こんにちは、やまちゃんです。
今、兄弟サイトのスムラボで首都圏・関西エリアのブロガーを募集しております。スムラボでは開始当初(2021/5)から一貫して公募という形でブロガーさんに参画いただいてますが、数年も経ちますとスムログと同様、「化ける」ブロガーさんが出てきます。個人差は大きくあるものの、趣味の延長を超えて太い副業や本業転換などがっつり機能する例を見るにつれ、この仕事に裏方として関われて本当に良かったなと感じております。我こそはという方は、ぜひ!
さて、今回はマンションに全然関係ない話です。
わたくし長年犬を飼ってまして、ちょっとしたメモ程度のエントリーですが、第一にこれからマンションで犬を飼いたい方向けの参考になれば、第二に自身がまた将来犬を飼いたくなったときのための記録として書きました。それでは参ります!
犬種について
犬種の選び方について留意点をまとめました。はじめに断っておきますが、飼ってしまえば犬は懐いて可愛いものです。犬種は何がいい/何がダメとは言いませんが留意しておくことでより飼育が快適になるポイントはあります。
犬種選びの本やWebサイトを見ても色々とオブラートに包んで選択肢が多くなりがちで分からなくなるので、そこはあえて狭まるような内容としました。
毛が抜けないこと
いの一番は、毛が抜けない犬種であることです。(厳密には毛は抜けますが非常に少ないという意味です)毛が多く抜ける犬種は、部屋内の掃除が大変だったり、飼い主が着る服に毛が付着して処理が大変です。
大したことないと思われるかも知れませんが、毎日のことなので結構負担が大きいです。そのため、毛が抜けない犬種を選択するのが良いと思います。
トリミングの手間やお金がかかってしまうデメリットはありますが、それを差し引いても毛が抜けないメリットは大きいです。
手入れを細かくしたい人は毎月でもトリミングが必要と思われるかも知れませんが、夏場は2ヶ月に1回、冬場は服を着せて多少放置でいいんでないかい?と個人的には考えております。冬場に毛を短くしてお腹周りもバリカンでスッキリさせてしまうと普通に寒そうです。
毛が抜けない犬はアレルゲンの拡散も軽減されるそうでアレルギー持ちの方に優しいです。というか、犬を飼い始めて自身が犬アレルギーだったことを知るケースがわりとあるようで、そのリスク回避のために毛が抜けない犬を選ぶのも1つかと。
小さすぎない小型犬であること
小型犬を推す理由は、長寿であることです。一般的に大型の犬は寿命が短く、小型の犬は寿命が長いためです。家族の一員として迎えるなら、寿命は長いに越したことはありません。そもそもマンションで飼うとなると10kg制限などあるため基本は小型犬を飼うことになりますが、もう1つの注意点として小さすぎないことにも留意が必要です。
体重で言うと成犬で3kgを切ってくる個体になると直接打撃が心配になってきます。布団に寝転んだら下に犬が潜ってたとか、椅子を倒した、物を落とした、幼い子供がいたずらしたとか。日常生活でもちょっとした事故で怪我をすることがあります。成犬体重が4kgを超えてくると骨格もしっかりして安心感がだいぶ違います。
攻撃的でないこと
どんな犬種であれ個体差があるため、おとなしい犬種なのに煩かったり、賢い犬種なのにアホということは往々にあるにせよ、少なくとも「もともと攻撃的、吠え癖が強い」犬種は避けた方が良いです。攻撃的な犬種の上に咬むような個体とか、吠え癖が強い犬種の上に吠えやすい個体に当たると、普通に飼育が大変です。飼い主も噛まれるとか、隣戸への騒音トラブルに繋がると気を遣ってしまいますし、十数年それに付き合う必要が出てきます。
そういう犬種じゃないのに吠える、咬むという個体に当たってしまったらそれはもう運が悪かったと諦めるしかありませんが、回避できるならしたいですね。
特定の怪我や病気のリスクが少ないこと
例えばですが、胴長短足の犬は椎間板ヘルニアをやりやすいし、ボケやすい犬種もあると言われます。(ご興味あればググってみてください)実際に私が以前飼っていた犬で、ボケ倒した子がいます。(ボケやすいと言われる犬種でした。13歳からだったので早かったと思います)
様子がおかしいな?と思い始めてから1年ほどで急速に悪化してしまい、そこから2年ほど介護状態でした。
同じところをぐるぐる回る、昼夜なくいつ起きていつ寝るか分からない、夜中に悲しそうにキューキュー鳴いて煩い、エサをばら撒く・水をこぼす、うんちオシッコお構いなしで大変でした。
長寿の結果としてのボケもあるにせよ、犬種による傾向がある程度わかるなら回避したいですね。
次に飼ってみたい犬種
個人的に、次に飼うとしたらトイプードルかビションフリーゼ。次点でシーズー、ミニチュアシュナウザーあたりでしょうか。この中ではトイプードルだけ飼育経験ありで、やっぱ飼いやすいです。人気が出るだけのことはあります。
※繰り返しますが、犬は家族として一緒に生活して懐いてくれるのが可愛いのであって、◯◯の犬種だからダメなどではありません。あしからず。
飼い方について
1頭でいい
