条件が合っても、1年も売れ残っているような中古物件はやめた方が良いのか?

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こんにちは、すまいよみです。

私のブログの読者さんから相談されたことを元に、『条件が合っても、1年も売れ残っているような中古物件はやめた方が良いのか?』について、考えてみました。

【結論】
不安材料がクリアできれば、あなたに合った掘り出し物である可能性があります。

主に考えたい視点は以下です。

1,価格
2,売却条件
3,売主の属性
4,部屋の状態とリフォームの有無
5,信頼できる仲介業者にお願いする

1,価格について
直近の取引相場は仲介業者さんが教えてくれます。まれに、売り急がない売主さんが、高値のままで出している物件も見られます。高すぎるゆえの売れ残りだったら、他の条件で購入できる余地が十分にあります。

ただし、「どうしてもこの立地、この階数、この間取りが、いますぐ!」など金額に関係なくその物件がほしいのであれば、売主買主相互にWin-Winです。大事なのは、あなたにとっての余裕をもった予算である事と、相場観を知った上で「それでも欲しい」と納得することです(すまいよみ参考記事:マンション購入予算は、ファイナンシャルプランナーの無料診断)。

2,売却条件
引き渡し時期が1年先など、売却条件が厳しい理由で売れ残っている場合もあります。これも上記の通り、条件が合えばクリアできる視点になります。購入しても実際には住めない賃貸中の「オーナーチェンジ物件」も、確認すればすぐにわかります。

3,売主の属性
物件自体は良いのですが、売主さんが忙しい、売る気がない、一部の部屋しか見せてくれない、部屋が散らかりすぎて片付けない、対応が悪いなど、売主さんの癖が強いことから買主に敬遠されて1年間、、、今にいたってしまったようなケースもあります。

この場合、「売主さんがいまいちだから、こんな物件には住みたくない」で諦められるのであれば、それで良いと思います。条件が諦められずどうしても欲しいのであれば、目的達成のために少しのことには目をつむり、仲介業者さんに頼りながら検討を進めていきましょう。

特に、室内が散らかっていて汚く見えたり物が多すぎて室内が狭く見えることと、実際に部屋の状態や条件が悪いことを混同しないようにしたいです。しっかり整理整頓すれば、床やクロスの状態が実は綺麗な事はあります。自分だけのイメージだけで決めつけずに、仲介業者さんと相談しながら部屋の状態をよく見極めていきたいです。目的達成が一番大事なので、売主さんに遠慮せず、しっかり隅々まで見せてもらうようにしましょう。


4,部屋の状態とリフォームの有無
基本は現状渡しですが、大幅なリフォームを必要としたときに、相場より割高にならないかを確かましょう。例えば築年数が同じような物件でも、ヘビースモーカーが住んでいた部屋でクロスの張り替えが必要な部屋もあれば、当面必要ない部屋もあるでしょう。クロスくらいでしたら大したリフォーム代にはなりませんが、なにか甚大なリフォーム費用の捻出が必要になるかもしれませんので、しっかり確認しておきたいです。

事故物件は「※告知事項あり」の表記が必要とされていますが、まれに何回かの売買を経ていたり、私も詳しくはわかりませんが、告知していない物件があるかもしれません。私は日頃から、エリアのニュースや事故物件サイトなどを調べていますが、初めて検討される人であれば、わからない事も多いと思います。

5,信頼できる仲介業者にお願いする
以上、述べてきたことを踏まえて、売主専任の仲介業者さんに問い合わせするのではなく、あなたが信頼できる仲介業者さんにお願いするのもひとつの手だと思います。

簡単ですが、以上です。
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ファミリーで永住できる居住性を第一に、資産としての側面も合わせて見るのが、すまいよみマンション選びのモットー。ただしマンション選びに失敗しても深刻になる必要はありません。今や住まいは一生物の買い物ではなく、僕も4度のマンション購入を経て満足の境地に達しました。
東京東5区(墨田、江東、足立、葛飾、江戸川)のマンションを日々探訪しています。
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