スムログ座談会では「晴海フラッグ」を肴に盛り上がっている。
そこへ、はるぶーさんの「結構MR空いてる…」ツイートが流れてきた。
【もくじ】
◇晴海フラッグは息切れ気味なのか?
◇世間一般の関心はどうなのか?
◇マンコミ投稿者の関心の変化
晴海フラッグは息切れ気味なのか?
息切れ気味なのか、年末は皆忙しいのか、某晴海クラッグ、結構MR空いてる…
— はるぶーは㍇ヲタクで会うと案外いい人です (@haruboo0) November 8, 2019
なんか木示申先生みたくなって来たな pic.twitter.com/dJ7eyaYJjj
晴海フラッグの分譲住戸は4,145戸。第1期販売600戸に対して、登録申し込み数1,543組で、平均倍率2.57倍(最高倍率71倍)だったという(三井不動産Rプレスリリース 8月7日)。
晴海フラッグは、第1期を販売したところで息切れ気味なのか? 世間の関心を見える化してみよう。
不動産・マンションの口コミ掲示板「マンションコミュニティ」で「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」に投稿された件数は3万件を超えた(11月10日現在)。
昨年6月以降の投稿件数を見える化したのが次のグラフ。これまでの主なピークは次の3つのイベントと関連していることが分かる。
- 18年10月31日:計画概要の発表
- 19年4月27日:モデルルームの見学開始
- 19年8月5日:第1期抽選(登録受付:7月26日~8月4日)
第1期抽選後、マンコミ投稿者の関心は低下傾向にあるように見えなくもない。
世間一般の関心はどうなのか?
では、世間一般の関心はどうなのか?マンコミ投稿者の投稿件数の推移グラフにGoogleトレンドの検索キーワード「HARUMI FLAG」の検索指数の推移を重ね合わせたのが次のグラフ。
世間の耳目を最も引いたのは、昨年10月末に三井不動産Rなど11社が大々的に晴海フラッグをお披露目したときだ。でも、今年のゴールデンウィークにモデルルームの見学をスタートさせたときは、マンコミ投稿者の盛り上がりとは異なり、世間の関心は高くなかったようだ。
マンコミ投稿者の関心の変化
晴海フラッグの膨大な投稿データ(投稿件数3万件、約250万文字)を処理したついでに、投稿者の関心がどのように変化しているのか、テキストマイニング分析をしてみよう。フリーソフト「KH Coder」を使うことで、投稿文章を単語や文節で区切り、それらの出現回数や出現傾向などを解析することができるのだ。18年11月以降、月ごとに抽出した特徴的な言葉上位10語から マンコミ投稿者の関心の変化を以下に示す。
18年10月31日に晴海フラッグの計画概要が大々的に発表されてから、投稿者の関心は「価格」から「交通利便性」に変化していく様子が読み取れる(次表)。
19年3月以降、「交通利便性」に係る投稿は一段落し、投稿者の関心は「価格」へと移る(次表)。モデルルーム公開発表の影響なのであろう。
19年7月以降、投稿者の関心は「交通利便性」「価格」に「抽選」が加わる(次表)。7月26日からの第1期住戸登録受付開始(8月5日抽選)の影響なのであろう。
第1期2次(19年11月下旬販売開始予定)に向けて、晴海フラッグへの関心は再び高まるのか……。
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