現代の御簾! タワマンに最適なブラインドとは? 調光ロールスクリーンがすごいらしい! ハンターダグラス?FUGA?

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またスムログ忘年会ネタから。
スムログ2021忘年ワイン会潜入レポート 無惨様 年末の審判より:

会場ですが、リモートだった昨年は別として、最初こそ確か座談会をやった円卓でしたが、その後は例年席がずらっと奥までつながる長椅子タイプのお店が基本でした。なぜなら「御簾の向こう」の上弦の方と、我々末席の下弦の下の方とは距離を置くことで序列を意識せざるを得なくさせるシステムだからですね。お店に行くと座席が決まっており、「タビーさんはこちら」とほぼ記事投稿数順。あれ、これって成績発表結果を聞く必要ないのでは…

御簾

はるぶーさんとはしょちゅう御簾御簾書いてます。


が、念のため皆さん「御簾」ってご存知ですか? 「御簾」って読みます。


失礼、念のため読み方は「みす」ですが、意味のほう。

みすの歴史より引用:

平安時代の「寝殿造り」室町時代の「書院造り」などの 建築様式の発達に伴い「御簾」が登場する。
住まいの間仕切りとして使用する他、神様と人間界、高貴と庶⺠を隔てる 「結界」としても使用されていた。

マンクラ第7世代以降にすり寄ろうと映画版しか見たことがない鬼滅ネタやら書いていたものの、第3世代以前くらいしか知らないんじゃと不安になってきました。ネタを説明するほど恥ずかしいこともないですが、念のためすっかり遠くに行ってしまわれたマンマニ先生を結界の向こうの高貴なお方ととらえてます。


ましてや、御簾が巻き上がって御足元が見えるなんて!


中学受験的にいうと、寝殿造りは屏風で間仕切りした広い建物を廊下でつないだ構造が特徴で、ふすまなどがないため御簾が必要となりました。そして、御簾はブラインドやロールスクリーンなどと同じくクルクルと巻き上げられたわけです。源氏物語画帖にも描かれています。

土佐光起筆『源氏物語画帖』より「朝顔」


いまもロールスクリーンは部屋の間仕切りに使っている方もいますが、それ以外は窓に使うケースが大半なので、鍵一本で閉められるマンションにおいて外界と室内を隔てる結界でありつつ、目隠し機能も持っていることになります。まさにダブルミーニングで現代の御簾ですね。

カーテンvsメカモノ

唐突ですが、マンクラの皆さんカーテンって使われてます? 私は少なくともここ20年くらい買った記憶がほぼありません。カーテン以外の窓装飾はメカを伴うので、インテリア業界ではブラインド類を総称してメカモノと呼ぶそうです。

“メカモノ”の表現を知らなかったのですが、ついメカがあるほうに惹かれてしまうのは理系の方が多いかもしれません。

実はこんなにあるんです!ブラインドの種類(ニチベイ)より引用:

現在、国内で取り扱われているブラインドを大まかに分類すると以下の通りです。

  • よこ型ブラインド(ベネシャンブラインド)
  • たて型ブラインド(バーチカルブラインド)
  • ロールスクリーン(調光ロールスクリーンも含む)
  • プリーツスクリーン
  • ハニカムスクリーン
  • ローマンシェード

