第4回対談「のらえもん&住井はなが語る、女性から見たモデルルームのお話」前編

毎度、エッジの効いた気になる話題をお届けするスムログ座談会。たまにはまろやかにしたい!ということで、女性マンションブロガーでモデルルームを300箇所以上訪問されている住井はなさんをお迎えして、女性から見たアガるモデルルームのお話や、新築マンションってネットで売れるようになるの?など、ざっくばらんにお話を伺いました。(収録2020年6月)

目次

  1. この対談に参加したメンバーは?
  2. 対談
  3. 次回の対談は

この対談 に参加したメンバーは?

のらえもん
のらえもんさん

湾岸物件を愛してやまないネット妖精です。東京湾岸タワマン居住中。
湾岸総合情報ブログ「マンション購入を真剣に考えるブログ」運営。
いつの間にか本座談会の司会者ポジションに。マンション購入を真剣に考えるブログ

住井はな
住井はなさん

マンションが大好きな子育てママです。女性目線でマンションの選び方や住まいの情報を発信していきます! (モデルルーム、街づくり、子育て、ワンオペ、保育園、教育)

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対談


対談スタート

スムログをご覧のみなさまこんにちは、のらえもんです。
本日はスムログブロガーの中でも2人しかいない貴重な女性の書き手!お料理上手でステキなママの「住井はな」さんと対談させていただきます。
はなさん、よろしくお願いいたします。

こんにちは!住井はなです!
のらえもんさんと対談できるの光栄です!よろしくお願いします!

改めて自己紹介をお願いできますか?

はい!子育て中のママです。
マンション、特に新築マンションのモデルルームが大好きで、それがきっかけで1年半前からスムログにジョインさせていただきました。

自己紹介ありがとうございます。
なぜかマンションブロガーって男性ばかりなのですよ。しかも「複数のマンションを時系列で見ていて、複眼視できる方」となると私含めてどうしてもおじさんばかりになってですね、はなさんのポジションはライバル不在でなんだか羨ましいです。

評論家でもブロガーでも「女性でマンションを語る人」って少ないですよね。不思議。

なんででしょうね?一般的に「マンションの購入」となると奥様が決定権を持つことも多いのに。

そうなんです!だから妻としてママとして、スムログでも積極的に情報発信していきたいです!

頼もしいです!
さて、「新築マンションのモデルルームが大好き」というはなさんですが、いままでどれくらい見学されていますか?

そうですね…そうは言っても300件くらいでしょうか。スムログブロガーの皆さんの中では少ない方かな?
ただ、2018年からプライベートだけでなく仕事でもモデルルームに行くことが多くなって、去年と一昨年は公私あわせて年100件くらいは見学しました。なので最近のモデルルームはたくさん見ているほうだと思います!

え?300?そんなに?
いやいや、それだけモデルルームを見学した人でブログを書ける人は希少ですよ。スムログブロガーの中でもマンションマニアさん、モモレジ先生の次くらいかもしれませんね。私自身で100ちょいくらいだし。

あっ、そうなんですね!良かった!

ぶっちゃけ、私マンションブロガーの方ではモデルルームの見学数相当少ない方でして。

意外です!

基本、湾岸エリアか南関東の大規模しか見に行かないからですね(笑)

エリアを限定すると確かに減ってきますね。私は東京がもちろん一番多いですが、埼玉、千葉、神奈川と割と広く見学しています。

お仕事でモデルルーム行くって相当楽しそうです。趣味と実益兼ねてますね。

天職かなって思っています!…おおげさかな?(苦笑)

はなさんが語るモデルルームのトレンド

さて、はなさん。最近数多く見学されたということですが、「モデルルームのトレンド」ってありますか?

そうですね…各住戸の専有面積が狭くなっている分「狭くても快適に暮らせます」というデモストレーションに力を入れているマンションが増えている印象がありました。「工夫されたインテリアの提案」や「貸しトランクルーム」「収納アドバイザー」などの外部サービスの紹介だったり。それこそ、リビオレゾンシリーズの「単身者は魚焼きグリルを使わない人も多いから思い切って取ってしまって収納を増やす」プラン、のらえもさんも見学されていましたよね?…ただ、コロナ後はどうなってくるのか、まだわからないですね。

専有面積が狭くなっている傾向は、このところ顕著ですね。外部サービスの利用紹介はある意味罪滅ぼしなのかもしれませんね(笑)さて、演出面でいうとどうでしょう?

