初めて指名でご質問いただきましたので答えていきます!
差出人: マンションオタク
誰に答えて欲しいですか?
大阪タワー, こう
メッセージ本文:
大阪生まれで愛知在住の私にとって、楽しみにレビューを拝見しています。
マンション購入履歴があると伺いましたが、差し支えなければ、
エリア、着眼点、理由等を特定出来ない範囲でお聞かせ願えないでしょうか。
マンションオタク様
お便りありがとうございます。レビューを楽しみと言っていただけて嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします。
さて、私自身がどのエリア購入したか、またその理由は?というご質問ですので、あくまでエリアの話に特化して回答します。
なお、私は独身で購入しているためファミリー的な視点は皆無である点は先に述べておきます。
本題に入りますが、私はこれまでに2回のマンションを購入しています。
そして、2回とも名古屋市「中区」で購入しています。(購入時期、築年数は明かすと容易に物件を特定できてしまいますのでご容赦ください。)
ご存じない方のために補足すると、名古屋市中区は文字通り名古屋の中心にあり、主に以下の様な街のある行政区になります。
- 栄 :中部圏最大の繁華街
- 伏見 :金融、オフィス街
- 丸の内 :オフィス街
- 三の丸 :官公庁街
- 大須 :名古屋屈指の商店街(日本三大電気街の1つ)
区の最北端には名古屋城があり、名古屋城以南にかけて城下町として繁栄してきたエリアでもあります。
ちなみに、名駅の東側は「西区」と「中村区」と分かれており、最近話題の「ザ・パークハウス名古屋」は名駅の北東に位置してますので西区になります。中区は名駅を東に進んで、堀川を介して隣接しています。
まず、私のマンション購入の捉え方は資産性よりも住居の満足度に重きを置いていました。割合で言うと住居性と資産性が7:3といったところ。
その上で「名古屋市中区」エリアで購入した理由は以下です。
- 今後も発展する
- 水害に強い
- 賃料が高い
1.今後も発展する
いかにも男目線な理由ですかね(笑)ただ、発展すれば単に値上がりするだろうという目論見というよりは、個人的に街の変化を肌で感じれるという部分を魅力的に感じてました。
名古屋の再開発ではリニア中央新幹線だけが注目されがちですが、そのリニアの開業に照準を合わせ、特に「栄」で再開発が続いています。こちらのNIKKEI記事にわかりやすく纏められてます。
今後10年間で上記の様な多数の再開発と、すぐ隣ではリニアが開業する中で、同じエリアにある不動産(マンション)の価格が下がっていくことは考えづらいなと。
また、名古屋では「都心に住む」あるいは「職住近接」はまだ一般的ではなく、そこが当たり前の発想となってくれば価格の上振れも狙えると考えました。
2.水害に強い
特に名古屋は水害が多いエリアもあるので重視してました。最近ではあまり重視しない人も多いかと思います。ただ、数年で手放すつもりならともかく、マンションは普通10年、20年と保有することになるかと思いますので、個人的にはリスクを過小評価するのは如何なものかと考えてます。
ハザードマップも勿論ですが、名古屋市が公表している「浸水実績図」が過去に実際どのエリアが浸水被害があったか図示されており参考になります。
こちらの図でぱっと見ても「中区」は過去の被害が少なかったということがわかります。
3.賃料が高い
買った後、貸す場合は勿論、売るにしても賃料がしっかりと取れてなければ価格は維持できませんので安心材料として重視していました。「中区」は「東区」に次いで名古屋の中で賃料の相場の高い区です。
また、表面利回りについても5%ぐらいは取れるかどうかは確認してました。自分で調べるのは勿論、モデルルームでも賃料査定のデータは必ず見せてもらいます。(基本的にモデルルームでは見せてと言わなければ出てこないですが。)
まとめ
私は上記理由に「中区」で買っておりましたが、他の区やエリアが駄目ということはありません(念の為)。ただ、名古屋(東海圏)は決して商圏は広くないため、資産性の観点のみから言えば、中心地から離れるエリアであるほど、マンション自体で差別化するしかなく、慎重に物件を選ぶ必要があるとは思います。
少しでもご参考になれば幸いです。
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