どうも！マンションマニアです！

今回は新築マンションの駐車場抽選に関してです！

車を所有している方や車を買おうかなぁ～と思っている方には気になるところですよね！

まず新築マンションの駐車場抽選及び割り当て方法を大きく3つにわけてご紹介いたします。

※物件、売主によって抽選方法などは様々です。代表的なパターンとして参考までにお願いいたします。詳しくはモデルルームにてご確認ください。

①一斉引渡しの数ヵ月前に抽選

これは多くのデベが採用しています。

先に買えば買うほど不安な期間が長いパターンです。第一期などで購入した方は2年、3年など長い期間「駐車場確保できるかな…」と不安に思い生活しなければなりません。

抽選日までに完売していれば購入者のみでの戦いとなるのですが完売していないとデベロッパーとも戦わなければいけないのがつらいところです。

住戸登録時確認書類や重説の中などで説明書きがあります。

「駐車場抽選時点で未販売住戸がある場合には売主が代理で駐車場利用の申し込みをします。」

ざっくりですが上記のように書いてあるでしょう。

なぜに抽選会に参加するかというと販売後半戦はオプションやメニュープランなどが選べないことが多く、かつ魅力ある間取りが残っていないことも多いですから飴ちゃんがないと売りにくくなってしまうからです。

そのため先行契約者の中で落選した方がでても公式HPでは「駐車場確保できます」みたいに謳うことも多々あります。反感食らうことを恐れて来場者にだけ伝えることもありますが（笑）

つまりは引渡しの数年前に購入した方が敷地内駐車場を確保できずに敷地外で借りているにも関わらず駐車場の抽選会後に購入した方はシレっと敷地内駐車場を確保しているなんてことも多々あります。

これを逆手に取るならば絶対駐車場を確保したいのであれば駐車場の抽選会後に購入すれば確実に敷地内駐車場を借りることもできます。その代わり条件良い部屋は残っていなかったりしますが…

②期ごと抽選

個人的にはとても好きな販売方法です。

販売期ごとに駐車場の抽選をおこないます。

例えば駐車場設置率が50％だとします。第一期の販売戸数は100戸です。そうするとその100戸に対して50％分の駐車場を放出します。

仮に希望者が55組いたとしましょう。ハイルーフなど希望はそれぞれですから一概には言えませんが単純計算で5組が落選してしまいます。

じゃ～この5組はどうなるの？

部屋の契約自体をしなくてもOKです！もちろんそのまま部屋の契約をしても良いのですが駐車場が魅力だから購入したという方はノータイムでさよならしてもかまいません。

もちろん部屋の申し込み時点で伝えておく必要があります。そうでないと本当は違う理由で気持ちが変わったのに駐車場を理由に解約しようとする人が現れかねないですから。

とても愛のある販売方式ですね。売り手側としても後半戦に向けて駐車場を残すことができます。落選した人からすれば悔しいですが①のように数年待たされて駐車場が取れずに部屋の解約もできない(手付金放棄すれば解約できます)よりかは良いでしょう。

③先着順

これも買い手側としては安心ですが売り手側にとっては勇気がいりますね。

まだ車を手放すか手放さないか決めてない…という人も一旦は申し込んだりしてしまうパターンもあるわけで販売後半戦で駐車場が空きなしになればその後の販売がより大変です。

そのため「前半戦の販売スピードを高めたい」物件や「そもそも駐車場設置率にゆとりがある」物件で多く採用されているイメージです。

早めに検討する方にとっては何のリスクもないわけで車持ちにとってはこの上ない割り当て方法です。

そのほか第一期契約者のみ優先であったり高価格帯住戸に付与することもあります。

駐車場設置率に関しては売り手側が考え込んで設定していることも多い(自治体の条例にもよりますが)わけで最終的にはちょうど埋まるか数台余るか足りないかで着地することは多いのですが①のパターンのように先行契約者が涙を飲むパターンもあるため検討の際は注意が必要です。

リセールを考慮すると駐車場は数％余っているくらいが理想です。機械式ががっつり空いているのはよろしくないですが機械式でも数％くらい空いていても管理費会計に悪い影響はありません。(さすがに満車想定で計画することはなく、物件によってですが80％、90％などの稼働率を想定することが多いです)

中古検討者からすると引き渡されてから駐車場の申し込みができるようになるため1台の空きじゃ怖いのですよね。引渡し前に埋まってしまう可能性もあるわけで。

敷地内駐車場を希望される方でこれからマンション購入を検討される方の参考になったなら幸いでございます。

私事ですが次の愛車候補が増えました。スカイラインいいなぁ～と思っていたのですが新型アコードも一目惚れ。ホンダドマーニから始まった自分からするとアコードへの憧れもあります。迷う。。。

画像出典：日産公式HP

画像出典：HONDA公式HP