最近というか、ここ数年の傾向ですが、演出に3Dだったり、プロジェクションマッピング、上下左右にワイドな「〇度スクリーンの可動式シアター」などの技術を使って演出してくるモデルルームが増えています。モデルルームになっている部屋以外にも、全ての間取りがバーチャルで見学できるとか。あるいは、共用スペースとなるガーデンを3Dで体験。風が吹いてきたり、鳥の鳴き声がしたり。

おおおー、凝ってますね。そういう演出してくるモデルルームって大規模限定かと思っていましたが、どうなんでしょう?湾岸はだいたい大きいので、モデルルームは毎回凝っていますが。

可動式シアターのような大掛かりな仕掛けは大規模にしかないですが、全間取りが見られるとかは、むしろコンパクトなマンションが多いです。
ワンフロアに6タイプしかなくて、「1タイプはモデルルームになっているから残りの5タイプはバーチャルで。」とか。モデルルームスペースが小さくても、住んだ時のイメージがしやすいように工夫されていますよね。
あと、私がモデルルーム見学をし始めた2007年に比べると、少なくとも関東エリアは「とにかく高級!憧れ!」から、少しこじんまりとして親しみやすい雰囲気が増えてきているかなとも感じます。モデルルーム自体のインテリアも木目調の優しい雰囲気だったり…。

ほー、なるほど。モデルルームにも明確なトレンドがあるんですね!

大阪で「グランドメゾン新梅田タワー THE CLUB RESIDENCE」のモデルルームに行った時、エントランスがが2層吹き抜けで、黒っぽく高級感があり敷居の高い感じで、「あっ、なんか懐かしい。」と思いました!

あんまり「高級」ってなりすぎると萎縮しますものね(笑)。
私は2012年~2015年くらいが一番モデルルームを見学した覚えがありますが、「プロジェクションマッピングに3D」は、そのあたりから始まりましたかね。

えっ、のらえもんさんって2012年くらいから見学を始めたんですか?

いや、見学自体は2007年くらいからはじめてますが、なにしろブログ書き始めたのが2011年秋で、そこから熱が入ったのが2012の秋くらいからだから、そこから3年くらいが一番見たかな。

あー、まだモデルルームがすごく豪華だったころだ!(笑)

コンセプトムービー※も物件やデベロッパーによってスタイル様々です。

※物件コンセプトを紹介するムービー。妙にポエミーだったり、登場人物全員欧米系白人しか出てこなかったり、謎のダンスしたり、映画の宣伝くらい大書きの字幕だったり、とスタイルは様々。

デベロッパーによる特徴はありますよね!好き嫌いがでてくる…(苦笑)

そういえば私、モデルルーム訪問重ねることで気づいたことがあるんですが、聞いてみていいですか?

はい!なんでしょう?

高級物件モデルルームあるある

「商談ルームの敷居は、坪単価が高くなるほど高くなる」説を唱えてるんですが、どんなもんでしょうか。
坪250くらいまでだと「机とパーテーションが並んでるだけ」なんですが、坪単価が高まると隣と隔てる壁がどんどん高くなっていって、坪500超えると「商談室が個室ばかり」になる。

ありますねー(笑)

まぁこれ完全な印象論なんですけど、「全室個室な庶民派物件?」って今まで見たことがないです。

パークコート渋谷 ザ タワー」とか、シアタールームもキッズルームもないけど、当然商談ルームは「全室広々個室」だった!エリア内最高級な「ザ・パークハウス東陽町翠賓閣」も全室個室で「高級感を演出してるなー」と印象に残っています。


すまいよみさんのTwitterより。ザ・パークハウス東陽町翠賓閣。


おおおー、やっぱり。
私も直近で訪問した経験でいうと「プレミスト東銀座築地」。ここは築地でチャレンジした建物デザインと価格な物件ですけど、全室個室でした!

