スムログが開設されて2年が経過。
これまでに投稿してきた主なシリーズは「不都合な真実を解説」「裏ワザ」「ノウハウ」の3つ。
今回新たにマンション業界・市場を可視化する、短編のシリーズ「見える化」を追加。好評であれば継続するかも……。
第1回目のテーマは、マンションの購入意欲。マンションの高騰でマンション購入検討者の購入意欲は低下しているのか? それとも――。
不動産情報サイト「住まいサーフィン」を運営しているスタイルアクト社は5月10日、「第41回マンション購入に対する意識調査」を発表。
同社が過去に発表したデータのうち、「購入意欲」データが追える第10回(10年7月調査)まで遡って見える化してみた(下図)。
- 「購入意欲が増した」割合:
14年4月の消費税増税の2年ほど前から上昇。消費税増税後に低下し、16年10月にボトム(31.6%)を記録。その後回復し、今回5割に迫った(48.6%)。
19年10月の消費税増税に向かって再び購入意欲が増加しているようにも見える。 - 「購入意欲が減った」割合:
この2年ほどは2割前後で推移しているが、減少傾向。 - 「購入意欲が変わらない」割合:
この1年ほどは4割前後で推移している。
購入意欲が増加している要因につき、スタイルアクト社は「更なる価格の上昇予想と低金利」を掲げている。
日銀の黒田総裁の再任が決まり、金融緩和が継続されることとなり、不動産価格の将来不安は、大きく後退したと考えられます。マンション購入検討者は、更なる価格の上昇予想と低金利により、購入意欲が増加したと考えられます。
アンケート対象者は、「住まいサーフィン」の登録会員のうち、 直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある人(概ね100~200人で推移)。
直近3か月以内に販売センターに行った人がアンケート対象者なのだから、そもそもマンション購入に前のめりな人が多いのではないだろうか。
今回、購入意欲が「増した」という人が5割近く(48.6%)あったというのは、割り引いて受け止める必要があるかもしれない。
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