【雑記2】「リセールバリューが良い」とは?

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あけましておめでとうございます!(遅い)

新年一発目の投稿です!(遅い)

さて、スムログにはたくさんのお便りが届きます(お便りはこちらから)が、よくご質問文に「~のリセールバリューは?」あるいは「リセールに問題ないか」といった記載があり、常々、そもそもリセールバリューはうんぬん(良いとか、悪いとか)ってどういう解釈(期待)なんだろう?といったことを考えておりました。お便りだけでなく、SNSやマンションコミュニティの掲示場でもよく見かけますね。

リセールバリュー=再販価値ですので、一般的には「買値-売値」(あるいは割合として「(買値-売値)/買値」)で、言葉自体には解釈に差異が生まれることは少ないと思います。

問題はリセールバリューが”良い”と表現した場合にはどの程度を期待しているか。

そこで、Twitterでアンケートをとってみました。
(”のらえもん砲”のおかげで1,761票も集まりました!皆様ご協力ありがとうございました!)

 


結果はご覧の通り、予想以上に票が割れる結果となりました。先に断っておきますが、この質問に正解はありません。あくまで各々の解釈なので。

でも、個人的な感想ですが結構控えめな方が多い印象です。もっと

「もちろん値上がりっしょ~!」(小籔風)

派が多いと思ってましたので(笑)

アンケートのコメント

さて、ここで興味深いコメント(リツイート)いただきましたのでご紹介します。
※個別に掲載許可はとってませんので、削除希望の方はTwitterのDMでご連絡ください。


仰る通り、すでに購入済みか否か、どれぐらい含み益(損)を抱えているかで回答者側の心理は変わってきそうだなと。無論、すでに購入時より数千万円値上がりしている人は当然①の選択肢を選びそうですし、これだけ高値市況で一次取得する検討者の方は、周りから「今は高い」と言われている分、目線は下がってきそうなのは想像できます。(ってことは儲かってる人がそんなにいるのかチクショー)


なるほど、売却時の絶対値というより、ライバル物件と比較した場合の相対評価を表す言葉ではないかと。たしかに質問等でもそういったニュアンスで使用している人は多い気がします。


しまったバレた。。。そうです。③と④は実は逆です。残債はもちろん住宅ローン金利によりますが、仮に1%とした場合はだいたい25%減になりますので。

余談ですが私は個人的には④の解釈だったんです。大した理由はありません。10年で10%しか下がってないってリセールバリュー良いな!って感覚です。


はい、まさにこの記事で伝えたかったことはこれで、各々で解釈が異なる言葉でコミュニケーションをとると容易に認識齟齬が起きるということです。

「リセールバリュー」に限らず、マンション購入では様々な言葉、資産価値、住居性、立地, etc.がありますが、そういった曖昧な言葉を巧みに使って営業をかける手法もありますのでご注意を。(たまにモデルルームで「リセールに期待できます!」とか営業マンが抜かしてきて閉口します。。。)

ちなみに「資産価値」はもっとふわっとした言葉で、単純に「資産価値」=「リセールバリュー」と解釈しているとそれもコミュニケーションロスのもとになりますね。

まとめ

スムログやTwitterで他者へ質問を投げる時は、できるだけ解釈に違いのない言葉を選んだ方がよいですね(もちろん強制するわけではないですが)。

リセールバリューは良い?」と問われても、「値上がりしますか?」「残債割れしますか?」では全く意味合いが変わってきますから。

それでは!

スムログ出張所(マンションコミュニティ)

ABOUTこの記事をかいた人

名古屋在住の独身サラリーマンです。これまでに複数回マンションを購入した経験を活かして購入検討者のお役に立てる情報を発信して参ります! 気になるマンションのご質問は「スムログメンバーへの質問やお便り」からどうぞ!

[寄稿] マンションコミュニティ:スムラボ派出所スレ

6 件のコメント

  • くれよんまりちゃん より:

    こんなの答えは単純明快では?
    「リセールバリューが良い=購入価格よりも再販価格の方が高い」が
    正解であって、これ以外の「価格キープや残渣割れしない」とかは
    曖昧な単なる逃げの解釈。

    そもそも「リセールバリュー」という言葉は
    規格品である車などの中古市場で古くから使われてきた言葉であり
    不動産の様な非規格品で、どれ一つとして同じ物が存在しない物には
    馴染まないのに、不動産業界が無理やりに作った売り文句。

    • こう より:

      期待通りのコメントありがとうございます!

      くれよんまりちゃん様の”単純明快”な解釈は7割以上の方には通じないということをご理解ください。

  • 名無しさん より:

    お便りが届いており、またお便りはこちらとご案内するようであれば、昨日今日に届いたようなものを除き先にお便り返しをするのが礼儀と思います。
    お便り返しをするに足らないご質問ばかりということであれば駄文失礼しました。

    • こう より:

      名無しさん様

      コメントありがとうございます。
      過去に私にご質問いただき返ってこなかったということであれば申し訳ありません。
      今後は優先的に返すようにします。
      ただ、私自身が何をどの優先順位で発信するかは私個人の自由であるのもまた事実です。
      ご理解の程よろしくお願いいたします。

  • 感想です より:

    質問者のリテラシーの問題も多分にあるのは同意ですが、元々はブロガーや有識者の方々が、市況の良い時にリセールバリューや資産性という言葉を使ってきたのを真似してる側面もあるなと思いました。聞きざわりのよいフワッとした言葉を使いたくなるもんです。

    今の市況であれば個人的には2軒3軒買うようなマンション投資家以外は、極論リセールバリューなんて気にせず実需で無理ない範囲の物件買えばいいと思ってます(その方が買った後気が楽ですし、物件固有のバリューより市況の影響の方がデカい)。情報が増えたことでそこまで気にしなくていい層が気にしすぎちゃう時代なんですかね。
    上の2件のコメントについても面白いなぁと思いました笑

    • こう より:

      コメントありがとうございます。
      仰る通り、情報発信する側がふわっとした言葉を使うことにも問題があるのかもしれません。

      勿論、自分(家族)が住む家である以上は住居性を第一に置くことが前提である一方、いつでも売却できるという安心感も得たいという気持ちも当然あるかなと。
      コメントは色々な意見が聞くことができて為になりますね。

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