持ち寄りタワマンパーティーに慣れてきたら?ブラインドテイスティングで盛り上がり必至!

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5/8に新型コロナが感染症法上「5類」に移行するのを前に、3月13日からマスクの着用を個人の判断に委ねられましたね。

これまでワイン会の持ち込みにウニ、牡蠣は盛り上がったよ!という話を2回ほど書きました。

持ち寄りタワマンホムパに招待されたらどうする?築地場外で殻つきウニ購入がおすすめ!合言葉は「今年、もうウニした?」


今回は、つくる手間がなくイベント感が出て、これからの時期ソーヴィニヨン・ブランなどさっぱり系の白ワインにもあう「殻つきウニ」と、加えて「岩牡蠣」のご提案です。

タワーマンションワイン会(3) potluckでザ・タワー横浜北仲 ハレとケとケガレ


ここで牡蠣&岩牡蠣タイムに突入。ウニが前回より小さくなった?と思うほど岩牡蠣が大きい!

ワイン会を記事化した初回はこちら。

タワーマンションワイン会(1) パークコート渋谷ザ・タワー パーティールーム パリスの審判

今回、いつものメンバー+αのワイン会が初回のパークコート渋谷ザタワーに回帰。(ローテーション化しつつあるので他のタワマンのお誘いゆる募です!)

今回のフード&ドリンク決定プロセスの流れと、当日の盛り上がりが大きかったので、タワマンワイン会&パーティーシリーズとして記録しておきます。もし参考になる方がいれば!

ワイン決定の流れ

今回、きっかけとして牡蠣だけ決まっていてウニは季節外れなので食材は…と思ったらありがたいご提案。以下、引用はDMグループのリアルな発言内容(私とはるぶーさん以外は匿名:生の会話のぶん長いので、飛ばして読みたい方は目次でジャンプ!)。

生きた車海老なんか取り寄せようかなとは思ってました

となると次はワイン決定の流れ。

「タビーさん、牡蠣だとベタに行くならシャブリですか?シャルドネが好きなんですが」
はるぶー「シャブリが被りまくりそうとか思ってた」
「ムルソー調達で持ち込みます」
「シャルドネ派なのでぼくはシャルドネ持ち込む予定でしたw」
タビー「個人的にシャブリ得意じゃないので、ブルゴーニュorカリフォルニアのシャルドネのつもりでした。」
「明日持ってくのは全然関係ないやつだとは言えないw」

シャルドネ祭りは決まりました(ムルソーもシャブリもブドウの種類はシャルドネ)。そして気になる全然関係ないやつ。お高いやつらしく落ち着かせるためにも事前配達とのこと。

「配達しました~」
受取done

名前を呼んではいけないあのワイン

名前を呼んではいけないアレ


なんか、二人のサインが書かれた高そうなワインにのみある包みの向こうに、名前を呼んではいけないあのワインの名前が透けちゃってますけど~!
アレの名前も出ちゃってますが自然な流れでイベントまで決まってきました。今回は芸能人ならぬマンクラ格付けチェックです!
そして、おあつらえ向きに「名前を呼んではいけないアレ」に対抗できそうなヤツも投入。

CAMUS

CAMUS


えぇー、ケイマス! どんどんワインのハードル上がってない?

名前を呼んではいけないアレ vs. ケイマス決定。一応ワイン担当としてフォローしとかなきゃ。

タビー「オーバーチュア飲んだことあれば、オーパスとケイマスは誰でもわかるので大丈夫!(むしろプレッシャー?)」

さて白は…と思っていたら、はるぶーさんからジャブが。

はるぶー「なんか行くのが怖くなってきたんだけど… まだ手元にあるのそこそこ安い白ワイン一本だけやで」
タビー「シャルドネならなんでもいいので白ブラインドの候補に(^^)」
はるぶー「普通にシャブリの一級くらいの安物ですからシャルドネには違いない。」

ムルソー vs. シャブリ決定。

フード準備

もとのコンセプトが牡蠣なので、当日朝築地場外で仕入れの報告。

岩手産10個(箱の模様は任意です)
プラス三重産天然岩牡蠣5個


牡蠣スチロール

牡蠣スチロール


そして活き海老も(吟醸ってなに?)。

海老スチロール

海老スチロール


なに、この人たち業者()さん?
ブラインドの準備はダイソーの「底マチギフトバッグ(5枚入り)」でいけることを確認!

