マン点流!ノウハウ(こだわりのマンション選び<4項目>)

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マンション選びは立地が全てといっても過言ではない。
筆者が自身のマンションを選んだときの場所へのこだわりについて、優先順位の高かった順に紹介しよう。

Skyscrapers of Shinjuku 2009 photo by Morio (CC BY-SA 3.0)

【もくじ】
1.花粉症にやさしい地域であること
2.平坦な街を選ぶこと
3.通勤・通学の便の良い駅を選ぶこと
4.駅に近すぎないこと


1.花粉症にやさしい地域であること

毎年、花粉が飛散する春先はとても憂鬱だ。花粉症の人はそのことを忘れずに、「花粉症にやさしい地域」を選ぼう。山林から飛散してくるスギ花粉が届かないほど遠くに位置する場所が「花粉症にやさしい地域」である。

自分は花粉症でないから関係ないとは思わないほうがいい。筆者の花粉症を笑っていた実父は70歳を超えてから花粉症を発症している。

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2.平坦な街を選ぶこと

高台にマンションを建てる事業者は、高台であるが故の不便さの裏返しとして、眺望の良さをセールスポイントにしている。見晴らしの良さを追求するのであれば、高層マンションの上層階に住戸を求めるべきだ。高台に建つマンションの眺望の過度な謳い文句に躍らされてはいけない。

年老いて足腰が弱くなったとき、あるいは車椅子のお世話になったときのことを想像すると土地の起伏はとても気になる。環境にやさしい自転車を使えること、年をとって足腰が弱ったときのことなどを考慮し、居住地周辺は平坦地を選ぼう。

若いころ高台に建つマンションに2度住んだ経験を踏まえて、強くそう思う。

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3.通勤・通学の便の良い駅を選ぶこと

快適なマンションライフを楽しむには、毎日のことなので、通勤・通学のしやすい駅を選ぶのが基本。
通勤・通学のしやすさのチェックポイントは、(1)所要時間、(2)乗り換え頻度、(3)車内の混雑度、(4)終電時刻、(5)トラブル時の代替ルート、などが考えられる。

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4.駅に近すぎないこと

マンションは駅から徒歩10分程度が理想。駅に近すぎてもいけない。
なぜなら、電車の騒音・振動の問題や、商業施設が近いためゴミゴミするからだ。
なお、パンフレットに記載されている、徒歩時間には、坂道の程度や歩道橋の有無、信号の待ち時間が考慮されていないことに要注意。

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一級建築士/マンションアナリスト/長寿ブロガー(19年超)

5 件のコメント

  • 匿名 より:

    徒歩10分は遠い気が。。。

  • 都民 より:

    記事を拝見させて頂きましたが、以上の条件を踏まえると、お薦めエリア、駅はどの辺りでしょうか。参考までに紹介頂けますと幸いです。

    • 匿名さん より:

      湾岸地域が当てはまります。
      しかし強風と柔らかい地盤と無機質な雰囲気が自分はあまり好きではありません。
      2.と3.を重視すれば、副都心の近くがお勧めです。
      1.は薬で対応できるし(自分はいい薬を持ってます)、4.は主観や感覚に依る部分が大きいです。

  • 匿名 より:

    妻が花粉症なのですが、花粉が多いから多摩地域には絶対に住みたくない!といってました。(実家は立川のあたり)いわく、都心に近い方が花粉が少ないらしいです。花粉の予報情報等見ると、そこまで地域の差はなさそうにに見えるんですが、、、

  • 匿名さん より:

    商業施設があまり発達していない、比較的新しい地下鉄駅近なら、上記のデメリットはクリアしているのですが。
    現に今の自分のマンションはそこそこ商業施設が揃っている地下鉄駅前で、振動もゴミゴミもなく非常に便利です。
    住み心地はともかく、リセールの際は駅近の方が有利ではないですか?

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