この記事はハワイの高級新築物件「ヴィクトリアプレイス」のモデルルーム訪問記です。
※コロナ前に見学したモデルルームの回顧録
まずはPart 1の記事からお読みください。
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モデルルームに入るとまずはラウンジで待機。
最初に映像でワードビレッジの紹介などがあります。このあたりは日本と同じですね。
こちらはワードビレッジのマップ。真ん中にあるのが「ヴィクトリアプレイス」。道路を挟んで目の前にはケワロハーバー、そして右下にはアラモアナビーチパークが見えます。「ヴィクトリアプレイス」の左上に目をやると ヴィクトリア・ワード・パーク、そして今後開通予定のハワイ初の鉄道「ホノルル・レール・トランジット」のステーションも。鉄道ができると空港からのアクセスが格段に良くなります。
ワードビレッジは今後15年程かけて街が作られていくので、街が日々進化していく様子を楽しめるのは何よりの魅力です。下の写真は2018年の年末頃に撮影したワードビレッジのコンドミニアムですが、日本ではまず見られないようなデザインです。
ワードビレッジ内で予定されている物件のうち、まだ半分程しか発表されていないので、今後このような高品質のコンドミニアムが続々と誕生することになります。
ヴィクトリアプレイスのキッチン/リビング/洗面所など
さて、話を戻してモデルルーム。キッチンですね。天板の大理石の風合いなど高級感があって個人的にドストライクです。オーブンレンジ、冷蔵庫なども一体化していて統一感があります。ちなみに室内設備としてはオーブンレンジ、冷蔵庫、ワインセラー、食洗器、洗濯機/乾燥機などだったと思います。
日本でも稀に超高額物件でワインセラーが標準装備のお部屋なども見ますが、ヴィクトリアプレイスではそのあたりもきちんと抑えられていますね。
またお部屋のワインセラーとは別に共用設備にもワインルームが用意されています。写真は取り忘れましたが、モデルルームでもワインルームのイメージが再現されていました。※訪問時のメモを元に書いている部分もあるので検討する方は詳細確認してください。
シンクもスクエア型で高級感があります。
キッチンの全体写真。アイランドがいい感じですね。
そしてリビング。
リビングからキッチン
洗面所です。
2ボウル。ちなみにヴィクトリアプレイスでは70平米ぐらいのお部屋でも2ボウルが採用されていました。写真だと分かり辛いですが、ひとつひとつの素材の高級感が半端なかったです。一目で分かる素材の良さ、という感じでした。
お部屋の様子をひととおり見た後は、ラウンジで担当の方から価格の説明や、現在の売れ行き状況、希望の間取りなどについての話を。デスクがタッチパネル式になっており、指先で画面をスライドさせ間取りを見ていくスタイルが新鮮でした。日本だとあまりなさそうですよね??
ヴィクトリアプレイスの販売について
ヴィクトリアプレイスの販売については「優先販売期間」と「一般販売期間」が設定されていました。まずはワードビレッジ内の先行物件を既に購入した人向けに一定の販売期間を取り、その後、一般販売という流れでした。またこれは先行物件同様ですが総戸数のうち、一定割合はハワイの地元民用に販売するというルールが設けられています。価格含めた物件概要はこちら。
物件名:VICTORIA PLACE(ヴィクトリア プレイス)
敷地面積:約9,515㎡(102,427sqft)
分譲後の権利形態:所有権
総戸数:350戸
規模:地上40階建
物件竣工予定時期:2023年
間取り:1BED~3BED
住戸専有面積:約69.58㎡~約171.49㎡(749sqft~1,846sqft)
販売価格:12,910万円~45,790万円
※1ドル=110円換算なので為替レートにより変動可能性あり。
事業企画:ザ ハワード ヒューズ コーポレーション
ざっくり1.3億~4.6億という感じです。
今回の記事では1ドル110円で記載していますが、2020/8/17時点では106円台で円高に振れているので、もう少し価格は安くなりますね。
ちなみに直近の価格表が手元にありますが、それを見ると、上層階の3ベットルームが坪単価で900ちょっと。プレミアムが乗ったタイプですね。
安い部屋だと低層階の1ベットルームが坪単価600弱程という感じでした。
価格面でいうと、なんとなく東京都心の超一等地と同じぐらいの坪単価かなぁ、という気がします。東京でも一等地で新築、プレミアム仕様の部屋だと900~1,000万円程にはなりますし、高額マンションでも安めの部屋だと600万円前後というケースがありますので。
間取り
間取りをいくつか。1ベッド/1バス、69.58 m2
まずは69.58平米の一番狭い部屋。パークビューのお部屋です。サンセットが眺められると思います。※クリックで拡大
3ベッド/3バス、171.50 m2
そして、最も広い171.50平米。こちらはダイヤモンドヘッド&オーシャンビューの王様部屋ですね。ちなみにこちらのタイプはまだいくつか空きがあるようで、低層階で3億半ば、上層階で4億半ばという感じでした。3ベッド/3バスということで、友人家族3組と、あるいは親戚3世帯で、などにも対応できる間取りと広さですね。
※クリックで拡大
171.50平米タイプの眺望はこんな感じ。
ワードビレッジの物件は海に近い側から〇列目(※2列目、3列目のように)という言い方をするようですが、ヴィクトリアプレイスは遮るもののない最も海に近い一列目、最前列物件なので、やはり特別感はありますね。
共有設備充実のハワイコンドミニアムなので管理費は当然それなり
ちなみに管理費は当然高いです。part1の記事で触れたように相当充実した共有設備なので。ヴィクトリアプレイスの場合、1フィート(sqft)あたり1.25ドルです。例えば74平米(796フィート)のお部屋で計算すると毎月の管理費は109,450円。約163平米(1,758フィート)のお部屋で241,725円です。※1ドル=110円換算なので為替レートにより変動可能性あり。
日本だと超高額物件で戸数がそれほど多くないのに24時間有人管理やバレーサービスが付いていたりすると平米600円を超えるケースもありますが、ビクトリアプレイスの管理費を平米単価に直すと1,500円程で、日本の超高額物件の管理費でさえも余裕で超えてきます。
またワードビレッジは6ヵ月以上の長期でないと貸せないエリアになるため、賃貸付けは少しハードルがありそうです。ただもちろん6ヵ月ルールにおいても実績はあるので、投資用として購入し中長期的に貸し出す、資産として持っておいて、街が発展する中でキャピタルを狙うという人もいると思います。
ただ、(私がそうでしたが)年に数回使いたい、という人は、6か月以上の貸し出しルールにより、基本的には賃貸に出さずにセカンド的に保有しておく必要がありそうだな、という印象でした。ただ、管理費は上記の通りなので、セカンド目的での維持費はそれなり。。
いずれにしろ、コロナに突入したので動きが読みにくい状況ではありますね。ハワイの不動産マーケットは引き続きウォッチしていこうと思います。
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