おはようございます、勝どきちゃんです。
私は数年前に新築のマンションを購入し、ひとり暮らしをしています。「独身女性が家を買う」って、メディアで特集されたりしている一方、まだまだ世間的には少数派。
今回は、私の自己紹介も兼ねるつもりで「アラサー独身女性が家を買うってぶっちゃけどうなの」を実体験に基づいてお話してみたいと思います!
賃貸暮らし時代のこと
大学卒業まで東海地方にある実家で暮らしていた私は、就職と同時に上京し、初めてのひとり暮らしを開始しました。選んだ家は、丸ノ内線沿線、駅徒歩2分の賃貸マンション。23㎡ぐらいのごく普通の1K、家賃は85,000円ぐらいだったかな。駅から近いし1階にコンビニがあるし、どこに行くにも便利だし、とっても気に入っていました。実は新卒で入社した会社は不動産会社で、営業マンとして家を売っていたので、同年代女子よりは「家を買う」ことは身近だったと思います。でも、自分が住みたいような物件(都心、築浅、駅近、1LDK)はこの年収では買えないだろうな~と漠然と思っていました。
別にすぐ引越さなきゃいけない理由もない、今の家はそれなりに快適…そんなわけで、その賃貸マンションには約8年半も住んでいました。
まるで「交際0日で結婚」みたいなマンション購入
そんな賃貸生活を長く送っていたある日、仕事の関係でモデルルームを見学する機会がありました。そこは、同じような年収(推定)の同僚が既に購入を決めていた新築マンションで、「へ~(この年収でも)買えるんだぁ」と思いつつ、最初は単なる興味本位。でも価格表を見せてもらったところ、「…あれ…?もしかしたら買えるんじゃね…?」と思ってしまってからはもう一直線。「買わない理由がない!!」とまで盛り上がってしまいました。そう思った理由は主に以下のようなところ。
- 手が届く価格だった。毎月の支払いは家賃より少し増えるけど、払える金額だった。
- 毎月の住宅ローン返済額が、賃貸で同等の部屋に住むより安い。しかも住居費が掛け捨てでなく「資産」になる。
- 周辺の新規物件の価格傾向や再開発など、「これから価格が上がるエリア」とされていて、もしも将来手放すことになっても損をしなさそうな物件だと自信が持てた。
- 仕様設備や共用部が充実した大規模マンションで暮らすことが合理的で快適そうだと感じた。
アラサーになり、広い部屋に住みたいけど私が望む条件の部屋の家賃はだいたい15万以上。そんなに払えないし、「このまま一生1Kに住むのかな…」とちょっと不安になったりもしていました。しかし、それよりも安く、想像していたより良いマンションに住める!「資産」になる!ライフステージが変わっても問題ない!ことがわかり、マンションそのものが素敵、というよりも、購入することの「合理性」に気付いてしまったら、もう「買う」以外の選択肢が考えられなくなってしまったんです。
とはいえ、「街で出会った人に一目惚れ!交際期間0だけど結婚します!イェーイ!」みたいな勢い。ちょっと軽率ですよね、わかります。だからマンションに詳しい知人に相談したり、マンションブロガーさんたちの記事を参考に、ちゃんと冷静に検討もしました。親にも一緒にモデルルームに来てもらいました。
中古物件も含めて情報収集や見学もしましたが、最初の新築マンションよりグッとくる物件には出会えなかったので、購入を決めました。
マンションを買って変わった5つのこと
「確かに購入して暮らす方が仕様は良くて快適そう。でもそのほか何が違うのか、あまりピンとこない。家って“ハコ”じゃない?」そんな人は多いかもしれません。かくいう私も同じでした。でも実際に買って暮らしてみてわかったのは、「確かに違う」ということです。ここでは「暮らす」視点で実感したことを挙げてみます。・広い、仕様設備が良くて快適!
