お便り返し-51 築年数が40年以上の物件を購入するときに見るべきポイントは?【DJあかい】

スポンサードリンク

松田聖子「裸足の季節」1980年


はい、それでは参りましょう!

差出人: とりとり

メッセージ本文:
立地と価格がほぼ完璧なマンションを見つけましたが1980年築の物件でした、
当然旧耐震基準で建てられており、耐震診断、耐震補強の実施予定も現状ではないとのことです。

旧耐震基準の物件を買うことに加えて、築年数が40年以上の物件を買うことのリスクについてご教授いただけますでしょうか。

ちなみに物件価格は安くないため、30年ローンは必要になると思います。

以上よろしくお願いします。


1980年というと松田聖子が「裸足の季節」で歌手デビューした年ですね。
古い中古マンションであれば、まず重要事項調査報告書と修繕履歴と長期修繕計画書を見てください。
築40年ということであれば、大規模修繕を2-3回は行っていると思います。まずその内容を確認してください。
外壁塗装や屋上防水、給排水設備の交換などはちゃんと行われているか。
行われているようであれば、修繕積立金の貯まるスピードは次の大規模修繕(長期修繕計画書を見て確認ください)に間に合いそうかどうかを確認します。
修繕一時金の徴収履歴や大規模修繕の際に金融機関からの借り入れがあったりすると要注意です。今後まとまったお金が必要になる可能性が高いです。
あとは共用部の状態の目視とか状況の確認。転校生が学校見学するつもりで見てください。雰囲気が合うか、と。
40年経っているマンションはある意味これまでの成績が出ているので、それをきちんと精査すればよき管理を買ったのと同じです。
新築だとどうしても先は読めない、メンバー次第となってしまうので。そういう意味では安心かもしれません。
他には周りで建て替えが行われているか、本マンションを建て替えるとしたらネックになる条件はないか(建築後の法令変更に伴う容積オーバー等)、建て替えの予定はないか(せっかくやったリフォームがパーになるため)を確認するとよいかもしれません。
他には?ご高齢の住民が多いと思いますので冒頭の「裸足の季節」みたいな懐メロの話が通じると仲良くなれるかもしれません。
健闘を祈ります。

前に近い質問を答えていますので良ければ参考にしてください
お便り返し-37 旧耐震マンションを検討する際に気を付けることは?【DJあかい】

ABOUTこの記事をかいた人

マンションコミュニティの皆々様方、ごきげんよう。不動産業界に身を置くDJあかいと申します。 この度、スムログという多くの人の目に触れる晴れの舞台をいただきましたので、普段のブログと一味違った学びのある記事を発信していきたいと思います。

運営ブログ
DJあかいのマンション総研

コメントを残す

「コメント」と「名前」は必須項目となります。


※個別物件への質問コメントは他の読者様の参考のためマンションコミュニティの「スムログ出張所」に転載させて頂く場合があります。
※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)