底マチソフトギフトバッグ

底マチソフトギフトバッグ

タビー「思ったより透けるけど、こんな感じで大丈夫ですかね?」

皆さん完全にやる気になっていて、新たなリクエストが。

ブラインド、タビーさんも参加してくださいね。

えー、いやいや僕はわかりますから…と思ったけどこれは全員参加必須な雰囲気。

ワイン会本番

会場はパークコート渋谷ザタワーのパーティールーム(写真は以前の訪問時)。

パコ渋全景

パコ渋全景


美術館チックな回廊

美術館チックな回廊


パーティールーム

パーティールーム

フードの披露

岩牡蠣(上)と真牡蠣(下)が運び込まれました。

真牡蠣と岩牡蠣

真牡蠣と岩牡蠣とZAMO


昔ならスケール感比較のためタバコの箱を置いたところですが、マンクラワイン会なのでもちろん打診棒と同じくらい誰でも持ってるBOSCHレーザー距離計ZAMO。いかに大きいかがわかりますね!(笑)



 

 

 

何回もやっているとコツをつかんだメンバーもいて殻をあけるのも手馴れてきた?そして身の詰まり具合。

殻を開けた牡蠣

殻を開けた牡蠣


そしておがくずで仮死状態で運ばれた活車海老。

活車海老

活車海老


手のひらの大きさとの比較。

活車海老と手のひらの比較

活車海老と手のひらの比較


活車海老、通常は水につけると仮死状態からピチピチと復活するようなのですが、今回はギリギリ持たなかった模様。焼くか?という案も出ましたがはるぶーさんが一尾試食し「生で食ってヨシ!てか焼いたらMOTTAINAI-YO!」とGOサイン。本当にプリプリで、これは生でいただくべき。

これで白にあうフードの準備はOK、赤はチーズほか流れで!

今回のルール

はじめてなので若干試行錯誤がありましたが、次の流れでいけました。
  • ワイン2種類の銘柄は事前に参加者で共有し価格感含め知っている(実際のボトルを見ている)
  • 白はブルゴーニュ地方(広義)のシャルドネ種「ムルソー」(税込み8800円)と「シャブリ」(4千円弱)
  • 赤はカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョン主体の「オーパス・ワン」(6万円以上)と「ケイマス」(今回お安く入手し1万円程度)
  • 完全ブラインドのため、一人(今回はわたくしタビー)がラッピングで内容をわからなくし、別の一人が内容を知らないまま2種のグラス(わかりやすく今回はステム(脚)あり/なし)に注ぐ
  • 参加者は、色・香り・味を総合的に判断し、値段が高いと思った方のグラスを持ち上げ結果発表を待つ
  • 結果発表したらあとは楽しく飲む、を白→赤で2回試行し、1問間違えるごとにひとつ格落ち。
  • おいしいものを集って味わうのがそもそものワイン会の趣旨なので、「絶対アカン」は入れず2種のみ(本家の格付けでも、「絶対アカン」はプロがソースなどでカバーできる肉類が多い)

1回戦(白対決)

では開始、参加者は8名。隣のお初な若手マンクラがシャルドネ派なので共同戦線。
  • 色:どちらも素晴らしい濃い黄金色で区別つかず
  • 香り:ん、これも好みの問題か?!
  • 味:これは明らかに違う! ステムが長いほうがハチミツのニュアンス(注:ムルソーの特徴の一つと言われる)。
若手マンクラとアイコンタクトで「こっちだね」とニッコリ。

結果発表、自信を持ってステムありを持ち上げたのは我々を入れて8人中4名で、なんとシャブリを持参した本人であるはるぶーさんがステムなしを持ち上げている?!

注いだ方もルール通り中身は知らないので、ステムが長いほうを「こちらです」とあけた中身は…まさかのシャブリ。はずした~!

