フラット35であれば既存の住宅ローン残債を見ないため年収に対してMAXの借り入れを引くことができることは有名ですが体験談を含めて共有いたします。

8件目の新築マンションを購入した時点での私の状況をざっくりと共有いたしますと

・7件目(2019年3月下旬に引き渡される部屋)　銀行ローンにて借り入れ予定

こんな感じでした。

7件目を購入していたものの8件目を購入する必要が出てきたため7件目よりも後の引渡しとなる新築マンションを選択、フラット35にて住宅ローンを組むこととしました。

フラット35の特徴としては銀行の住宅ローン既存借り入れをまったく見ません。

例えば

・年収500万円　銀行ローンにてAマンション4500万円借入済み

この場合、一般的な考えとしてはもうこれ以上借りれないだろう～という状況ですがBマンションにて新たに4500万円借りれることも可能です。(記事作成時点の金利だと5000万円近く借りれます)

年収500万円で9000万円借り入れできるはずないだろ！！と突っ込まれそうですが借りれます。その代わり、Aマンションは賃貸として運用するか売却するかどちらかを選択する必要があり、そのエビデンスは求められます。

エビデンスといっても難しいものではなく仲介会社との媒介契約書で問題ありません。これから貸します～売ります～という状況でいいためフラット35のローン実行までに賃貸もしくは売却先が決まっていなくてもペナルティはありません。フラット35で購入した部屋に引っ越した後に決まればいいのです。(決まったかどうかまではおってこないです)

当然ではありますがフラット35で投資のための部屋を購入するのはNGですよ！！もちろん引き渡し後に事情があって貸すことは可能です。

フラット35はとにかく使い勝手がいいですよね。仮住まいが不要ですし、現居を売却する場合もゆっくりと活動できます。(ダブルローンにはなりますが)

フラット35は私自身何度かお世話になっています。

ただしフラット35で借りて購入した部屋に住み、銀行ローンで借りて購入した部屋を貸すということは問題ないのか？疑問でよね。私の実体験や相談者様の話を聞いていてもちゃんとした理由があれば問題ないでしょう。

ちゃんとした理由とは

・家族構成の変化
・転勤
・親の介護

・上記理由があり一時的に貸すがいずれ戻る

などです。

・当初から投資目的で購入していない
・ちゃんとした理由がある
・貸すことはちゃんと銀行に説明する

この3点さえ当てはまれば一括返済を求められることは考えにくいでしょう。お金を貸している銀行職員こそ転勤の多い職業なのですから余計に。

もちろん私自身も当初から賃貸目的で買ったことはないですし、ちゃんとした理由があります。7件目の新築マンションは当初の予定通り一度住み、8件目が引き渡され次第転居という流れになります。

基本的には変動金利のほうがおいしい時代ではあるのですがすでに銀行ローンでMAXの借り入れをしているが仮住まいなしに買い替えたいという方はフラット35を検討されてみてはいかがでしょうか。

繰り返しになりますが当初から投資目的でありながらも自らが住むための住宅ローンを使うことはできませんのでご注意ください。