不動産ブログメディア「マンション・チラシの定点観測」に投稿した12月の記事のなかから、マンション選びに役立ちそうな記事をピックアップ。
マンション市場
首都圏新築分譲マンション市場動向(23年11月)
23区の発売戸数の割合は、6千万円以下はほぼ消失。7千万円台の割合も激減し、億ションが目立つ。読者さんからの下記コメントを踏まえ、横軸の価格帯を均等割にして、1千万円単位で描いてみた(次図)。
23区の発売戸数の割合は、4,5千万円台の割合は小さく、7,8千万円台の割合も小さくなり、億ションの割合が目立つようになった。
首都圏中古マンション市場動向(23年11月)
都内の成約単価、遂に100万円を突破!2024年首都圏マンション市場予測
実績が予測を上回ったのは18年間(06~23年)でたったの3回。不動産経済研究所が発表する予測は毎回、希望的観測に満ち溢れていると言えなくもない。
定期観測
以下は毎月、データを更新している記事。晴海フラッグの転売価格「上乗せ率」の推移
「上乗せ率」の平均値は、67%前後に収束してきた。パークタワー勝どきの転売価格「上乗せ率」の推移
上乗せ価格がヤバい。マンション工事価格「建築費指数」の経年変化を可視化
今年に入って一旦落ち着いていたが、11月に126.3(暫定値)まで上昇。マンション管理2つの制度、登録状況を可視化(首都圏)
登録料無償期間の終了(23年3月31日)によって登録件数の増加速度が一旦低下したが、8月以降再び加速。ほか
「フラット50」融資実績件数を可視化
本邦初のグラフ。20年度が最も多く914件。なぜ19年度から急増したのか、担当者に聞いても「分析していないので、分からない」とのこと。
マンション購入・売却・賃貸、不動産業者とのトラブルはどの程度あるのか
相談の大半は電話によるもの。なかでも賃貸借に係る相談が多く、22年度は全体の72%を占めている。SUUMO『不動産会社ガイド2024年』住不に続き、三菱地所Rも出稿ゼロ
住友不動産に続き、三菱地所Rも出稿ゼロ!それでは皆さま、よいお年を!
価格帯別販売戸数ですが、割合でグラフ化するなら横軸は一千万単位に揃えるべきでは?
元データがない一億以上は仕方ないにしても、一億以下はグラフの形が結構変わりますよね。
コメントありがとうございます。
横軸の価格帯を均等割にして、1千万円単位で集計したグラフを追記しました。
たしかに印象が変わりますね。