【デベロッパーの中の人インタビュー】コンパクトマンションのつくりかた②

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こんにちは~!勝どきちゃんです。
さてさて、某デベロッパーにお勤めで、プロならではの視点且つ、たまにぶっ飛んだ(褒めてる)発信がツイッターで注目されている和田浩明さんへのコンパクトマンションインタビュー、後編です!(前編はこちら)

 

単身の検討者には“買う”結論を出させてあげる

勝どきちゃん(以下勝どき) :私は自分がマンションを買ってよかった経験からも、もっと若い独身女性も家を買ったらいいのになーと思っていて。もちろん購入がすべてではないけど、その選択肢も結構いいよっていうのを、どうしたら知ってもらえるかなと考えています。デベロッパーの立場としては、そのへんどう考えますか?

「所有する」価値観を持っていなそうな若者(イメージ)


和田 :いろんなデベロッパーが、単身者向けにギャラリーを設けたり、直接的な物件の販売とは少し距離をおいたところで気軽に若者に来てもらえる場所を作ってますね。そうして、マンションにまだあまり興味の無い単身者や、若い世代との接触機会を増やすようにしてます。
でもデベとして分譲だけではない選択肢を作っていく必要性も感じていて。ミレニアル世代は「所有」という価値観をあまり持っていない。そこにどう合わせていくかを考えるというか。その層をバッサリ切るのはもったいないなと思ってます。

勝どき :確かにサブスクリプションサービスがこれだけ一般的になっているし、住まいに関しても「所有」以外の選択肢や暮らし方が、さらに求められてくるのかもしれないですね。(そんな感じで登場した●Y●とか散々な感じになってるけど……)

和田 :一方で、所有することの魅力もちゃんと伝えたいですけどね。でもこれは実際に買ってみないとなかなか味わえないんですよやっぱり。お金や知識も必要になりますけど。

勝どき :結局、身近な人が購入してその体験談や暮らしを見て初めて、「自分ごと」として捉えることが、大きな後押しになるのかなと思います。そういうことができればいいなと思って私はツイッターとかスムログやらせてもらっています。和田さんから、購入を考え始めた人にプロとしてアドバイスすることってありますか?

和田 :うーん……その人の志向によって変わってくるんですけど。やっぱり「まず見に行け」かな。新築の場合は、モデルルームに行かないと始まらないと思います。モデルルームの来場ハードルって高いけど、当たり前だけど別に見学に行ったからって買わなきゃいけない訳じゃない。だからハードルを頑張って越えてほしいですね。先ほど話に出たギャラリーとか、こちらから頼まない限りは接客されない所とかあるし、入り方としては良いかもしれない。

勝どき :やっぱりそこかぁ!…確かに、売れてる物件だと全然接客されないモデルルーム、ありますね(笑)。
まだ購入検討し始めたばかりです…っていうふわっとしたニーズの単身女性が来場されたら、どんなふうに営業するんですか?

和田 :まず「買う」結論に導くことは大切かと。さっきも言ったけど、すぐに買う必要があるわけじゃない人ばかりだから、買うこと自体を迷っている人がほとんどなんです。だからそもそも「買う」結論を出していただけるようなサポートというか、営業をしないといけないと思っている。別にこの物件を買わなくても良いので、何か買ってみようよと。

勝どき :なるほど!なんか裏話を聞けた気がする。w でも、そうやって背中を押してくれる人って絶対必要なんですよ。数千万円の買い物の意思決定、自力でできる人ばかりじゃないもん。すぐ買う必要のない単身者は特に。だから「営業される」「押し売りされる」ってビビりすぎず、良い相談相手を見つけるつもりで行ったらいいですね。

和田 :営業さんとの相性ってのも、絶対あるしね。

勝どき :ですね。いい営業さんも本当にいるんですよねこれが。

いつモデルルーム行くの?今でしょ!(古)


 

和田さん注目&おすすめのコンパクトマンション

勝どき :プロである和田さんから見て、注目とかおすすめのコンパクトマンションってあるんですか?