ニチベイはもともとタチカワ、トーソーと並ぶ国内三大ブラインドメーカーなので記述がブラインド寄りですね。

すべて書くときりがないので、興味のある方は上記リンクなどをご覧ください。私が使ったことがあるものと、経験上の得失を挙げてみます。

  • ベネシャンブラインド(よこ型ブラインド)
    ○太陽の垂直角度にあわせて調光できる、素材感(金属、木質など)が味わえる
    ×羽が壊れやすい、上部にたまりがそれなりにある、寒い
  • ロールスクリーン
    ○メカがシンプルでさっと目隠し、たたみ代がもっともコンパクト
    ×両サイドの隙間、生地の選択肢が少なく若干安っぽくなるケースあり、寒い
  • ローマンシェード(使っていたのはプレーンシェード)
    ○カーテンとロールスクリーンのいいとこどり、生地の選択肢が非常に多く柄が映えやすい、カーテンとコーディネートできる、太陽の垂直角度にあわせた目隠しはできる
    ×細かい調光性がない、上部のたたみ代が大き目、目隠しには別のレースなどが必要(カーテンと同じ)
  • バーチカルブラインド(たて型ブラインド)
    ○太陽の水平方向に合わせて調光できる、天井が高いとカッコいい
    ×オフィスっぽくなる、遮光性が基本的に低い、横のたたみ代がかなり大きい、壊れる要因が多い、寒い
いずれも一長一短ながらいろいろ経験し、現居がバーチカルブラインド(経緯はまたいずれ)なのですが、「壊れる要因が多い」と挙げたとおり徐々に壊れてしまい、「次」をどうするかが本稿のきっかけです。

着目したのは「調光ロールスクリーン」です。上記ニチベイのリンクより引用:

大注目!新感覚ロールスクリーン「調光ロールスクリーン」

調光ロールスクリーンとはその名の通り、光の調節ができるロールスクリーンのことです。実は調光ロールスクリーンは2種類あります。同じ名前ですが、デザインも動きも全く異なるんです。
1つは、透け感の異なる生地を交互に組み合わせたボーダー状のファブリックを2枚重ねているタイプ。光を取り入れたい時は前後のレース部分を揃えて、光を遮りたい時はレースと不透明生地を合わせて光の量を調節します。その見た目から海外では“ゼブラブラインド”と呼ばれています。
もう1つは、繊細な2枚のレースの間に布のはね(スラット)を渡した立体構造タイプ。ブラインドのように調光でき、ロールスクリーンのように巻き上げます。

どちらも遮光性はあまり高くないため、シアタールームなど暗くしたい場所には不向き。細やかに調光できるので、長時間過ごすリビングやスタディルームと相性がいいでしょう。

豊洲スーパービバホームに行ったところ、ゼブラブラインドのほうの調光ロールスクリーンや、プリーツスクリーン、ハニカムスクリーンはありましたがいまひとつピンとこず。今回着目したのは、立体構造タイプの調光ロールスクリーンで、以下では単に調光ロールスクリーンと呼びます。こちらは、カーテン屋さんなど専門店でないとほぼ売っていないようです。

メカモノに話を戻すと、カーテン屋さんの実感としても最近はカーテンよりよく出ているそうで、タイトルでは煽り気味に書きましたがタワマン増加とあながち無関係でもなさそうです。

タテ型ブラインドの標準タイプとセンターレースのたたみ代について (カーテン夢工房さんブログより引用)


カーテン屋ですが、最近はオーダーカーテンが売れなくて、タテ型ブラインドと調光スクリーン「FUGA」と電動商品がよく売れてます。
以前よく売れたプレーンシェードも売れなくなりました。
いわゆる、ブラインドやロールスクリーンなどカーテン以外の窓周り品をインテリア業界では「メカ物」といっているのですが、「メカ物」がよく売れるのです。

 

風穴をあけるサンゲツのロールスクリーン (同上)


最近はカーテンが売れなくなったということがよく言われます。
なにが売れているかというと、ロールスクリーンやタテ型ブラインド等のメカ物と言われている商品です。
メーカーの決算をみていると、ファブリック(カーテン)がメインのインテリアメーカーが厳しい売り上げになっています。
メカ物メーカーは比較的頑張っている方だと思います。

カーテン夢工房さんは、調光ロールスクリーンの記述が多く参考になります。

調光ロールスクリーン

同じく○×するとこんな感じで過去の経験の問題点が解決されている?
  • 調光ロールスクリーン
    ○ブラインドとロールスクリーンのいいとこどり、生地の選択肢がそれなり、目隠しと調光が両立可能
    ×価格は高くなりがち
オフィスっぽさがなくなるのもバーチカルに対する特徴ですが、これはインテリア構成にもよるので好みですかね。

せっかく交換するなら、未体験の新しいメカに惹かれるのはもちろん(笑)、その高い機能性により提供される価値も高そうで俄然興味が出てきました。マーケティングで有名な格言、レビットのドリルの穴理論というやつですね。

「ドリルを買いにきた人が欲しいのはドリルではなく『穴』である」

カーテン屋さんに来た人がほしいのは、カーテンかブラインドかという種別や、ましてやブラインドを構成する複雑なメカではなく、光のコントロール法とそれを構成する布地の質感ということになるでしょうか。

