大阪タワーさんが、すばらしいエントリーをスムログに投稿されていたので、私も1年ぶりくらいにスムログの管理画面を開きました笑
この数年間、マンションの理事会活動から遠ざかっていましたし、熱心に理事活動をしていた前のマンションからは引っ越してしまったのですが、現在の居住マンションで再びタワーマンションの理事になりました。そろそろ半年が経ちます。
前回と違うのは、
・共用部がほとんどないマンションであること
・自分自身がマンション管理組合を相手にする商売を始めてしまったため、抑制して活動することを心がけていること
の二点になります。年を取ったので目に見える成果を求めなくなった、ともいいますし、子どもができたので平日夜中や土日を積極的に潰してまで理事活動に邁進する気が起きなくなりました。
大阪タワーさんの記事やこの記事を読んで「よし!自分もマンション管理組合の理事になってみよう!」と思っても、実は理事になった最初の年は裁量的経費はほぼないと思ったほうがいいでしょう。というのも、マンション管理組合の総会で今期の予算が承認されている以上、執行組織である理事会は、管理費としていくら黒字が積み上がっていてもそれを好き勝手に使うわけにはいかないからです。つまり、マンション理事を本格的に行うなら来年度の予算にやりたいことをきちんと予算化できる2年めからが本番、となります。
私も、今年度の活動は、昨年度の理事たちが残した予算案に基づいているため、「お金がかからない政策」の省エネモードしかできません。
これを書いてしまうと勘の良いスムログ読者ならわかってしまうと思いますが、今のマンションは1500戸規模。日本のマンションの中でも上から数えたほうが早いほどの超大規模といってもよい規模なのに、共用施設がほとんどありません。
「2Fのパーティールーム」「20Fのパーティーラウンジ」「ライブラリー」「会議室」「キッズルーム」たったこれだけです。
共用部てんこもりのタワマンから引っ越すとあまりにも簡素にはなったなーという感想がありつつも、共用部が少なくていいことは、モノが壊れないしやれることが少ないので理事会の審議時間が短くて済むことですね。
さて、前述の通り、理事1年生としてはできることは少ないと感じているので、最初に行った提案としては、
1:理事会や部会の開催は、従前飾り気もなく外も全く見えない会議室で行っていたのだが、これからはパーティールームもしくはパーティーラウンジが空いていればそこで開催する
2:2回に1回は各自持ち寄りで理事会後に懇親会をする
このたった2点でした。
1点目は、できるだけ明るい雰囲気の部屋か開放的な眺望のもとで理事会や部会を行いたいというものです。アイデアは会議室ではなくもう少しリラックスした場所こそ出ます。20Fのパーティーラウンジは眺望が良く、遠くのエリアまで見渡すことができます。自分のマンションだけでなく、街やその先を見ながら理事会役員同士でアイデアを出し合うきっかけを作りたかったのです。
2点目は、建物の管理を超えたものを生み出そうと考えているのであれば、まずは理事同士で懇親を深めて、お互いのキャラや考え方をわかった上で、このマンションを良くするための提案していこう、というものです。それなら飲酒が禁止の会議室ではなく、パーティールームが必要、ということでもあります。
この2点はとても大事なことだと思っていて、「失敗しない管理」をしたいだけであれば、余計なことはせず管理会社の提案をきちんと良く聞いて、コストコントロールさえしっかりできれば、大規模マンションはそこまで失敗することはありません。しかし「このマンションを盛り上げたい」とか「管理でこのマンションを良くしたい」「流通価値を高めていきたい」という思いで管理をするのであれば、少し視座を高くする必要があります。
理事会の主要なメンバーとコミュニケーションができ、このマンションをもっと盛り上げたいよね、という雰囲気を醸成したうえで次に私が提案したことは…ちょうど今月末に理事会の豚はるぶー氏こと應田治彦氏とビッグサイトで対談するので、そこでお話しすることにいたします!
マンション総合EXPO 2024内マンション管理組合サポート展
5/31(金) 15:00-15:40
事前登録はこちらからお願いいたします
「攻めのマンション管理とはなんぞ?」実は私もまだよくわかっていませんが笑
対談までにはるぶー先生となんとか仕上げることにいたします。会場でお会いしましょう!
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