思えば、はるぶーさんの発言の数々…

「手元にあるのそこそこ安い白ワイン一本だけやで」「普通にシャブリの一級くらいの安物ですからシャルドネには違いない。」「まぁ安物のシャブリにも出番はありそーやな・・・」

そうかすべてプラシーボ効果狙い!「シャ(ア)ブリ!、謀ったなはるぶー!」「坊やだからさ」(つながっていないと知りつつつい書いてしまうガンダム脳 笑)。

そもそもシャブリは飲まず嫌いで、ムルソーも今回のものはいただいた記憶がないので、ワイン勉強してた20世紀ごろのわかりやすい脳内のイメージだけで決めてました。

  • ムルソー:樽が効いてハチミツ&バターのようにリッチ&パワフル
  • シャブリ:キンメリジャン地層(ジュラ紀の牡蠣の化石による石灰質と、泥灰土が混ざった土壌)による超シャープなミネラル感
ちなみに今回いただいたのはそれぞれ次(リンクは参考)。

オリフィエ・ルフルーヴ ムルソー 2019

シャブリ 1er ヴァイヨン ラウル ゴートラン エ フィス 2018

ご興味出てきた方はリンクから詳細を読んでいただくとして、ムルソーはエレガントになっており、シャブリもそもそも飲まず嫌いなだけで造り手によってはリッチなものもあることが確認できました。

しかし、若手マンクラともどもあれだけ自信満々だったのにめちゃめちゃ恥ずかしい! 芸能人格付けチェックで当てた気満々ではずした人の気持ちがわかりました。

2回戦(赤対決)

次の2種(リンクは参考)で、カリフォルニアのカベルネソーヴィニヨン主体ながらセパージュ(ブドウ品種と配分)の違いあり。

オーパス・ワン 2018

カベルネソーヴィニヨン84%、プティヴェルド6%、メルロー5%、カベルネフラン4%、マルベック1%

ケイマス・ヴィンヤーズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2020

カベルネソーヴィニヨン100%

赤対決2本

赤対決2本


私は両方ともいただいたことがあり、とくに最近いただいたケイマスは特徴的なのですぐわかりました。エノテカのリンクに「甘美な味わいと驚異的な凝縮感が魅力」とあるとおりで、一般には渋いカベルネソーヴィニヨン100%、しかも今回は2020で熟成はすすんでいないのに文字通りの甘ささえ感じます。

それに対しオーパス・ワンはボルドースタイルらしいバランス型で、年により配合を最適化しています(マルベック1%とか意味ある?!)。セカンドのオーヴァーチュアはマルチヴィンテージ(年ごとの最適なブドウを配合、比率も非公開)ですが、区別できる自信はまったくありません!(宣言) いわんや、オーパス・ワンの年ごとの違い(垂直試飲)をや。

結果発表、1問目の体たらくがあったのでやや緊張しましあが、今回は8人中私&若手マンクラ含む5名が正解。そしてはるぶーさん含む3名が不正解。

総合格付け結果

一流マンクラ:
〇〇 女子2名(25%)
普通マンクラ:
〇✕ はるぶーさんほか1名(25%)
✕〇 タビー、若手マンクラほか1名(37.5%)
二流マンクラ:
✕✕ 1名(12.5%)

女子チームが2問とも正解で一流マンクラ入り。本家でも乃木坂メンバーなどが上位に入っているのは、味覚が鋭敏なのか、はたまたいいもの食べてるからなのか。

中学受験の超基礎知識レベルで、確率論的にそれぞれのパターンになる比率は1/2×1/2=1/4(25%)ですね。したがって、さんざん悩んだりドキドキしても、なんのことはなくほぼ確立論どおりという結果に。これは、受験でいくら悩んでもわからない問題はサイコロ転がすのと変わらない説。

ただし、センター試験で大変な問題作っちゃった方はいるようです。


さてブラインド企画、いかがだったでしょう。書いたように自分が参加するつもりがなかったのですが、いざやってみたら全員で味わうドキドキ感もでて非常に盛り上がりました。素案からの企画の流れもよく、皆さん是非またやりましょう!と誓って解散しました。読まれて興味を持った方はあまり難しく考えずご検討を。

その他のラインナップ

誰も読まない領域の5千文字超えてるので詳細省きますが、対決の右側4本以外含め合計9本が持ち込まれ、8人で無事に8本はいただきました。

フルラインナップ

フルラインナップ

おまけ

といいつつ引っ張りますが、実はもともと翌日にこぢんまりしたワイン会を予定していました。その際のラインナップ。流れでまさかの2日連続ケイマス。

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港区湾岸タワーマンションに在住の計算機技術者(でありたい)。 23区では同エリアしか居住経験がなく、いまも湾岸エリアで評判のMRは見に行っています。 自分の新築リノベーション経験を振り返りつつ、主に湾岸を中心に常に変化し続ける街の情報などを追うことで、次のリノベーションへのヒントを得ようという目論みです。

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