってみると、スムログ立ち上げ直後に書いたアルファグランデ千桜タワーが唯一でした。

そもそもプラウドは都心湾岸エリアに少ないこともあり個人ではほとんど見たことがなく(=面が割れていない?)、スムログでお招きいただいたプラウドシティ越中島、プラウドタワー川口、プラウドシティ東雲キャナルマークスは見に行った挙句記事を書かなかったという。プラウドタワー芝浦は、ブランズタワー芝浦との比較、冒頭のオンライン案内会と書いてきて予告もしたのでまとめてみますが、淡々とモデルルーム見学記事を書かれるマンションブロガーの方々、あらためて素晴らしいですね。

おもだったところはのらえもんさん記事マンションマニアさん記事でいちはやくレポートされており、スムログでも山ちゃんが前編後編でレポート済みなので芝浦エリアを昔から知る個人の感想中心です。と書いてその後さらに寝かせていましたが、芝浦民さんからリノベお便り返しに「プラウドタワー芝浦のレビュー、ずっと楽しみに待っています!」とありがたいコメントいただいたので超遅まきながら加筆リリースします。


モデルルームの詳細な場所は開示されていません(でした)が、現地に対し田町駅をはさんで反対側の三田側で慶應大学そば、田町・三田から桜田通りを向かうと東京タワー真正面という立地。ライバルのブランズタワー芝浦のモデルルームが芝浦(キャピタルマークタワー(CMT)の隣、というか元CMTのMRがあったところ)なのに対し、ザ・港区アピールな予感。電話ではMRの場所をメールで教えてくれるような雰囲気だったのですがそれもなく、「どうせ知ってるんでしょ」と思われたか…

モデルルーム外観

モデルルーム外観


右下の入り口をくぐりエントランスに向かうアプローチはウッディな仕上げで、本物件らしさを感じつつ席に案内。オンライン案内会済みなのでアンケート等はなし。

総研でも話題になったAROMAおしぼりが出てきて、個人的にはコロナ前の白金ザ・スカイ以来でした。

ムービー

オンライン案内会のときと同じ担当の方とアクリル板越しに再開しひとしきりお話をし、シアターへ。

キーワードは「東京の重心が変わる」。 オンライン案内会でも「ご存じと思いますが」と言いながら強調していた芝浦四丁目の生活利便性を繰り返しつつ、PLAZAに浮かぶ豪華客船のイメージやティアラの裏の木目など竹中工務店によるこだわりの意匠を交互にアピール。ちなみに少し離れたパークホームズ品川ザ レジデンスも船をモチーフにしていますね。

途中、東京の再開発を熱く語る方が出てきて「誰このオッサン?」と思った方もいるかもしれませんが、明治大学名誉教授の市川宏雄先生ですね。

近隣の東京ベイシティタワーのモデルルームで配られた(笑)「山手線に新駅ができる本当の理由」も著されています。その東京ベイシティタワーは田町徒歩13分で坪300万弱と新駅盛り込みすぎでしょ、と思い最後最上階を坪500万ジャストで売り切った時はさすうがスミフと驚愕したものでしたが、いまや築6年で高層階でなくても売り出し価格坪430万前後。駅に2分も近い本物件は大きな価格下落可能性は低そうというロジックでしょうか。



PLAZAの緑と一体化したparkERs​監修のプラザビューテラス、ファミリーラウンジの一体感も映像でかなり推していました。

最後は「TOKYOの新しい中心地となりつつある」で〆。

限定サイトからたどったムービー(SUUMOで公開済み)を見ていなかったのであとから確認したところ、こちらは現地までの買い物利便性を中心としたものでまったく別物。やはりモデルルームは購入候補者の気分をアゲる装置なのだと再認識。

ジオラマ

ムービーが終わるとスクリーンがスルスルとあがるよくある演出があり、この向こうに模型、もしくはモデルルームが?!と一瞬期待したらジオラマによる近隣立地の魅力紹介でした。ムービーとねたかぶってる?