コロナでマスク配っていたところですね?「マスクが手に入らないと皆が騒いでいても、モデルルームに行ったらマスクもらえるんだ!」って思いました。

そうですね。
逆にすみふさんは合同マンションギャラリーだから、どんなに高くても同じで、そして商談ルームは大きいけど、机と机の間のパーテーションはそんなに高くない。

確かに。すみふさんは500超えていても個室じゃない(笑)

モデルルームって、出てくるペンとか、おしぼりとか、そういうところまで坪単価が反映されている気がする…「アロマのいい匂いのするおしぼりもらえるところ」は大体高級物件。

見学に行く方もその辺はチェックしていますよね。「おしぼりがどうか」、「飲み物がどうか」とか。モリモトさんとか茶葉のテスターを箱に入れて持ってきて選ばせてくれるんだけど、まるでホテルのラウンジみたい!
もともとモデルルームって「テンション上げてもらう場」ですから、多少の非日常感、特別感は必須ですね!

はなさんにとって、「モデルルームでテンションがあがった!」という演出ってどんなものでしょう?ちょっと詳しく聞いてみたいかも。

そうですね…これは持論なんですが、モデルルームが凝っている物件って、「何か難しい条件を持っていることが多い」と思っています。
「駅から遠い」、「価格が高い」、「街のイメージが悪い」、あるいは、「ほぼ同じ時期に条件の似ているより駅近なマンション(1番手)がいる2番手のマンション」とか。
放っておいても売れるようなマンションって意外とモデルルームはつまらない。

うん、よくわかります。

コンセプチュアルなモデルルームになる訳

「普通に紹介しているだけでは販売が進みづらい」となると、「コンセプトや作り手の想いを伝えて、ファンになってもらう必要」が出てくるので、より「コンセプチュアルなモデルルーム」になる。
例えば、必ずプランニングの際に「アンケートや専門家の意見」を参考にしていると思うのですが、その内容をあえて「シアターやパネルで全面的に公開」したりしていますね。

たしかに、「2番手で大規模なマンションだ」と紹介もより踏み込む必要がある。コンテンツとしてどこまで公開するかは、腕の見せ所ですが、「なぜこう作ったか?」まで公開しちゃうんですね。

「アンケートの意見と解決策」が明示されていると、そのマンションのことだけじゃなくて、「暮らしや住まい選びの参考」になります。例えば「大量にもらってくる子どもの学校のプリントが溢れて困る」を解決する収納や、「キッズルームで遊べる年齢は限られている、小学生以降の遊べる場所も欲しい」という希望を叶える共用施設とかです。

私は結構そのへんスルーしがちですけど、女性ならではの視点ですね。

日々の暮らしの悩みを解決するために「収納アドバイザーのアドバイスによる収納のコツのポイント」が書いてあるモデルルームとかも参考になりますね。

あ、口が悪いモードのマンションマニア先生は「収納アドバイザーセミナーがある物件は、基本的に収納が少ない」って言ってました!

正直…その傾向はあると思います!(苦笑) 「デメリットをカバーするためにモデルルームを頑張って作る」というのはあると思うので。
でも、それを見て「こうすれば快適に暮らせるんだ」って納得して契約できるのであれば良いと思うんですよね。 そういうモデルルームだと、作り手の想いが伝わって、「あーここまで考えて作られているんだな」と印象に残ります。

マンション選びは街選びでもありますから、近所の人のアンケートやインタビューから、お気に入りの場所・お店などが地元民から勧められていると参考になりますね。少なくとも売り手側が用意したお仕着せではない感があります。

そうなんです。街紹介という点では、地元のお母さんがモデルルームに来てくれて、相談できるサービスも人気があるみたいです。

へー!そんなのもあるんだ、どんな相談?

普通に「美味しいレストランありますか?」とか、「買い物はどこでしますか?」もあるみたいですが、主になるのは、子育ての相談。「公園があるのはわかるけどカブトムシは取れるか?」、「小児科があるのはわかるけど薬をたくさん出す先生か最低限の薬しか出さない方針か?」など。あとは、「塾から子どもだけで帰って来れるか?」、「保育園には本当に入れるか?」とかの教育系ですね。

「カブトムシが採れる公園」は地元の人しかわかりませんね。教育の実際の感想もそう。ハートフルでとてもいい。


 


営業さんより地元に住んでいるお母さんたちの方が、絶対街に詳しいですからね。笑

そりゃそうだ。営業さんは、基本的に他の街から来ますからね。物件のことは詳しくても近所については知らないことの方が多い。

ただ…実際に個人で「購入を検討する際のモデルルームのポイント」はシアターです(笑)