調光ロールスクリーンのイメージは、幕張ベイパーク民で新築リフォーム経験者でもある幕張ーマンさんの動画がインパクトあります。


調べてみると、代表的なものは次になるようです。

  • ハンターダグラス シルエットシェード
  • WIS FUGA
  • ニチベイ ハナリ
  • トーソー ラクーシュ
こちらなどがよくまとまっています。

調光ロールスクリーンの特集ページ (ミツワインテリア)

ハナリは「はんなり」からきているとおり不織布製で和テイストにあうのですが、不織布であるゆえ防炎に非対応です。このため、消防法第8条の3第1項によりタワーマンション、というか31メートルを超える高層建築物には使えません。念のため、建物が31メートル以上ならたとえ1階でも該当します。

高層マンションにお住まいの皆様へ (東京消防庁)

ちなみに防炎は燃えないわけではなく燃焼を遅らせるものですが、本稿の主題ではないので興味がある方はこちらなどをどうぞ。

防炎カーテンは消防法で義務付けられている場合あり!罰金や罰則はあるの?

以上よりハナリはタワマンだとそもそも候補から落ちます。

いっぽうラクーシュは電動非対応です。バーチカルブラインドもですが、重さがあるので手動コードで開閉するのは結構面倒かつ朝の貴重な時間だとイライラしてしまいます。これで候補は2択に。


ハンターダグラス vs. FUGA

最近の私のスムログ記事で引用しまくっているとおり、もはやタワマンのインテリア情報はTwitterに一番集合知が集まっている感すらあるので、まずは”ハンターダグラス FUGA”で検索っと。


んんっ、Twitter検索がユーザに応じカスタマイズされているとはいえトップが柴犬さん?!


複数回書かれてるけどこれまでそのつもりで見てなかったのでまったく記憶になく。

ご本人とDMし、いろいろ調べたところ次のように。ともに有線電源タイプもありますが、コードの処理が問題になるので今回はバッテリー式で比較。実際にお店でメカの現物と生地のサンプルも見せていただいた結果をふまえると得失は次のとおり。

  • ハンターダグラス(シルエットシェード)
    ○調光ロールスクリーンのパイオニア、レース生地の美しさに一日の長あり
    ×外資のためもあってかお高い、メンテナンスに若干難あり?、メカ部分がやや大きい、乾電池式(12本)だとバッテリー部分が巨大
  • FUGA
    ○ハンターダグラスを徹底的に研究しただけあり機能は十分かつお安め、スラットを開けたまま開閉できる、生地のみの交換ができる、遮光の場合光漏れが少ない、メカがハンターダグラスより小さい、USB-Cの充電式でメカの大きさは変わらずバッテリーは半年程度持つ
    △歴史が浅いので長期間の耐久性等は不明
今回、どうせ替えるなら窓にぴったり寄せてサッシュの枠単位で設置したいので、電池含むメカの大きさは問題になるところです。お値段については、概算見積りをいただいたところ高いとは聞いていたハンターダグラスが100万越えコース。確かに布地は美しく、柴犬さんの気持ちがわかりつつ「さようなら~」という気分です。

リ・リノベーション?

しかし、十数年を経てダイニングテーブル買い替えの検討をはじめたら調光ロールスクリーンも、となり、インテリアのバランス維持のためプラズマTVがいい加減寿命なので無尽蔵ないとはん先生のアドバイスを受け買い換えるなら壁掛けか?!と考えはじめる始末。


さらに最近これもリノベネタですが新築時に入れ替えたウォシュレット(商標)が壊れてしまったりとメカ系で一気にお金がかかるモードに。いっそまたリノベーションし直すか?!(涙)

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ABOUTこの記事をかいた人

港区湾岸タワーマンションに在住の計算機技術者(でありたい)。 23区では同エリアしか居住経験がなく、いまも湾岸エリアで評判のMRは見に行っています。 自分の新築リノベーション経験を振り返りつつ、主に湾岸を中心に常に変化し続ける街の情報などを追うことで、次のリノベーションへのヒントを得ようという目論みです。

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