こんにちは。DSアキです。
前回までの記事では、東京都内・千葉県・埼玉県についてエリア×築年数別に中古マンションの平均価格をご紹介いたしました。
第四回は、神奈川県をピックアップして築年数別の価格をご紹介させていただきます。
※算出には、実際の中古マンション成約事例をもとに住まいサーフィンで集計加工した相場データを使用しています。
まずは参考として、神奈川県の中古マンション相場がどのくらい上昇したかについて簡単にご紹介します。（平均価格の一覧だけ見たいという方は、下の方までスクロールしてください）
神奈川県 築年別 中古マンション価格推移
マンション市況は2012年頃から上昇相場が続いていますが、2020年より価格は一段と上昇しました。
神奈川県においても、2019年と2023年の築1-10年平均価格を比較すると、約1,200万円の上昇が見られます。
つづいて、築年数別の価格差についてもご確認ください。
2023年の築1-10年と築11-20年を比較すると、2割弱の価格差があります。
他県と比較しわずかな差ではありますが、築年数による価格差が小さく、年数が経過しても価格維持されている傾向が見られました。
ということで、ここからは実際に2023年6月時点の中古マンション相場データをもとに、エリア×築年数別に70㎡平均価格をご紹介していきます。
神奈川県 築年別 中古マンション70㎡平均価格
神奈川県では、中古マンション価格が6,000万円を超える区も多くなっています。
横浜市・川崎市の人気エリアでは、5,000万円以下のマンションを購入することが難しい現状です。
東急東横線沿線は特に人気が高く、同じ区内であっても路線による価格差が大きいです。
川崎市中原区 駅別 中古マンション70㎡平均価格
※駅徒歩15分以内のマンションを集計
武蔵小杉駅と武蔵中原駅は隣駅であるにも関わらず、2,000万円以上の価格差があります。
このように路線による価格差は大きいため、人気路線を外せば横浜・川崎でも比較的安く購入ができるエリアもまだあります。
具体的には、JR南武線・JR京浜東北線・市営地下鉄ブルーライン・京急大師線の沿線では、4,000万円台で購入できるマンションも存在しています。
人気ではない＝資産性を重視する方には不向きですが、すぐに引っ越す予定がなく5,000万円以下で買えるマンションをお探しの方には狙い目路線といえるでしょう。
街の雰囲気は実際に行ってみないと感じられませんので、広域で探している方は一度足を運んでみることをおすすめします。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました！
次回もよろしくお願いいたします。
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