駅はもちろん高輪GWを最初に紹介(あちこちで書かれているとおり、当面はかなり遠いです)。そして近隣の学校紹介は慶應義塾中等部・慶應義塾女子高、聖心女子に便利!的な、近隣にあまたある港区内の中高のなかから選択に強い意図を感じます。

中受に明るくない方向けに書いておきますと、慶應には日吉に普通部という男子校があり、中等部は戦後にできた共学校ですが男子は女子と異なり都内に校舎がないため高校から別のどこかに通うことになります。都内のお子さんなら通常は塾高?本筋でないので詳細はこちら

さらに、上記の港区私立中リンクをクリックし聖心がない?と思われた方もいると思いますが、4-4-4制のためお受験しない場合は小5から編入することになり中受はできません。聖心女子は、大学は渋谷区広尾ですが高校までは港区白金で、話をマンションに戻すとパーク レ・ジェイド白金レジデンスの接道が聖心の私道で聖心の守衛室を抜けた先なことが話題になりましたね。

モデルルーム

本物件MRのポイントは、72EJタイプと、33F王様部屋167NE-Wタイプの一部(!)しかないことですね。

ライバルであるブランズタワー芝浦は、65、85、王様部屋の3タイプで一般民間人向けが2つあった(過去形なのは竣工にともない11/29でマンションギャラリー閉鎖とのこと)のと対照的です。

72タイプを13F~28Fまで東向き、西向きそれぞれ鏡写しタイプで2×2の4パターン揃えており、全体で16×4-1(27Fゲストルーム部分)=63戸あるので推しのタイプなのでしょうね。

モデルルームは公式ページでイメージが見られるので確認いただくとして、お約束で洋室3をぶち抜いてしまっているので、最近MR訪問者に送られてきた「プラウドタワー芝浦通信」から向きだけ西で間取りは同じな72WIタイプの図のほうが居住実態に近いと考え引用します。曰く「人気プラン・家具レイアウト例 約3ヶ月で133戸供給 間取り・カラー・キッチン・洗面所高さセレクト期限迫る」と煽っています。

72WI

72WI(プラウドタワー芝浦通信より引用)


公式ページと見比べていただくとイメージできると思いますが、ただでさえ廊下ほとんどなし、オールリビングイン、大型スライディングウォールでスペース効率を最大化しているところに、ベッド・家具もあつらえたかのように(あつらえてます)最密充填していますね。のらえもんさんブログにもあるとおり、本物件はカッコイイ外観のためかなりの確率で梁・柱が出てしまい間取りに影響が出ています。72タイプは、梁が部屋の形状にほぼ沿っており、公式ページの写真どおり下がり天井が比較的気にならない(個人のイメージです)間取りと言えると思います(逆も然り?)。また、価格も予定販売価格表ベースでは14Fで9980万円と1億を切っており、同間取り最高層28Fでも10780円とパワーカップル()ならなんとかいけるのかなと(東側は少し上がります)。

あと、MRで気になったのはバルコニーですね。LDKから外に出てみると両側が遮られており、洋室3の腰高窓のほうは外部のドアをあけないとバルコニーに入れません。現地で質問した内容についてTwitterでものらえもんさん、LIFULL HOME’S総研中山さんからコメントいただきました。



やはり、ちょっと微妙な処理だったようです。ん、ひょっとして空気を読まず何の気なしにこういう質問をするからMRのお呼びがなかなかかからないのでは?!

現地状況

現地はかなり長期間にわたり免震層など基礎部分の工事をしていました。4月後半時点でまだまだ写真の状態(前回未掲載写真)。

基礎

基礎


半年たち、9階くらいまで建ちあがってきて、バルコニー・角部屋のガラスが確認できる状態になりました(確かにこれはカッコいい)。PLAZAのセットバック具合、隣接ビルとのお見合い具合もここまでくれば具体的にイメージできますね。

建築現場

建築現場


11/2現在、物件概要によれば第1期5次が11月上旬(予定)とのことで、上記どおりセレクト期限が気になる方や、これを機に検討したいという方の参考になれば幸いです。

教訓:ワインと違って寝かせても熟成せず機を逃すだけなのでMR訪問記はすぐ書こう(マンクラの皆さん偉い)

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ABOUTこの記事をかいた人

港区湾岸タワーマンションに在住の計算機技術者(でありたい)。 23区では同エリアしか居住経験がなく、いまも湾岸エリアで評判のMRは見に行っています。 自分の新築リノベーション経験を振り返りつつ、主に湾岸を中心に常に変化し続ける街の情報などを追うことで、次のリノベーションへのヒントを得ようという目論みです。

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