ふむふむ

「最新の技術を使っているようなシアター」も好きだけど、「ドラマのようなストーリー仕立て」も好き。子育て系とか、なんだったら泣きます!
その後見学するモデルルームが、「シアターの登場人物が住んでいるイメージのインテリアになっている」のとかも、最高です!
あと「作り手の想いやコンセプトが伝わってくるシアター」もいいかな。

あー、「シアターでイメージを上げて、そこに登場した人物をイメージしたモデルルームのインテリア」。あるあるですね!女性的には結構うれしいものなんですね。

シアターで、「結婚して引っ越すことにした夫婦の〇年後」、子どもが生まれていて、子ども部屋あって…なんてストーリーがあると興奮しちゃうんですが…これって私だけかもしれません(笑)

男性は結構スペックに惹かれますが、女性はストーリーに引き込まれますものね。それもこれも、全部「モデルルーム演出側の作戦」なのかもしれません。

モデルルームは過剰なくらいの演出でいいと思っています。

印象的なコンセプトムービー

大勢の人を一か所に集めてそこに何十年も住まわせるには、「共通したストーリー」があった方がいいと思うんです。私も過剰なストーリーやポエミーな表現に心が引いてしまう反面、そういう物件って何年経っても印象に残ってるので、結果的にはいいものだと思いますね。

引くんだ!笑
住民目線のシアターも面白いですね。
最近だと「プラウドタワー亀戸クロス」の「みんなが待っていた(?)サンストリート跡地に老若男女が快適に住むよ!」ってアピールするシアター。

「プラウドタワー亀戸」のシアターは賛否両論と聞きました。なお私は、その場で噴き出してしまった派です。あれ、あそこって「地元民からそんなに愛されたショッピングセンター」だったっけなって。

私は面白いと思ったな。あんまり亀戸を知らないからですかね?
まぁ、私は、結局派手なのが好きなので…個人的に忘れられないモデルルームは、「ブリリアマーレ有明」、「勝どき ザ・タワー」、そして「パークタワー晴海」!

お、私も結構似ています!

のらえもんさんの「忘れられないモデルルーム」、聞いてみたい!スカイズかな?

「BMA」、「KTT」、「パークタワー晴海」は、私もめちゃくちゃ印象に残っています。それ以外だと、「パークタワー東雲」と「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」、そして「スカイズタワー&ガーデン」ですかね。。。。。

(※編集部注釈)
BMA:ブリリアマーレ有明
KTT:勝どき・ザ・タワー

あー”!クロノ! スカイズ、当たった!(笑)

スカイズはとても良かったですね!最初に宇宙飛行士が出てきて、「え?これはモデルルームのムービーなんだよね?と」思わせたら、共用施設の天体望遠鏡につながっていたというか。モデルルームのインテリアにも反映されていました。

よく、忘れられないモデルルームで、KTTとスカイズを上げる人多い気がします。

実は、どちらも同じ人が作ってますね。ブリリアマーレ有明も。

えっ!じゃあ、私、まんまとはまってますね。

「勝どき ザ・タワー」はプロジェクトマッピングで「街のポジショニングを紹介」して、コンセプトムービーでは「外人が銀座と中央区という微妙に主語がデカイ感じで自分語り」して、その後3Dシアターで「鹿島渾身のタワーですどや凄いだろう」と紹介するという、面白い構成でした。振り返るとあそこが頂点かもしれませんね。

モデルルームでプロジェクションマッピングや3Dシアターを見たのはあれが初めてで、当時斬新だと思ったな。記憶に残るモデルルームのひとつですね。


「kachidoki the tower」の3色のリボンを用いたデザインも印象に残っている方が多いではないでしょうか


「パークタワー晴海」は、360度シアターに可動式椅子。と、もはやアトラクションレベルでしたね。無料で楽しめるアトラクション。なお、お庭の中のゾーンに「妖精の小路」があってそこでも紹介されます。マンションマニア先生はこの可動式椅子に乗った時にテンションがあがって「おっ、のらえもんかー!」と叫んだらしい。テンションが上がるのはわかるけど恥ずかしい、本当にやめて欲しい。なお、三井不動産公認ということで、小路は善意の占有をさせていただいております。


「パークタワー晴海」のクジラの背中に乗ってマンションを見学するシアターは何度見てもわくわくしました!


