お便り返し(74)部屋の内寸を教えて欲しいのに教えてくれない

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こんにちは、やまちゃんです。

スムログをご愛読のボクシングファンの皆さま!ついに来月7月25日、ボクシング井上尚弥選手のWBC・WBOスーパーバンタム級世界戦ですね!対戦選手のフルトン選手はKO率が38%とハードパンチャーではありませんが無敗の戦績で、フルトン自身もこれまで9人の無敗の対戦相手に競り勝って来たタイプの粘り強いボクシングをする強敵です。

スーパーバンタムの選手はやはり体がデカいです。それでも井上選手相手に12ラウンド戦ってポイントアウトして勝つなんて芸当はあまり想像できず、逆に井上選手は過去デカい相手は難なくKOしており、今回も一方的な展開でKO勝利してくれるんじゃないかと期待しております。スーパーバンタムは残り2団体のベルトを別の選手が持っており、早ければ今年中の2階級連続・4団体統一も夢ではありません。これは本当にめちゃくちゃ凄いことです。。。

スムログでは、これからも全国のボクシングファンの皆さまに楽しんでいただけるよう最新のボクシング情報を提供して参ります!

、、、違うか!

井上尚弥vsスティーブンフルトン

井上尚弥 vs スティーブン・フルトン


差出人:なつみかん

【新築マンションの部屋の内寸をなかなか教えてもらえないのですが普通のことなのでしょうか?】

大手デベロッパーの都内新築マンションを契約しました。
部屋の内寸を販売社の担当者に質問したのですが、「未定」「参考値しかわからないから」「設計部門に確認が必要」などの理由でなかなか教えてくれません。こうしたことは普通のことでしょうか?

マンションの素人からすると、未定とはいっても設計図がある以上は、そこに数値が載っていると思うので、いかにも不誠実な対応に思えてなりません。安くない買い物をしたのに、部屋のサイズさえも教えてもらえず、そのデベロッパーのマンションを契約したのが間違いだったのか後悔し始めています。

「内寸は内覧会までわからないのが普通だよ」「図面上の数値も教えてくれないのはおかしいな」
などご意見をいただけますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。


ご質問ありがとうございます。回答いたしますね。

対応としては、良くある話だと思います。完成前の部屋の内寸を知りたいのであれば、建物が完成するまでは分かりません。

恐らく売主側は、なつみかん様が欲しがっている内寸が「精緻な数字である」という前提で、情報を出し渋っています。

売主は、どのお客さんがトラブルのリスクを孕んでいるのか正確には読めません。中にはすごく細かいお客さんもいて、下手に設計図書の写しを渡してしまうと、トラブルの種になってしまいかねません。

情報を出すリスクをどれくらい許容するかの差はあるでしょうが、「動かぬ証拠は出来るだけ渡したくない」のが本音だと思います。

そもそも設計が変わることもあります。図面では成り立っているように見えても、現場で納まりが悪く設計通りに作らない(作れない)こともあります。

登記簿記載の内法面積も、建物が完成しないと計測できません。造作家具にせよオーダーメードのカーテンにせよ、現場で採寸します。ものが完成しない内は測れません。

マンションは建設現場で職人が重機なり道具を使ってアナログに組み立てる以上、家電やスマホなど精密機械のように寸分違わず設計通りに精緻に作ることは不可能です。

なつみかん様の「数字を出さないのは不誠実である」というご意見はとてもよく分かります。一方で、売主側の「不正確な数字を出すのは不誠実である」という立場も理解をされると宜しいかと思います。

 

まぁでも、設計図書のコピーだけでも何とかもらえたら良いんですけどね。。

こればかりは当ててみないと分かりませんが、可能な限り売主に対しては、「何に使いたいかの用途を明示」して、「数字がズレても問題ないですよ」「図面が現物と違うことは分かってますよ」「写しに逃げ口上でも打って下さい」といった風に、「私は面倒なお客にはなりません」というコミュニケーションを心がけて、売主の警戒を解くことだと思います。

これまでのやり取りで、「設計図あるだろ!」「こっちは高い買い物をしたんだよ?」「不誠実じゃないか!」というコミュニケーションを取っていたら、売主は余計に設計図書を出しにくくなってしまいます。トラブルが怖いので。

 

なつみかん様がどこまで精緻な数字を欲しがっているかにもよりますが、単純にパンフレット図面集の間取り図を物差しで測れば良いように思いますが厳しいでしょうか?(それが嫌だから担当に内寸を聞いているのだと思いますが一応)。

例えば間取り図の縮尺が1/80だとして、2mm誤差があったとしてもせいぜい実際の誤差は16cmです。図面には壁芯で数字も書かれていますし、間取り図を拡大コピーして測れば、誤差をもっと小さくはできそうです。家具の配置など高さも影響する話なら梁や下がり天井なども気をつけて下さいね。

間取り図を測る方法はたぶん解決になっていないと思いますが、このご回答でお伝えしたいこととしては、今回のことを理由にマンションを契約されたことを後悔される必要は全くないということです。根っこの問題はどの売主であれ同じで、あるある話です。

私は営業マン時代に出したことありますが建築部の許可が必要でした。モデルルームには置いてないし、ものがデカくてぱっとコピー取れるような代物でもないので、いち営業マンが扱うのは大変です。

図面には「これは設計図書で実際とは異なります」みたいな逃げ口上の印鑑をがっつり押しましたし、お客さんに誤解のないよう説明もしました。各社対応は異なるでしょうし詳しくは全く知りませんが、設計図書は絶対に出さないというスタンスの売主がいても驚かないです。

以上、参考になっておりましたら幸いです!

 
注釈:
記事の内容は、当方の個人的な見解・意見であり、その内容に関していかなる責を負うものではありませんので予めご了承下さい。

ABOUTこの記事をかいた人

スムログ担当者です。その昔、某デベで新築営業した後、Web業界に転身しました。妻と子供5人(7歳双子、5歳、3歳、2歳)、7人家族の親父業をやってます。

こちらのサイトでも担当者やってます。
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