～子育て世代「脱・東京」近郊へ～どんな街のどんなマンションを選んでいるのか【マンションマニア】

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※YouTube動画の文字起こしverとなります

どうも！マンションマニアです！

マンション価格高騰が止まらないですね～。

ただ、「マンション価格値下がれ！」というのは「マンション建設に関わる人の給与を上げるな！」と言っているようなものですからインフレ時代においては不適切発言でしょうけども…大企業から給与を上げてくれないと中小企業も上げることは難しいですからね…儲かっている分、マンション建設に関わる人の給与が上がっているなら時代背景からすればマンション価格高騰は自然の流れではあると考えます。

マンションを買う人だって勤めている会社の商品などを「高いよ！値下げしろ！」と言われたら気持ちよいものではないでしょう。

時代は変わっているわけでマンションに限らず「値下げ！値下げ！」ではなく「値上げ！値上げ！」で給与を上げていくことも大事なのかな？と。本音を言えばマンションは値下がりしてほしいですけども(笑)

もちろん納得いかないなら買わなければいいわけですから私もマンションの情報を発信する上で『買うことこそが正義』だなんてことは一切思っていません。シンプルに『買うのであればベスト物件を掴みましょう』という発信です。

たまにコメントやSNSで買い漁りだとか言われたりもしますがまったくもってそんなことはありません。嫌なら買わなければ良いと。性格悪いと思っていただいてけっこうです。私はマンションを買おうと前へ進んでいる方の役に立ちたい、後悔はしてほしくないという思いで活動しています。

今のはちょっとカッコつけました。ここまでの話はかっこつけです。ごめんなさい。シンプルにマンションが好きすぎて勝手に語っているだけです(笑)

でも、お役に立ちたいという思いは本当です！！

前置きが長くなってしまいましたが公示地価が発表されたことで各メディアが住宅事情について取り上げていますね。

その中で一番『そうなんですよね～』となったのがこちらです。

地価高騰で子育て世代「脱・東京」近郊へ転出超過1万7000人余(NHKのサイトへ飛びます)

住宅価格が高騰しており都内から埼玉県・神奈川県・千葉県などへの転出が多いですよ～という内容です。

私の場合は分譲マンションを主として活動しているため戸建の事情にはあまり詳しくないのですがマンションのご相談においてはとても嬉しいことに数多くいただいています。

そんな中で記事の通り都内在住で三県＋茨城県で購入される方がとてもとても多いです。ご相談業務を正式な形で開始したのが2016年、そこからコロナ渦直後くらいまでは『都内→都内』なんてのは当たり前のように多かったのですが今は一次取得となれば少数派になりかけています。

『都内→都内』で戦える方の特徴としては

・都心にこだわらない方(一例として板橋区～足立区～江戸川区～など比較的マンション価格が抑えられているエリア)

・そもそものご年収が高い(年収1000万円では厳しく年収1500万円～年収2000万円クラスでないと東京湾岸エリアなどの便利な場所で買うのが難しい時代)

・ペアローン(ピンで都心で広い部屋を買うってのは大手企業でも厳しい時代)

・含み益がすごい(売らなければ含み益を手にすることはできないものの売れば3000万円戻るという人とそうでない人では背伸びのしやすさが大きく変わってくる)

あとは～

・親パワーがすごい人

ですね。使えるものは使いましょう(笑)

私は風呂なしアパート住まい(途中から風呂ありに)で酷すぎる環境がきっかけでマンションマニアになった経緯があるので親パワーがある人は正直羨ましいと思うものの本当に使えるものは使ったほうが良いです。

こんな感じでしょうか。

ごくごく一般的な収入層の方は都内の住みたい場所で購入するのはなかなか難しい時代です。どこでもよければ買えるにしても住みたくない都内の街なら住みたいと思える都内以外のほうが良いとなることに違和感はないです。

では都内から転出している方がどんなところを選んでいるのか？

個別相談会の1つ1つの細かい情報は当然守秘義務があるのでおおまかにはなってしまうのですが、マンションとなれば多くの方が『資産性』も重視します。

となれば『戸建とバッティングしない立地』『周りに戸建があっても選ばれるマンション』が主となってきます。

一概には言えないのですが基本的に近郊・郊外は戸建とバッティングするようなマンションは資産性が厳しい傾向にあります。

都内でも都心以外はそうですがマンションの資産性を求めるなら戸建とバッティングしない立地で購入したほうが良いです。わかりやすく言えば『戸建では住めない立地』ですね。

駅前であったり戸建が建てられないエリアであったりするかどうか。

周辺に戸建があったとしても大規模マンションであるなどの特徴があれば強いですね。

もしくは周りの戸建がめちゃ価格が高くてそれよりもお安い価格であると。でも最近はそのパターンは減っちゃいましたね。マンション価格が高い時代ですので。

マンションが売れ線のエリアで購入したほうが手堅いでしょう。

そして当然ではありますが『利便性』と『住環境(教育環境)』も求めます。

利便性に関しては路線力、日常の買い物利便性です。となれば大きな駅を選ばれる方が多いです。「どこに住んでますか？」と聞かれて駅名で答えられるような大きな駅です。

住環境(教育環境)については言語化が難しいですが…年収がどうだからとかは私も言いたくはないですが現実問題として自分たちと同じような人たちが住む街のほうが選びやすいですよね。

それで実際にどんな街を選ばれることが多いのか。

あくまで私のご相談者様という狭い世界の話ではありますが、

［埼玉県］

・川口
・南浦和
・浦和
・武蔵浦和
・さいたま新都心
・北与野

上記はめちゃ多くて続いて

・越谷レイクタウン
・浦和美園
・和光市
・志木
・獨協大学

などもちらほらといらっしゃいます。

［神奈川県］

・武蔵小杉～日吉

上記はスペシャル多いですね。

・宮前区
・青葉区
・川崎駅
・港北ニュータウン
・新百合ヶ丘
・海老名

この辺りも多いです。

横浜駅周辺やみなとみらいなどのご相談も多いですがそちらはみなとみらいが好きだから～なので今回の話とは別物ですね。

［千葉県］

・新浦安
・海浜幕張
・総武快速線停車駅
・流山おおたかの森
・柏の葉キャンパス

上記はとても多いです。

価格抑え目系ですと

・八千代緑が丘
・千葉ニュータウン中央
・南船橋

が多いです。

利便性重視で

・松戸
・柏

も多いです。

［茨城県］

・つくば

つくばはかなりのかなり多いですね～！！

続いて

・研究学園
・守谷

も多いです。

あとは都内→都内ですとやはり多摩ニュータウンエリアを選ばれる方が多いです。とくに新築もある多摩センターは多いですね。個人的には若葉台や南大沢などもご紹介するのですが最終的には多摩センターで購入される方が多いです。

流しながらなので漏れがあったらごめんなさいですがこんな感じです。

お詳しい方であれば『手堅いとこばっか紹介しやがって』と思うでしょうけどもそりゃ人生で一番高い買い物なのですから手堅いところのほうがご紹介しやすいです(笑)

その手堅いというのは資産性だけではなく当然住み心地満足度も含まれています。ご提案する際はしっかりとヒアリングしてその方に合った街とマンションを優先しています。資産性も見ますがまずはどんな街が合っているのかから入ります。そのあとにその街ならこのマンションを買っておけば大丈夫なものをご提案すると。

もちろん今回話に上がらなかった街以外はダメだなんてことはまったくもってありません。あくまで一例です。流しながらなので漏れもあったはずです。

近郊・郊外で買うにしても『移り住んでよかった』と思える街とマンションを選びましょう！！