QoL向上に向けたトイレリノベーションの実際【タビー】

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長引いた梅雨が明けて以降、一気に夏本番ですね。関東甲信地方では8/1に梅雨明けしたとみられると気象庁から発表がありましたが、同じ日に突然Twitterで盛り上がったタグがありました。

#名画で学ぶ中学受験

Twitter上で投稿相次ぐ 偏差値、塾弁作り・・・保護者のぼやきに広がる共感

そう、8/1は東京・関東の中学受験解禁(2/1)の半年前だったのです。コロナ禍で夏期学習も大変なことになっている様子がうかがえて私もドガ縛りで何点か

記事にもありますが、もともとこのタグは#名画で学ぶ主婦業 にインスパイアされているようですね。

食洗機ふたたび

#名画で学ぶ主婦業、マンション関係ではとくに食器洗いに関する名作が多いようです。こちらはマンションクラスタではオッサンも大好きな食洗機ネタへどうぞ。

食洗機って本当に役に立つの?と悩んでしまう理由の考察

ちょうど今日もパナ vs ミーレという永遠のネタで盛り上がっています。


パナソニックは石田ゆり子さんを擁し「その家事に、ラクするテクノロジー」として「ラクテク」を提唱しており、食洗機もそのごく一部です。

ただし、新築分譲マンションで選べるのはせいぜい食洗機をリンナイ→パナにするくらいで、あとはリノベーションしないと難しいですね。そもそもスムログ開始時は新築リノベーションネタを書く気マンマンだったのですが、諸事情で手がついていない状態です。

アラウーノ

というわけでヨタが長くなりましたが、今回は中受でも食洗機でもなく、あえてトイレに限定した話題ということで同じパナソニックのご存じアラウーノのネタを起点に自分のトイレリノベーションの経験を書いてみます。

#名画で学ぶ主婦業 からはこちら。最近は家庭訪問とかない地域も多いでしょうが、トイレ掃除の面倒さは昔から変わりませんね。


(トイレ掃除といえば植村花菜さん(現 Ka-Na)「トイレの神様」を思い出しますがはや10年前なんですね)

アラウーノの特徴は、上記リンクにあるとおり次の3つです。

  1. 汚れにくい素材で、 お掃除をラクにする機能が充実
  2. トビハネヨゴレが少ないから 空間コーディネイトが楽しめる
  3. 毎日使うからこそ、 省エネも使いやすさも
最新のものはデザインもスタイリッシュでいいことづくめですが、ここで疑問が。「何で新築マンションのトイレってTOTOばかりなんだろう」(東雲マンさん)


確かに、INAXは多少見ますがパナソニック アラウーノがついている物件は見たことがありません。

検索可能な範囲で調べたところ、関東で現時点では3件のみですべて神奈川県でした(必ずしも物件情報に載っているわけではありませんが)。

クリオ ラベルヴィ武蔵小杉カルム
グランドメゾン鷺沼コート
グローベル 青葉台
理由は、東雲マンさんにも答えましたが消防法施行令のためと思われます。


リフォームにおけるリーガルチェック!! そのリフォームって法令に適合してますか??

より引用:

Q: TOTOやLIXIL(旧INAX)のトイレは使用できるのに…

Panasonic社のトイレだけ使えない法令って??

A: マンションリフォームにほぼ限定されるのですが、とある

間取りの条件により関係する[消防法施行令]ですね!!

しかし、残念ながらこの

”間取り上の条件のお住まいが結構多い”んです(泣)

 

詳細はリンク先を読んでいただくとして、簡単にまとめると「配管の貫通部から1m以内に使用する衛生機器の材質は、不燃材料である」必要があります。そして、アラウーノの汚れが付きにくい理由である有機ガラス系の新素材は消防法上は不燃材と認められていません。

実際の運用通知はこちら:

令8区画及び共住区画を貫通する鋼管等の取扱いについて

PS(パイプスペース)から1m以内にトイレがあるのは非常に一般的というか普通ですね。仮に間取りの工夫で一部住戸では回避できても、大量の同じ部材を一括導入することでコストダウンする分譲マンションにおいて、アラウーノを標準で採用することは非常に難しいと思われます。

