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お便り返しとなります。
差出人：シロ
誰に答えて欲しいですか？
マンションマニア、のらえもん
中古購入時のローン特約について伺います。
通常、契約締結日から1から2ヶ月後に行使期限が設けられ、2から3ヶ月に決済が多いのかなと思いますが、決済日が少し先の場合（締結から6から9ヶ月後等）は、行使期限も後倒しにできるものでしょうか。
いまは買主が売主よりパワーバランスで劣るので、なかなか難しいでしょうか。決済日まで期間が長い場合の対応について伺いたいです。
シロ様
マンションマニアです！
お便りいただきありがとうございます！
個人間売買のためケースバイケースです。
参考までに私のお客様で実際にあったパターンを共有いたします。
2023年12月：中古マンション購入
2025年1月：上記物件引渡
手付解除期日：2024年9月中旬某日(以降は売買金額の10％違約金)
ローン特約解除期日：2024年9月下旬某日
※中古マンションの購入・売却の契約書内容に関してはケースバイケースではあるためあくまで一例とご理解ください
上記のような設定でした。
売主サイドからすれば『万が一崩れても再募集して希望する引き渡し日までに再度成約できる範囲内にしたい』と考えるのが一般的ですから買主側の『引き渡し日ぎりぎりに設定したい』という要望は通りにくいでしょう。
とはいえ上記のように後ろ倒しすること自体は交渉可能です。
上記パターンも買主側が『解除期日を2024年12月にしてほしい』という希望であれば交渉決裂になったかもしれません。
要は売主の立場で考えたときに不利すぎない範囲なら交渉ができると考えて良いかと思います。
だからこそ現金一括が強く、その現金一括がライバルになると基本的に勝てないのですよね…
ちなみに上記パターンは買い側のエージェントだったのですが2023年12月時点の購入価格と引き渡し間近の2025年1月時点では数千万円値上がりしていたため売主サイドから違約解除されないかドキドキでした…(無事に引き渡しされました)
参考になれば幸いでございます。
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