メイツ深川住吉のモデルルーム訪問してきました。

読者様から「湾岸の妖精は、江東区北エリアのマンション事情に興味はありませんか？特に住吉は周辺に新築マンションが供給されていてアツいエリアです。【メイツ深川住吉】を検討しているので、ぜひ行ってみてください」というメッセージを頂きまして、それならばと行ってきました。

メイツ深川住吉のモデルルームは、住吉駅B1出口からすぐ。このあたりでは一番大きいライフ深川猿江店の斜向いにあります。マンションギャラリーから5分程歩くと現地に到着します。小名木川沿いには多くのマンションが立ち並んでいて、ファミリー居住が増えているエリアです。そして本物件は、住吉エリアでも最大規模の444戸となります。

GoogleEarthで疑似航空写真で確認してみましょう。元々名鉄運輸が合った場所が、マンションに建ち変わります。下の真ん中、平べったいのがメイツ深川住吉の建設予定地です。

北側が小名木川。東側が近い規模のイーストゲートスクエア（2013年・15階建て・365戸）です。南側は戸建て街のため、5階以上なら抜け感があります。

建物形状はコの字になっており、空いている部分が北側となります。こちらにTSUTAYAと提携した3階建ての共用棟があります。

共用棟はかなりおしゃれに作られていて、北側に吹き抜けガラス張り仕様。1万冊の蔵書を片手に小名木川向こう側の桜の樹を見てもらおうという企画です。

（画像出典：メイツ深川住吉公式Webサイトより）

けっこう広く取られていてこれだけのものがあれば、通常めっちゃ押してくると思うのです（少なくとも湾岸物件ならそうする）が、コンセプトムービーでサラリと流されるだけで、さほど強調された印象はありませんし、営業さんもほとんど触れられませんでした。なんでかな・・・

（画像出典：メイツ深川住吉公式Webサイトより）

お部屋の方ですが、ぶっちゃけ長谷工施工の田の字なので、最近のマンションとさほど仕様は変わらず。御影石キッチン・食洗機あり・ディスポーザあり・魔法瓶浴槽あり・ミストサウナあり・温水式床暖房という感じです。

二重床二重天井はいいのですが、共用廊下に面する窓が格子で目隠ししながらも通風ができるような配慮がされてないのが気になりましたね。上下分割式の可動式ルーバー面格子ってちょっと前までの標準装備だったと思うんですが、これも省かれてました。アルコーヴが消滅した今、共用廊下がまっすぐになったんだから、今こそ必要な装備だと思うんですけど、違うのかな。

↓可動式ルーバー面格子の例：

（画像出典：シティハウス練馬武蔵関より）

あと、地味に順梁の1900mmサッシです。ルーフバルコニー付き住戸は天井高2400mmなのでお気をつけください。それ以外は2450～2500mmとまぁ普通。モデルルームもその高さでした。

手洗いカウンター付きなのにタンクレストイレでないの設定に？？？ととなりましたけど、そこはまぁご愛嬌。オプションバリバリ入れたモデルルーム住戸もタンクレスじゃなかったので、付けられないのかもしれません。

お値段ですが、坪単価300万弱くらいでした。先着順販売の価格表を渡されてそこは低層階メインで空いていたのでそれより若干安く感じました。自己日影がかかる東棟の低層階は272万～280万円くらい。日照に問題が無い南向きの中住戸は310万円～320万円くらいで、角部屋は330万円程度です。

タワーマンションとはまた違うのでなんとも言えないのですが、結構しますね。ただ、半蔵門線を使えることもあって、江東区北もここ数年で一気に坪300ゾーンに突入しています。周辺新築相場から見ると大規模であることのプレミアムはほぼ無くて、階数による差もさほどないので、狙い目かもしれません。

11月初旬に売り出す第二期販売で西棟の低層階を3LDK5300～5400万円で売り出すかもって営業さんがおっしゃってました。お隣との関係で冬至は一切陽が入らないのですが、それでも普段部屋におらず、共働きで新築が良いって人の福音かもしれませんね。あと管理費は平米あたり200円と、驚愕の安さでした。

ちなみにお隣は、築5年ですがほぼアウトフレーム・アルコーヴ付き・タンクレストイレ仕様・可動式ルーバー面格子ありと、やっぱりこの5年の差は感じますね・・・

いろいろ勉強になった一日でした。また、湾岸以外のモデルルーム訪問した時にはこちらで触れるかもしれません。

スポンサードリンク