名作マンション訪問2017Vol.14は、前回の続きで港南(+天王洲アイル)界隈の後編となります。
⇒前編【港南界隈】モモレジの名作マンション訪問【2017Vol.13】
「カフェー」なお店から海岸通りを西に向かうと運河沿いの向こうにはパークホームズ品川ザ・レジデンスが見えてくるのですが、その手前TYハーバー側には…
カラフルなお家と船のようなものが浮かんでいます。
これらは寺田倉庫が手掛けたイベントスペース等々で、船のような形になっているのはあの隈研吾氏がデザイン監修をしています。
広さ約300㎡、最大170人収容可能な音響設備等が使えるイベントスペースとなっており、1日200万円~だそうだ…。
さてマンションに戻って、
パークホームズ品川ザ・レジデンス
(2014年築/16階/209戸)
天王洲側からでないと分かりにくいのですが、建物上部にマストのようなものが突起があり、外観デザイン上、船を強く意識した物件となります。
まさにウォーターフロントに位置しており向かいがTYハーバーというポジションなので、この形は凄くマッチしていますよね。こういう遊び心は素晴らしいと思います。港区の先端でもありますね。
まぁ、実のところこの物件のフロア形状は船の先端を中心線として対称にはなっていないのですが、天王洲側から見るとさも対称な船のように見えるというのがミソですね。
バルコニー手摺も部分部分によって異なる細かな設えになっており素晴らしい。
さて、旧海岸通りを北上するとアレフィアという賃貸マンションがありました。
このバルコニー手摺はなかなか凄いね…。
投函が外から可能という配達員に優しい設計(笑)。
次は港南の物件の中ではワールドシティタワーズよりも有名かもしれない
品川Vタワー
(2003年築/43階/650戸)
高層階の「V」の先端に注目!
あそこにはメゾネットプランもあり、そりゃあそりゃあ素晴らしい景色が望めるお部屋がありますわ。
有名な方も住んでましたよねぇ…。
東側の東京湾ビューはワールドシティタワーズがわりかし邪魔してますけれどもね(汗)
ちなみにこの敷地南側4階建のテラス棟は品川区(タワー棟はむろん港区)でございます。
結構有名な話なのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、物件内で住所というか区が異なるかなり珍しいケースです。
タワー棟からは渡り廊下でつながっていますし、テラス棟の敷地の一部は港区なので港区にも出来た気がするのですが???
港南界隈、まだまだ紹介するマンションがあります。
お次は、
パークタワー品川ベイワード
(2006年築/32階/325戸)
風変りな色の外観は正直微妙だと思っているのですが、フルバルコニーを採用した最大天井高2.7m×ハイサッシ掃き出し窓の物件なので、昼と夜では外観イメージが全く異なる物件となります。
夜、室内の電気が多くなるとサッシの大きさが際立ち、無数の電気の光がこのマンションを輝かせるのです。
※近くまで行くのは面倒だったのですが先日近くに行った際に半ばやけくそ気味に撮影…。まだそんなに遅い時間でなかったせいか明かりのついている部屋結構少なくて分かりづら過ぎ…。ワイドスパンの住戸ばかりで行灯部屋の少ない物件で「窓の数に占めるLD窓比率が低い」ので明かりの数は必然的に少なくなりますね。
なお、ここは港南エリアのタワマンの中でも最も山手線新駅に近くなるであろうポジションですし、同時に運河沿いであることも魅力的でしょう。
ここからは個性的な賃貸物件を数本。
手前は、
品川グラスレジデンス、奥が品川クリスタルスクエアレジデンス。
いずれも建物の多くがオフィスですが、上層部を中心に賃貸レジデンスが入っており、ガラスウォールがなかなか印象的な物件です。
特にクリスタルスクエアの方はその名の通りテカテカのガラスウォールで反射が凄いです(笑)。
お次も超個性的なオフィス共存物件。
リバージュ品川。
こんな物件なかなかないです…。
一般的なタワーに比べ耐震性がどの程度のものなのかは私には分かりかねますが、少しでも眺望の良い高層階の延床面積比率を高めるという観点からは非常に理にかなった設計で、この空洞のおかげで本来ならば運河の見えない東側道路沿いからも運河が見えるあたりもよく考えられているなと。
駅側で建設中のはとバス港南ビルの高層部もレジデンスになるようですね。
港南口徒歩5分圏内のレジデンスは凄く少ないので楽しみ。
こちらもど~ぞ。
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