こんばんは、やまちゃんです。毎日暑いですね~。ここ2-3年、夏バテするようになりまして体調管理のため色々買うようになったのですが、良かったなというものをいくつか手短にご紹介します。
- 羊のいらない枕 – ずっしり重いゲル状の枕で、表面がメッシュ構造で頭が蒸れにくく夏場も大丈夫です。普通の低反発枕より頭を全体で支えてくれます。長らく枕難民をやってましたが、自分的にはだいぶ理想に近いです。こちらは標準タイプで、横向きで寝る方は高めタイプの商品が良いと思います。
- グンゼ靴下 – 男性向けです。とにかく脱げにくい。元はドンキホーテで売ってたのですが最近見なくなりまして、ネットで探したらありました。カカトの変な模様は少し気になりますが、脱げにくいの1点突破で買いの商品です。
- エアコン風よけカバー – 夜にエアコンをつけて寝るとき雑魚寝になりがちで誰かに冷風が当たるんですね。そのため風よけカバーを買いました。色んな商品がありどれが良いのか分からないのですが、失敗したときのダメージ回避のためにうちでは安いものを買いました。取り付けは両面テープなので注意が必要です。
- アリナミンEXプラスα – 栄養剤は奥が深いですが、これが一番効く気がします。αなしより、ありの方がいいです(ビタミンB2補給の効能があるそう)。マツキヨにあるような廉価版もダメでオリジナルがいいです。ナイトリカバーも良かったです。カフェインありで良ければ、キューピーコーワゴールドαプレミアムが割安でおすすめです。
- レイコップ ハンディクリーナー – 夏に関係ないですが最近買った中ではベスト商品でした。USB-C充電のお手軽さでありながら吸引力は十分です。床の髪の毛、ホコリ、乾いた食べこぼし、消しゴムのカスなどちょっとしたものを掃除するのに超絶便利です。Amazonの点はそれほど高くないですが、自分的には良かったです。
それでは、ご相談に参ります!
差出人: 教えてください
メッセージ本文:
いつも楽しく拝見しています。
予算の考え方について、個別性が強いとは思いつつも質問させてください。
子供の教育費について、最近購入される方はどのくらい余裕をみて備えておられるのでしょうか。
エリアによっては中受、小受が珍しくもなくなってきており、例えば子供2人ともなれば時期によっては月間10万〜20万超えの支出が数年間続く事もあろうかと思います。
かたや、住居の方は思い切った金額にしないと資産性を期待し難い状況かと思います。
頑張った金額の住宅ローン+子供2人で考えると世帯年収1500万円程度でも無理ゲーなのではと思いまして、、、
皆さまが見聞きされた中でお聞かせ頂けるような事例はありませんでしょうか?
よろしくお願いいたします
ご質問ありがとうございます。回答させていただきます。
住宅ローンの支払いに加えて、子供の教育費、大変ですよね。「頑張った金額の住宅ローン + 子供2人で考えると世帯年収1500万円程度でも無理ゲー」というのは、そのように感じられても無理はないかと思います。
教えてください様が「個別性が強い」と仰せの通りで、端的に言うとめちゃくちゃ家庭によりけりです。小さいお子さんがいらっしゃるご家庭なら横つながりで話は入ってきますね。(参考までに、私は東京港区住まいで周辺は大規模なタワマンも多く親御さんが教育熱心なエリア在住です)
身の回りのパパママの知り合いから聞いた話だと、小学校受験のために幼児教室、中学校受験のために塾に重課金している人は普通にいます。有名私立の小学校に受かったからという理由で引っ越しまでした人もいます。
小学校までは普通に公立でという人が多数ですが、中受をさせると決めている人、その時に考えるという人で半々です。中学も公立に行かせると決めている人はむしろ少ないです。
また全く何も習い事をやっていないという家庭はあまり聞きません。
傾向としましては
- 子供が1~2人だと重課金は少なからずいる
- 3人以上は省エネになりがち
住宅にも教育にもしっかりお金をかけている、夫婦共働きで収入は決して悪くなさそうでも詳しく話を聞くとやはり無理してそうな家庭もあります。多少の負荷がかえってモチベーションに繋がるという人もいて、それはそれで良いと思いますが。
私の意見をお伝えしますと、
住宅を買うならやはり将来性ある坪単価の高いエリアで買った方がいいと思います。今、一次取得する方は本当に大変だと思いますが安物買いで残債割れは困りますからね。
その代わりグロスを下げるために狭さを飲むのが一番簡単です。家が狭いと不満はあると思いますが不幸にはなりません。稼ぎが良いのにお金がないと不幸を感じやすいと思いますので、狭さの許容は不幸を回避するための保険だという考え方です。
教育費は上限ありきだと思います。子供1人に対して月10万円の教育をかける家庭があったとして、じゃ2人いたら月20万円になるでしょうか。現実的にはならないと思います。
実際には、
- 子供が1人だったら月10万円
- 子供が複数人いても月10万円でなんとかする
なぜなら掛け算しちゃうとすぐに「無理ゲー」になるからです。
- 子供が1人だと10万円の課金プレイができる
- 2人だと5万円
- 3人だと3万円
ご質問に話を戻しますと、「住居の方は思い切った金額」「子供2人ともなれば時期によっては月間10万~20万超えの支出」の根拠が、お知り合いの家庭の話をベースにされているようなら、その家庭環境も勘案した方が良いです。
そもそも安い時期にマンションを買ったという家庭は多いです。この場合はローン負担がすごく軽い。親が買ったマンションに住んでるとか、購入の際に親援助を受けた人もわりといます。
教育については、子供が1人だったらやはり教育費はかけやすい。そうせざるを得ないというのもあると思います。
子1人だと家庭でのコミュニケーション経路が
子 ←→ 親
のみになりますが、親もヒマじゃなのでいつでも構ってられる訳じゃない。かといって家でずっとテレビ見せたり、スマホをやらせたりする訳にもいかないでしょう。
都会のマンション暮らしで、近隣との付き合いが億劫とか苦手で外との接点が少ないと、足らずの環境をお金で解決する必要が出てきます。1人だから予算はなんとかしてあげようとなるし、実際にできる。
では子2人なら、そんな子1人の家庭と同じことをしようと頑張るか?