湾岸の妖精ですもんね。私も普通に「あーここにのらえもさんが住むんだなー」って思いながらシアター見ていました!…いや、本当に(笑)

ウハハ、みなさんの心の中に、妖精はいるのです。

夫婦間で意見の相違があるとき

そうそう、実は我が家は、「住みたいマンションが夫婦で合わない」んです。

あらら、意外ですね。

ただ、夫婦で唯一共通なのは、「モデルルームでテンションが上がらないと買わない」ということ。演出もだし、担当者さんが合わないと買わない。シアターが良くて住戸も決めたけれど、担当さんがしっくり来なくて見送ったこともあります。それくらいモデルルームが大事。

あーファーストインプレッションってありますものね。男女の仲もそうだし、住まいも多分一緒。

ご縁、大事ですよね。抽選も外れたら悲しいけど、でも「縁がなかった」と思うしかない。

うーんたしかに。実は私、1回しか抽選に外れたことは無いな。はるぶーさんと違って当たる笑

笑!我が家は2回くらいですかね…。

普通の人って「ハズレまくる」ってことないと思うんですよね、よっぽど人気のところに入れまくるか、それとも前世で相当悪いことをしたか、それともデベロッパーからブロッk(ゲフンゲフン!)

なんか来た!?
はるぶーさんは特別だと思います!今の家から「抽選外れたほとんどのマンションが見える」って言うから笑った!

「ご夫婦で意見が合わない」って人、はなさん以外でも多いかと思います。そういう時はどうされるんですか?

話し合います。でも、今のところ全部負けている。

お、おう。メインスポンサーが勝つ、と。

でも、モデルルームで2人ともテンションがあがらないと購入候補にならないので、私も「嫌なマンション」というわけではないんですよね。
まず、私がモデルルームに行って、テンションが上がったら夫婦で行く。そこで2人とも「いい!」ってなってから具体的に考え始めます。「支払いが現実的か」、「通勤は現実的か」、「子どもにとってどうか」。

いわゆる「マンション回遊族」とは違う買い方ですね!資産価値がどうこうよりも、まずはフィーリング重視。

そうですね。きっと変わっていますね。マンションの趣味が合わなくても、フィーリング重視だから「住んでから後悔すること」はあんまりないですね。

んー、それは巡り巡って、いい買い方なのかもしれません。マンションって自分たちが大満足したらそれで大勝ちだし。
「資産価値なんてのは後からついてくるもの」、くらいに考えた方がよさそうです。

あ、でも夫は資産価値重視しています。
私は「永く住むことを考えれば、資産価値だけで選ばなくてもいいかな」って思う。きっとその辺が違うから選ぶマンションが合わないんでしょうね…。
あとは、「残債割れだけは避けたいな」っていうのは共通しているかな。。。

あはは、でも今のマンションは相当気に入られているのでしょう?よくベランダから空の写真をアップされていますし。

おっ!見ていただいてる!

建物を絶対に映さないところ、「わかってる!」と思います。

笑!特定班がすぐ特定するでしょう?

お互い、何か写ったら少しのヒントでだいたいわかっちゃいますものね…

眺望が好きで、毎日空を見ていても飽きない。
「Twitterに空ばかり上げてもな…」って思うけど、ついついあげちゃうんです。
我が家ラブですね(笑)

非対面・ネットに新築マンション販売は移行する?

さて、「モデルルームのフィーリングで買うか買わないか決める」はなさんにとっては、新築マンションのモデルルームって「これからもあってほしいプレゼン装置」、だと思うのですが…

はい。

一方でコロナウイルスの影響で、「非対面・ネット」に新築マンション販売はどんどん移行する、ともいわれています。

そうですね。オンライン対応可の売主も増えてきましたね。

その辺どうなんでしょうね?わたし、本音でいえば「ネット面接で超高額商品が売れるわけない」って思っているのですが。
その他の高額商品を考えると、車だって試乗するし、宝石や時計だって何度か手に取って実物を確認するでしょう、「ネットでポチッ」とはしない。その何倍もする建物そのものを全部ネットに移行して、それでみんな買えるのかな?、そんなにみんな賢いのかな?って。


