こんにちは!
ふじふじ太です!
最近Xで「家に縛りつけられる人生はあまりにもつまらない」というコメントが話題になっておりました。
70歳、80歳まで長期で住宅ローンを組むことに対する警鐘という意図のようです。
確かに一般論として、定年退職後までローンがあるなんて嫌だというお気持ちは一定理解できます。
ただ、住宅ローンで家を買うことが必ずしも家に縛り付けられる人生になるかというと決してそうではありません。
少なくとも私の感覚ですが、「家を買うことでより人生がおもしろくなり、視野が広がり、選択肢が増えてより自由になった」と全く真逆の感想を持っています。
今回のブログでは、あまりマスメディアでは語られない、プレビューが伸びない、家を買うことでより人生がおもしろく自由になるという発想についてご紹介していければと思います。
具体的に家に縛られてしまう人生とは?
「住宅ローンで購入した家に縛られる」ということを、好きなタイミングで引越しがしにくいと定義するなら、以下のケースの場合は該当しそうです。
それは「残債割れをしてしまった」ケースです。
引越しをしたくても希望価格で売れず、売るのにも仲介手数料がかかり、無理やり売ろうとすると持ち出しキャッシュが必要になり、キャッシュが準備できないとなかなか引越しがしたくてもできないということは考えられます。
そうなると確かに家に縛られるということに繋がりそうです。
何か金融危機のようなものが起きて、マンション価格が大暴落して残債割れする可能性もゼロではありません。
逆に住宅ローンに縛られることがあるとすれば、この理由のみなのではないかと思います。
これから残債の減り以上のマンション価格の大暴落が起きると想定していて、かつ家に縛られたくないと考えているなら、買わない方が良いと思います。
買った価格よりも価格が変わらない、もしくはラッキーなことに価格が上がっているのであれば、普通に売却して含み益を取り出して一旦賃貸に戻る、または買い替えれば良いだけなので、家に縛られる必要は全くありません。
よって、家を買う際に気を付けることは「なるべく残債割れしない家を選ぶこと」が解決策となります。
どのような家が資産価値が高いのかという点は、他のスムログブロガーの皆様も多く語っている通りですので特にこのブログでは言及しません。
「いやいや!価格が上がり過ぎると買い替え先も高くて自由に買い替えられないから、含み益なんてムダだしそれも家に縛られてるだろ!」という意見もあるでしょう。
確かに価格が上がり過ぎるとそういう弊害も出てきますが、前提が全く違います。
そもそも買っていなければその含み益はないのですから、ずっと賃貸で住み続けた場合と比較すると、自己資金に雲泥の差が出ます。
含み益があるお陰で、マンションの価格高騰にも一定対応できるという点で賃貸に住んでいるよりも確実に選択肢が広がります。
「含み益がなかったらこのマンションは買えなかった」という方はたくさんいらっしゃいます。
もっというと、ずっと賃貸に住むという決断をされたとしても似たような問題は付き纏います。
インフレが継続していくと仮定すると賃料も上がりますので、今と同じ賃料で同じグレードの家にはどんどん住めなくなっていくでしょう。
同じエリアでサイズアップを狙おうとすると、驚くほどの賃料になります。
現に最近は賃料の値上がりも目立つようになってきました。
よって、インフレという前提に立つなら、買っても借りてもいずれにしろ同じ問題を抱えますので、「含み益」というお土産があった方が当然良いです。
借金に縛られるという心理的な負担
物理的に家に縛られるのではなく、将来渡り住宅ローンという借金を背負うことに対する心理的な縛りという側面もあるかもしれません。
そういう方は、「住宅ローン」のイメージを今すぐ変えてほしいと思います。
私の住宅ローンに対する感覚は、「時代を救う救世主」「世界最高の金融商品」「最高の時短商品」です。(ちょっと言い過ぎ)
もちろんゼロリスクではなく借り過ぎには注意しなければいけませんし、最近はやや金利が上がってきたので数年前ほどのメリットは減ってきましたが、それでもまだ1%前後借入れができるなんて、世界中見渡しても最低水準の金利でしょう。
インフレの状況では借金は目減りしていきますので有利です。
仮に借金をせずに1億円のマンションを買おうとすると、1億円貯めるのに何十年かかるかわかりませんが、ご自身の社会的信用を駆使すれば住宅ローンですぐに1億円借りることができる場合もあるのです。
そういう意味で借金とは人生を豊かにするための「時短商品」なのです。
長く借りることを怖がる必要もありません。
なぜなら最後まで返す必要はないからです。(これを言うと怒られるかもしれませんが。。)
今マンションを購入している方も、35年、50年返済し続けるつもりで購入している人は少ないです。
逆説的ですが、ライフプランに応じて臨機応変に対応していくために、(資産性も期待できる)マンションを買うのです。
もし万が一不測の事態が生じて返済が苦しくなったら、途中で売れば一括返済もできます。
※そのためにはある程度資産性と流動性の高いマンションを買うことが条件になります。
そういう時は、再度身の丈にあった住まいを探しましょう!
家を買うことで人生がよりおもしろくなる!
これはもっと声を大にして言いたいところです。
家を買うことは、有形資産を持つだけでなく、無形資産も築けるという点も実は大きい効用だと思っております。
具体的には、自分の資産を増やす力、管理する力、リスクとリターンを理解する力、多額の借金を負う胆力と決断力、人脈形成など、金融知識を座学で学ぶより自然に体験を通して理解できるという強みがあります。
ローン返済を通して元金と利息の違いを知る、資産価値・出口戦略を意識することで金融リテラシーやマーケット感覚も身につき、自然に金融市場や不動産市況に興味を持つようになります。
住宅ローンを通して、「レバレッジ(人のお金で運用、時短になる)のメリット」も経験できるので、借金のイメージも嫌でも変わるでしょう。
それは社会の仕組み、お金の仕組みを理解して利用するということであり、より賢く生きるためのひとつのツールを手にいれることでもあります。
私自身も現在持ち家ですが、自分の人生をつまらないと思ったことも、縛り付けられていると感じたことも全くありません。
20代でマンションを買ったことでより人生が充実し、選択肢も増えて本当に良かったと思っています。
最後に
実際にマンションを購入されている方は、私と同じ感覚を持っている方も多いのではないでしょうか。
ちょっと言葉が強くて恐縮ですが、私から言わせてもらうと「住宅ローンを組むのが危険という理由」で買うことを検討もせず、賃貸物件に住み続けるという選択を強いられている方がよっぽど家に縛り付けられているような気がします。
賃貸という選択肢が悪いと言っている訳ではありません。
引越しが好きで、1~2年毎にいろんな場所に住みたい、多拠点生活をしたいという方もいらっしゃるでしょう。
そういう方は賃貸の方が向いていると思います。
住宅ローンの仕組みとリスク、メリットデメリットを正しく理解した上で「賃貸」を選択されているのであれば何の問題もありません。
問題なのは「家を買うことで人生が縛られる」という、万人ウケしそうなそれっぽいフレーズが一人歩きし、それを鵜呑みにして、家の購入すら検討しないことです。
こちらのブログを読んだ方が、少しでも住まいの購入に前向きになれば幸いです。
本日は以上となります。
ご講読頂きありがとうございました!
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