ヴィンテージマンション。
それは、新しいものがより良いものという、日本のマンション消費者の傾向とはまた別に古くても、いや年月を増すごとに「あのマンションはすごい」「あのマンションの住民になってみたい」と周囲から一目置かれる物件のことをいいます。単に古くから立っている、門構えが立派、利便性が良い場所、高級立地、といった要素だけではそう呼ばれることはなく、「建物やランドスケープデザインがよくできている」「管理がすごい、意識が高い」「もう二度とこのようなマンションはできない」という評価が自他ともに認められている物件です。
よく引き合いに出されるのは「広尾ガーデンヒルズ」。竣工は昭和60年ながらも、希少な立地・ランドスケープ・そして管理で有名です。
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【お名前/ハンドルネーム】 ハッシー
【質問やお便りの内容】
のらえもん様&マンションマニア様
いつも楽しく拝見しています。少し前にリクルートが発刊している「都心に住む」でヴィンテージマンションの特集を組んでいました。記事の中で大規模再開発の物件が特に評価されていました。お二人が思う今後ヴィンテージになり得る新築マンション(もしくは築浅)を教えて下さい。
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都心に住む 2019年3月号の特集は【東京プレミアムマンション】。以下の素晴らしいマンションたちが写真付きで紹介されています。kindleで108円で販売されてます。
高額分譲ランキング編
南青山高樹町パークマンション 1990年
ミュゼ白金長者丸 1993年
プラウド南青山 2006年
パークマンション代官山 2009年
ザ・パークハウスグラン千鳥ヶ淵 2015年
パークコート赤坂檜町ザ タワー 2018年
大規模再開発編
恵比寿ガーデンテラス壱番館 1994年
代官山アドレス ザ・タワー 2000年
虎ノ門ヒルズレジデンス 2014年
高額分譲ランキング編も大規模再開発編も、ぶっちゃけ、そもそも庶民には手が出ねぇよ・・・という感じもありますが、やはり年月が経っても良く作られた物件ほどプレミアムを感じますね。
今たってる中での大規模再開発物件となると、今後プレミアムマンション候補筆頭となりそうなのがザ・タワー 横浜北仲。このマンション高騰期かつ超大規模で上層階は億ションしかない設定でしたが、もう瞬殺で売れましたね。
馬車道駅直結で下は商業施設に歴史的建造物。そして上階にはホテル「オーウッド」が入居でここのラウンジを利用可能、と条件は揃ってます。しかも横浜でこれ以上高いタワーマンションは立たないという希少性もあります。
階高が窮屈だったのか天井高が低いのは残念でしたね。高い居住性も兼ね備えてこそのヴィンテージマンションだとは思うのですが。
私は絶対に住めないですけど、ここ最近たった中で、総戸数数十戸くらいのコンパクトマンションの範疇なら一番のお気に入りデザインは、プラウド代官山猿楽町です。ぶっとんでる。
なんですかこのかっこいいデザイン。代官山T-SITE目の前。私はこの一角に行くと甘酸っぱい思い出がこみ上げて吐いてしまうのでうかつに近寄れません。
今から買えるヴィンテージマンション候補だと「ザ・パークハウス渋谷南平台」じゃないでしょうか。いま渋谷は南側の開発が熱い。なかなか都内でこれだけ大きいマンションってタワマン以外にはありませんしね。
ではでは〜
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