マンション共有部BBQガーデンの希少性:芝浦アイランド ケープタワー

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twitterで、また日刊SPA!さんのタワー煽りが話題になっていましたね。

高級タワーマンションで開かれるパーティーでは何が行われているのか? 参加女性たちに聞いた


新宿や品川、有明のパーティは基本的に全部ハズレなので絶対行かないほうがいい。とは言っても、私は誘われたことありませんが。六本木や芝浦などの港区内開催のものは大前提で、その中でも当たり外れがある。タワマンでも、1Kがメインのマンションはたいした金持ちが住んでないので、外れの可能性が高いです」(28歳・事務職・タワーマンションTに頻繁に出没)

女子Tさんは実在せず記者さんの妄想で書いているのかもしれませんが、いわゆる品川のタワーって港区なんですが…(笑)。皆さんつい放置できず。



というわけで、変なイメージを解くためにも、わたくしパリピではありませんが夏休み期間中の某日、健全な日中に芝浦アイランド ケープタワーのバーベキューガーデン(以下BBQガーデン)にお邪魔したのでレポートします。

前回の花火と同じく、マンションではバーベキューガーデンが売りになることも多いですが、匂いや火気の問題がありどこにでもあるわけではないですね。とくに、タワーでは公開空地により容積率を稼ぐのが一般的なので、一定の広さを必要とするBBQガーデンは貴重な存在です。

その点、芝浦アイランドはエリア全体が都市計画法の「高層住居誘導地区」に指定されており、容積率600%と余裕があるためもあってか、分譲棟2棟(グローヴタワー、ケープタワー)ともBBQガーデンを備えています。今回お邪魔したケープタワーのBBQガーデンは広大な中庭に面しており、この日も住民のお子さんが安全に走り回っていました。

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ケープタワー中庭の水盤


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芝生にあるオブジェ、BBQガーデンはこの奥。


実は今回の企画は、以前のエントリで書いた流れで、呼んでいただいたホストご家族以外はすべてウチのマンション住民でした(笑)。

さらに、次はそちらのBBQコーナーで、という話が私も含め盛り上がっていました。マンション内だけにとどまらず、マンション間のコミュニティが発展しつつあるようです。

BBQガーデンは、匂いや安全に配慮してか、敷地内の一番南寄り、運河沿いに位置しており、開放感は抜群です。場所柄、蚊が多いですが、そこは住民さんが心得ており、虫よけスプレーで完全装備。では乾杯!

BBQ1

男性陣が焼きながらビール(ありがち)


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ホストさんのおもてなし+持ち寄り品


 

共有部でポケモンGO

エントリ化が遅れ、少々時期を逸した感がありますが、実は取材当日はポケモンGO日本解禁直後でした。さっそくGO!(by三軒家万智)

BBQ5

野生のアズマオウが現れた!


話がややそれますが、ここで違和感を持たれた方の感覚は正しいです。上述のとおり、BBQガーデンは共用部とはいえマンション敷地内なので、ポケステーションは本来ないはずで、ポケモンの出現率も高くないはず。ところが実際にはIngressのポータルが敷地内にあった流れで取り放題になっていました。

BBQ6

運河に囲まれたマップ


オチとしては、しばらくしてジョギングで付近を走ったところ、敷地内のポケステーションは根こそぎなくなっていました(Ingressのポータルはチェックがゆるいのかまだあります)。家に居ながらにして活動できていた方には残念ですが、知らない方がゾロゾロ入ってくるリスクは避けざるを得ませんね。

リアルに戻って

マップにある運河上の小島のような点はモノレールの橋脚です。そのさらに向こうには、冒頭に触れた品川(港区港南)のタワー群(ベイクレストタワー,いまや伝説のシティタワー品川,コスモポリス品川,パークタワー品川ベイワード,etc.)。

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モノレールの向こうは港区港南タワー群


目の前の運河は、芝浦アイランドの桟橋から出ている定期便アーバンランチや、季節柄屋形船も多く往来し、この場所が芝浦・港南の結節点で、港区湾岸タワー群のほぼ中間地点に位置することが実感できます。とくに南側は運河の幅も広いので、1F部分にいてもこの開放感はうらやましくもあります。まさにマンション名どおりcape(岬)を彷彿とさせますね。

BBQは、16時からはじめて日もとっぷり暮れ、きっちり焼きそばで〆ました。マンション内1Fにナチュラルローソンもあるので足りないものがあっても大丈夫なのも素晴らしいですね。ケープも入居開始から10年近く経ちますが、夏場のBBQガーデンはいまだ大人気だそうです(予約いただいたホストさんには本当に感謝)。

以上、日刊SPA!の煽りファンの方にはつまらない内容で恐縮です。バーやBBQはあくまで仕掛けとしてのきっかけなのでしょうが、近隣マンション間コミュニティの結束度が強まったのを感じた夏でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

港区湾岸タワーマンションに在住の計算機技術者(でありたい)。 23区では同エリアしか居住経験がなく、いまも湾岸エリアで評判のMRは見に行っています。 自分の新築リノベーション経験を振り返りつつ、主に湾岸を中心に常に変化し続ける街の情報などを追うことで、次のリノベーションへのヒントを得ようという目論みです。

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