モデルルームの待合室でゆったりと座ると、「ああこれはいいもんなんだな」って思いませんか?人の心理ですよね


私も全く同意見です。
もともと新築分譲マンションには、いわゆる「新築プレミアム価格」として「新しいという事実に対する価格」が上乗せされているわけで。

新築プレミアム。周辺の中古マンションと築年数補正を入れて比較すると、1割から2割くらい高い。でも、これが「マンション売主が消費者に提供する付加価値」でもありますよね。
その付加価値って「新しいことそのもの」だけではなくて、「テンション上げるモデルルームという装置や接客から来ているのではないか?」と思います。

オンライン相談も実際体験してみたんですが、まぁ…テンションは上がらないですね。
ある程度テンション上がらないと(騙されて?)買えないし…
大抵の人にとっては「人生で一番高い買い物」で、しかも「出来上がっていないものを青田買いする」んだから、なんとなくの雰囲気でもいいから安心材料がないと買う気にならないですよね。

狭小邸宅という小説の名台詞を思い出すんですよね。

「いいか、不動産の営業はな、臨場感が全てだ。
一世一代の買い物が素面で買えるか、
臨場感を演出できない奴は絶対に売れない。
客の気分を盛り上げてぶっ殺せ。
いいな、臨場感だ、テンションだっ、臨場感を演出しろっ」

モデルルームも臨場感、とテンション、そのものかなと

※なお作中の「ぶっ殺せ」というのは、「売れ」という意味です。

あーまさにそれ!笑
オンライン相談を実施しているデベの知人にも何人か聞いてみたんですが、オンラインは「物件の情報を整理して伝え、理解してもらう」という面で一定の効果はあるそうです。「初回がオンラインのお客さん」の歩留まりも「初回訪問のお客さん」と変わらないとか。

ほー、でも、「初回の接触がオフラインかオンラインか」の違いでしかなく、2回目以降は結局モデルルームにお越しいただくんですよね。「初回がオンラインでも歩留まりが変わらない」となると、モデルルーム全体の面積は減らせますね。
でも、モデルルームが無いと困る!「無くなってほしくない!」と絶叫したい。

私も!無くなってほしくない!(笑)
「オンラインとオフラインの役割がそれぞれできてきて共存する」のかなと予想します。「物件への入り口や情報理解、手続き」をオンラインでまかない、「テンションを上げたり青田買いの安心感」はモデルルームで得る。
モデルルームの役割が明確化して、「さらに演出に凝ってもらえると最高だな!」とか思っています!

しかし、先日見たカーセンサー編集長の、「コロナ後に問い合わせは増えたが、その後の来店にはつながっていない」というお話と真逆で面白いですね。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00105/00099/

“”僕らがお付き合いをしている販売店さん、特に大規模な店舗を構えて台数をたくさん売っている業者さんにお話を伺うと、確かに問い合わせの数は戻ってきている。ちゃんと「コミコミの値段はいくらですか、コンディションはどうですか」という具体的な商談ベースまで発生はしているのですが、ともかく来店数がまったく戻らない””

カーセンサーはコロナ後に問い合わせが増えたんですね?みんな車が欲しくなったのかな?

インタビュー記事によるとそうみたいです。私も車買い替えたくなりました…

※参考:200万円以内でナメられない中古車を探す #近未来予想図
https://note.com/near_future/n/n6632888f1640

ただ、問い合わせは増えたけど、商談まで進む人は減った。その代わり確度は高まった、と。「中古車の売り方」と「新築マンションの売り方」はまた違うのかも。住まいは「コロナウイルス後最も見直された商品」ですからね。

確かにコロナで「車あったら便利だな」とは思ったけど、「絶対に必要」っていうわけではないですもんね。住まいはどうしたって長く滞在するし。
「住宅購入のタイミングはずらしても、購入意欲自体は減っていない」っていうデーターも見ましたね。

「車よりまず自宅」なのかな。今後自宅にいる時間が劇的に増えるなら、「住まいをグレードアップすることが幸せにつながる第一歩」ですものね!

我が家は、ちょうどコロナ直前に引っ越しをしたので…「引っ越ししておいて良かった」と思いながら過ごしていました。

私も今の家が好きなので、在宅勤務が増え、通勤時間も無くなり、在宅時間はとても満足度高いです。

次回の対談 は・・・

期待の対談(後編)は、住井はなさんが子育てママとしてマンションに求めたいもの、あったらうれしいと思った設備・施設など、女性目線で更に語っていただきました。来週7/8(水)公開予定です。お楽しみに!

対談に出てきた物件の掲示板

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