これは、リノベーションにもいえるでしょう。トイレが上記の条件になっているケースは多いと思われるため、その場合は法令遵守する限りアラウーノへの換装はできないことになります(上記リンクによればリフォーム会社が知らないことすらあるとのこと)。

トイレリノベーションの実際

私が12年以上前に新築リノベーションを決意した理由の一つがまさにトイレで、契約した住戸のトイレには次のような課題がありました。
  1. 便器がタンクレスでなく自動開閉もない
  2. トイレがリビング・主寝室に隣接している
  3. トイレの扉が洗面所の扉と干渉している
  4. 収納スペースが少ない
  5. 手洗いカウンターがない
自動開閉は、前居のURにて自前でつけた3万円くらいの温水便座にもついていた機能ですが、慣れるとやめられないですね。また、手洗いカウンターも当時はついていない物件が多かったと記憶。2,3に至っては設計ミスが疑われるレベルです(なぜ契約した 笑)。

QoL(Quality of Life)向上を目指し、いざリノベーションを決めたあとのソリューションは、それぞれの課題に対し次のような対応となりました。
  • 便器→ネオレストに交換
  • 場所→トイレ自体を移設
  • 収納スペース→大規模収納を新設
  • 手洗いカウンター→新規設置
当時からアラウーノは存在したのですが、現在ほどカッコよくなかったので機能&デザインの両面から「せっかくだから(ありがち)」とネオレストに決めました。見かけだけならリモコンはスティックタイプが選べたのですが、水位を下げるなど一部機能が制限されるため通常タイプのリモコンを選択しました。ちなみに水位を下げる機能は人間ドックの直前など年数回しか使わないのでなくてもよかったかも…

トイレの場所の移動が言うまでもなくいちばんやっかいでした。自由設計を謳っている東急の物件のモデルルームでためしに聞いてみたことがありますが、(間取りにもよるのでしょうが)実質的に水まわりの移設は非常に範囲が限られていました。自宅の場合、最初からドアで仕切られたストレージスペースがあったのでそこが候補になりましたが、問題は上下水道の配管です。給水はループ配管を採用していたようで移設は容易で、排水もなんとか勾配が確保できたようです。細かいことが具体的に書けなくて恐縮ですが、現居のトイレがあまりに違和感ないので、もともとこの場所でよかったのではと思うことしきりです。

トイレ自体を移設したので大規模収納スペース、手洗いカウンターの設置は容易にできました。収納スペースは妻の希望でマンガが収納できるよう天井までの大きなものを造作家具で設置。手洗いカウンターは、セラトレーディングのショウルームに行って水栓(グローエ)、ボウル(フィリップ・スタルク)まではベタに選んだのですが、排水トラップがスタイリッシュなものは非常に限られていたのを思い出しました。せっかくなので施工例として現在の実際のトイレの写真を貼っておきます。

施工例

施工例


 

ちなみにもとのトイレは壁ごと撤去によりあとかたもなく消えましたが、便器は未使用のままヤフオクに出品したところ3万で売れました(笑)。タワー用のトイレということで低水圧対応のため、落札者の方は一戸建てのご自宅の2階に設置するためとのことでした。もとのトイレは未使用のままなので違いは検証できませんが、リノベーションによりトイレ部分だけでもQoLは確実にあがっています。現在のトイレ事情に不満のある方は是非検討を!

現居リノベーションの全貌を書くのは諸事情により難しいことと、経験としてはいい加減古い話になっていますが、今後も住宅設備ネタにからめ折に触れて書ければと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

港区湾岸タワーマンションに在住の計算機技術者(でありたい)。 23区では同エリアしか居住経験がなく、いまも湾岸エリアで評判のMRは見に行っています。 自分の新築リノベーション経験を振り返りつつ、主に湾岸を中心に常に変化し続ける街の情報などを追うことで、次のリノベーションへのヒントを得ようという目論みです。

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