賃貸の部屋と比べて広さは2倍以上、そして新築マンションの最新設備で快適になったのは言わずもがな。・掃除をしっかりするようになった
「きれいな部屋を保とう」という意識が強く働くように。掃除が億劫になる前にこまめにきれいにする掃除の習慣が身に付きました。・「椅子生活」で生活が整う
賃貸時代の、食事や作業を床でする生活はすぐにゴロゴロしやすく、さらに椅子より立ち上がりにくいので無意識のうちにダラダラしやすい環境だったのでしょう。ダイニングテーブルを置ける広さになり、椅子生活に変わったことでその習慣が無くなり、気持ちもしゃっきりして食後即寝落ちやグダグダする時間が減りました。地味ですが結構大きなポイント。・料理をする機会が増えた
キッチンが広くなり、食洗機やディスポーザーもあるので料理の手間や面倒くささが軽減され、しっかり自炊をするように。・自信がつく、将来への安心感
「マンションを買った」ことやそれを決断できたということが、少し誇らしくなり自信につながります。また結婚せず老後も1人だった場合でも、家を持っているという安心感も。めっちゃ普通なんですが、これが不思議にも、別に意識的に決意したわけでもないのに家のことをすごくしっかりやるようになりました。むしろこれ、賃貸の家では、やるぞと決意しても続かなかったことばかり。たぶん、「居心地のよい自分の“お城”を守ろう」という意識が働いているのだと思います。そして居心地の良い環境が保てることでQOLがかなり上がり、家に帰るのが毎日楽しみになりました。購入して数年が経とうとしてる今もずっと保てているのは自分でも驚きです。
変化の理由は、「自分のものかそうでないか」が大きいのかも。「暮らすハコ」という意味では変わりませんが、「自分が所有している」というだけで愛着がわいて大事にできるようになるということなのかも。これは車やバッグやアクセサリーなど、「少し頑張って手に入れたもの」を大切に扱うのと同じことだと思います。
もちろん、賃貸の部屋でも愛着を持てるし、きれいに保てて快適で大満足!という方もたくさんいると思いますが、掃除や片づけが苦手だった私の習慣も変わるほど、「所有する」ことが与える影響って実は大きいんだと、経験してみてわかりました。
マンションを購入したことによるデメリットは……
では逆にマンションを買ったデメリットはあるか?と考えてみました。…が、今のところ特にありませんでした。(本当に!)成り行きのような勢いでマンションを購入した私ですが、結果として大満足でした。
「毎月支払う住居費を掛け捨てではなく資産にする」「QOLを上げて毎日の生活を豊かにする」ことは本当に素敵なことだと実感したから、独身でもみんなマンションを買った方がいいと思っています。(もちろん、資金的に無理の無い範囲というのは大前提!それに物件の選び方も重要です。その話はまた今度)
賃貸を否定するわけでは決してないし、賃貸の方が合っている人もいますよね。でも、漠然と「自分には買えない」、「家は結婚してから(主に夫が)買うもの」と考えているとしたら、ちょっともったいないなぁと思うのです。数千万円という価格や「住宅ローンを背負う」ことにビビるのではなく、この暮らしの楽しさや資産になる合理性がもっと広く認知され、「独身でもマンションを買う」ことが当たり前になったらいいなと願っています。…でも、私自身もそうだったように、なかなか身近にそういう人がいないと「自分ごと」として考えられないですよね。だから私が独身女性にとってのそんな存在になれたらいいなと、微力ながら発信してきたいと思うのです。
…いきなりすごく長文になってしまいました!!(汗)
マンションを買って暮らすメリットを長々と語ってきましたが、実は独身女性がマンションを購入するかどうかを考える時に一番気になるのって、「女が独身でマンションを買ったら結婚できない」という都市伝説ではないかと考えています。
次回、その都市伝説について私なりに考察してみます!(予告)
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こんにちは。
次回お書きになるとの事ですので蛇足かと思いましたが、私も独身時代に中古の戸建てですが自分一人で買って、数年後結婚しましたよ。
主人の仕事の都合で今はマンションに越しましたので賃貸に出しています。
某大手住宅無料冊子に先日迄独身女性が新築マンションを買って私生活も充実(キラキラとした彼女に同僚男性もときめき?)という終わり方でしたが、生活に張りが出て生き生きするのは本当だと思います。
次回も楽しみにしています。
こんにちは!勝どきちゃんです。
読んでくださって&わざわざコメントをありがとうございます!
独身で中古戸建てを購入されたとは、珍しいケースですね!
私は残念ながら結婚できていないのでw、結婚できた方のエピソードも伺ってみたいです!
「生活がキラキラする」って本当にそうだなと実感していますが、抽象的で伝わりづらいなとも感じています。そういうのをリアルな視点で伝えられたらいいなと思っています。
次回頑張って書きますのでまた読んでくださったら嬉しいです!
記事にするレベルではない。
読んでくださってありがとうございます!
あなたにも楽しんでいただけるような記事をいつか書けるように頑張りますね〜!
〉「買う理由がない!!」とまで盛り上がってしまいました。
「買わない理由がない」だとは思いますが勢いに笑いました。
ご指摘ありがとうございます!修正いたしました。
笑ってくださってとてもありがたいです…(苦笑)
買う理由がない 買わない理由がないですね
ご指摘ありがとうございます!
ご迷惑をおかけしました、修正しました!
「買う理由がない」→「買わない理由がない」の誤りでは…
おっしゃる通りの誤りでした。大変失礼しました。
ご指摘ありがとうございます!