もしそれで消耗してしまうなら、やっぱり回避した方が良いんじゃないかと思います。
実際のところ、無理ゲーになってしまう本質的な要因とは「世帯年収」ではなく「ゲームの難易度設定」ではないでしょうか。
子供の教育において、
- 習い事をさせて高学歴を獲得させてあげたい
- 子供が複数いてもきちんとお金をかけて教育してあげたい
- 他所の家庭よりも上手にやりたい or せめて負けたくない
同様に住宅選びにおいて、
- 資産価値上昇を見込める物件を買いたい
- ゆとりがある広い住居を買いたい
- 子供には1人1部屋を与えたい
「教育」「住宅選び」の個々の価値観がさらに超合金魔合体を起こすと、そりゃもうクリアできない「高難度のクソゲー」完成です。残念ながら。
仕事をめっちゃ頑張って世帯年収をあと200~300万とか上げられたところで、それで手取りはいくら増えるんだ?となると、やっぱりクソゲーには変わりなく、多少の年収増で吸収できるものではないでしょう。
今回のご質問の意図は「予算の考え方」とのことで、これはもう初めから「ゲームの難易度設定を下げてしまう」が適解ではないでしょうか。
コツとしましては「後になって状況が変わったときに路線変更できる余地を残しておく」ために、今は要求水準を下げておき不可逆になる選択肢を避けることだと思います。
いくつか具体的に挙げますと、
- 住宅は流通価格の維持・何なら値上がりが見込めるエリア(=坪単価が高い)マンションを多少狭くとも選び、後で必要になれば手出しなく住めるような広い(=坪単価が低い)マンションや戸建てに引っ越しを検討 → 逆コースはしんどい
- 子供2人は幼少期の間は1つの部屋に押し込んでおいて、後で必要になれば上記1のような引っ越しを検討 → 逆コースはしんどい
- 学校はいったん公立で考えておき、後で必要になれば私学を検討 → 逆コースはしんどい
- なんなら幼少期に出費できる教育費を積立の投信にでも回して蓄財する → 教育出費を高校・大学まで温存
私はまだ上の子が小学校低学年なので偉そうなことは言えませんけども、公立の教育カリキュラムは良くできていると思いますね。子どもの成長に沿って理解しやすいところの学習が出来るようになってます。先取りしすぎは、子どもの素養にもよりますが少し非効率ではないかと。
ミッション車で例えると、まだLowの速度しか出てない子どもに2速を入れてしまう、2速の速度しか出てないのに3速入れてしまう。それでエンジンの回転数が足りなくてトルクが出ずにエンジンがガクガク言ってる。エンストしそう。なのにドライバー(親)は「このクルマ性能悪いな」ってイライラしてる。
他所の先取り教育を見ていて、そんなに急いでどうするの?と感じることはままあります。
それが正解かもしれませんし何とも言えませんが、子が小さい内は子供同士でギャーギャー遊べる輪の中に放り込んでトラブルを沢山経験させた方が大人になってから社会適応性が高くなるのではないでしょうか。(きょうだいが多いとその点では有利で、親の体力が許すなら子の教育に頭を悩ませるよりも下の子を生んであげる方がいいですね)
教育の資金効率としては重課金を10年遅らせて、高校受験くらいで「伸びる方向性」がはっきり分かってから背中を押してあげる方がコスパは良いと思います。(仕事で新規事業やってる人とか分かると思いますが、いくつか立ち上げてそのうち伸びて来たものを見極めて背中を押す方がよほど上手くいきます。でも、最初は分からない。)
10年間は資産形成に励んで将来の教育費にぶっ放せる残弾を多くする方が、後々の負担感が軽くなるのではないかと。
単なる持論なんですけども、運用している金融資産額の年間5%くらいなら贅沢消費に使ってよし、などのルールがあると良いですよ。
3000万円運用してるなら年150万円の贅沢OK。税金とか細かい話は置いておいて、5%の利回りを出してたら5%使ってもお金は減らないよね?というだけの話ですが。
不労所得の雪だるまをある程度大きくしておくと、お金って本当に減らなくなります(=お金の心配が急速になくなります)。300万を600万にすることと、3000万を6000万にすることは同じですが、家計に与えるインパクトは全然違います。だから若い頃の入金力(=贅沢回避)は大事です。
周りの親御さんやご家庭との関係性、子供同士の友達関係などで、ある程度の同調圧力もあるかも知れませんが、基本的には他所の個別事例を見て意思決定をする必要はなく「よそはよそ、うちはうち」とやり過ごすことも1つの選択肢です。
話が散らかったのでまとめますと、無理ゲーを回避しようと思うと、それは親側の「ゲームの難易度設定」に行き着きますので、教育費は家計の身の丈に合わせた上限値を設けてやると楽になるんじゃないかと思います。個人的な意見としては、都心の狭いマンション・省エネ教育・蓄財です。
(上記はただの意見なので異論はいくらでもあって良いと思います。勝ち確ルートが見つかると良いですね)
以上となります。
注釈:
記事の内容は、当方の個人的な見解・意見であり、その内容に関していかなる責を負うものではありませんので予めご了承下さい。
記事の内容は、当方の個人的な見解・意見であり、その内容に関していかなる責を負うものではありませんので予めご了承下さい。