和田 :色々あるけど、まずはデザイン的な観点。デザインが資産性に結びつくという明確なデータはなかなか無いけど、見て欲しいと思える大事な要素だし、担当としても非常に意識してます。事業者目線で言えば、いかに効率的にコスト配分し、カッコいいものをつくるかが腕の見せ所なんですよ。

パークリュクス虎ノ門


勝どき :デザイン、確かに大事ですよね。買うまではあまりピンと来なかったけど、デザインが素敵だと、毎日帰宅するたびに「かっこいいマンションだなぁ…」って嬉しくなるし、地味にQOLも上がるんですよね。
では、プロの目から見てもデザインが素敵なマンション、お願いします!

和田 :まず、パークリュクス虎ノ門は秀逸ですね。特徴を出しながらも、ガラスと吹付けタイルの使い方とかコストメリハリがついていて、非常に参考になります。
デザイナーを起用してつくってるのがまたすごいんですよ。デザイナーって、良くて金がかかったものを本能的につくりたがるので、事業者目線を理解してもらいながら、良い作品をつくって頂くのも担当の腕ですね。

勝どき :(素人目から見ると細かい部分はわからないけど、たしかにかっこいい。。)

和田 :笑。
あとは手前味噌なんですけどリビオレゾン板橋本町ステーションサイドのエントランスホールは良いもの作れたと思います。 階高とか諸要件に恵まれたのもありますけど、ホテルも手がけるデザイナーさんが、マンションぽくない、コスト面も工夫した良い提案をしてくださったんですよ。

 

リビオレゾン板橋本町ステーションサイドのエントランス


勝どき :おー、かっこいいー!ホテルみたいですね。(小並感)それこそ、帰ってくるのが嬉しくなるマンションだ。

和田 :そうなんですよ。あとは、完売しちゃったんですけど、パークコート南麻布。港区で4,000万円台のグロス(総額)の1DKってそう多くないんですよ。坪単価で語られることが多いけど、僕はグロスが大事だと思っていて。なんだかんだ、「●LDK、●千万円台」って物件の探し方をする人は多いですよね。

勝どき :マンションの知識があったり何度も購入している人で、特に都心だと坪単価で判断されがちだけど、そうでない一次取得層や単身者は間取り×グロスでまず検討しますよね。「3,500万以下で3LDK」みたいな条件で、実は専有面積はそれほど問わず、部屋数の方が重視されがち。それはリセール時にも同じことが言えそうだなぁ。

和田 :同じ理由で「シャリエ御茶ノ水」も良かったですね。もう1LDKは完売してるみたいだけど。

勝どき :坪単価で判断したら、単身向けのコンパクトマンションなんて高すぎて選べないよなぁ。。。
(※一般的に面積が小さくなるほど、坪単価は大きくなります)

 

和田さんおすすめのマンションを聞けたところで、インタビューはここで終了!
マンションをつくるプロによる、作り手の思いや営業現場の話を聞けてとても良い機会でした!
「作りっぱなし」とか「コストカット」とか、最近は消費者から色々言われてしまうことも少なくないデベロッパーは大変だと思いますが、土地の価格が高騰し、ものづくりも大変ななかでも、住む人のことを思うしっかりした考えのもとに物件を企画されてるんだと感じました。WDHさん、ご協力ありがとうございました!!

和田さんはスムログブロガーとしてのデビューも決まっています。プロならではの発信、楽しみにしています!

今回が私の2019年最後の記事の予定です。
2019年、私の拙い記事を読んでくださったり拡散してくださった皆様、ありがとうございました。
2020年は月1本ペース必達(12本)を目標に、マンション購入を検討する方(特に単身者)の参考になったり、後押しになったりできる記事を書けるようがんばります!
それでは、良いお年を~!

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