昼間に留守にする方だと、犬は2頭くらい飼ってあげた方がいいかなと思うかも知れませんが、結論として1頭で十分です。理由は1頭の方がだいぶ楽だからです。2頭いると子犬のときは互いに遊び相手になって賑やかですが、1年も経つと犬同士も慣れてしまって個々でくつろいでますね。。相性次第かも知れませんが、多頭飼いの方に聞いても似たようなもののようです。
普通はマンションの規約で1頭 or 2頭の選択になるかと思いますが、散歩のときに2頭をマンション内で両脇に抱えて移動するだけでも大変で、下手に太ってると軽い筋トレになっちゃいます。外でリードを2本持つのも、あやとりみたいになって大変です。
老後は老後で、きちんと医療を受けさせる飼い主であれば費用負担がそれなりにかかります。2頭同時期に飼い始めると老化も同時に来ます。保険料は年齢とともに上がりますし怪我や病気の費用負担だったり、あと死んじゃったときの精神的負担も頭数分だけ来るので、1頭でいいと思います。
しつけ・日常生活など
簡単に箇条書きで。- 1にも2にもトイレ
- 最低限、トイレのしつけだけ出来ていればOKです。
- しつけ教室
- 吠える・言うことを聞かないなどは子犬のうちにしつけ教室に入れるのも1つです。
- 犬というより飼い主がしつけの方法を学習することに意味があるように感じます。
- 歯磨きも大事
- 人間と同じで、歯ブラシで物理的にゴシゴシやるのが一番です。
- 小型犬は歯周病になりやすく、抜歯するくらい悪くなると大変です。
- 歯が全部なくなっても小粒のエサを与えれば丸飲みして普通に生きることはできます。
- ツルツル滑る床は良くない
- 怪我の回避のため可能なら滑りにくいフロアコーティングが出来たらベストですが、よれない材質の敷きものなどでも構わないと思います。
- ペットシッターは使える
- 旅行などで2泊、3泊家を空けるとき、ペットホテルで狭い檻で預かってもらうよりはシッターさんに来てもらった方が犬のストレスが少なくお勧めです。
- ただしシッターさんは朝晩お願いしたらペットホテル比50%増しくらいの料金になります。
- 多頭飼いならシッターさんの方がお得です。
- シッターさんの身元確認も大事なのである程度の規模や実績があるところを選ぶ必要はあります。
- 去勢、避妊はやりましょう
- 個人的な経験として飼い犬が妊娠したことがありまして、犬自身もお腹が大きくなってきた状態で、ある日突然手術をしてお腹の赤ちゃんがいなくなった、お腹が切られて痛い、首にはエリザベスカラーという状況に混乱していて可哀そうでした。
- 去勢や避妊の手術はそれ自体が可哀そうなのですが老後の病気にもつながりますし、繁殖させる意図がないなら手術をおすすめします。
- ペット保険は8歳ごろまでには
- 若いころは保険料の取られ損になる方が多いようですが、8~9歳までには入った方がいいそうです(行きつけの病院の先生談)。
- 保険商品によりますが年齢制限で新規加入できなくなり、早ければ8歳から、遅くとも12歳には入れなくなります。
老後の話
ある程度年を取ってくると活動も減って家で寝ている時間が次第に長くなります。小型犬でも15歳を超えてくると個体差はあれど似たようなものかと思います。いつの間にか耳が聞こえなくなって静かになり、目が弱くなってきて活動量も減り、足腰が立たなくなってきます。寿命が人間より短いだけに、晩年期の老化ははっきり分かる速度でやってきます。
飼うのが楽かどうかで言うとめちゃくちゃ楽なのですが、そろそろ老い先が短いなという寂しさが日に日に大きくなってきます。
このフェーズで医療費をちゃんとかける飼い主の方は、費用負担がけっこうキツいと思います。10歳前後はまだ元気でいられる期間が長いので頑張るにせよ、14~15歳くらいにもなれば逆に病院などお世話にならず、静かに衰えていくのを見守るのが良いかなと個人的には考えております。
(おまけ)独身で犬を飼う話
余談です。よく独身のまま犬を飼い始めると、結婚できなくなるという都市伝説があるじゃないですか。
私、一応経験者ということで感じていましたのは、たしかにそうなる要素はありますね~。。笑
端的に言うと、犬が「子供の代わり」になるんですよね。子供の用事と外の用事が同時にできたとして、天秤にかけると子供(犬)が勝っちゃう。
家を留守にするハードルが上がったり、飼育のためのお金もかかったりで、結果として外へのリソースが削られてしまうんですよね。
でも、犬は飼い主より命が短いわけで、いい子に育てたところで独り立ちしてくれるわけでもなければ、老後の面倒を見てくれるわけでもない。飼い主より先に死んじゃう。
これって飼い主目線では「子に先立たれる親」になる。つまりメンタルやられる局面がいつか必ず来ることになります。
なので絶賛婚活中で犬を飼育されている方、時間制限ありの一本勝負です!多少のディスアドバンテージはありますが気合で頑張りましょう。
逆に言うと、犬に向ける愛情や世話って自身が子を持ったときに向けるそれに似てると思いますので、犬ありのお相手がいたとして、将来の我が子への接し方が分かるかも知れませんね。
それでは!
VIVA犬生活!