都内各所に防災教育を実施している施設があることをご存じだろうか。
東京消防庁が所管している防災館や東京都が所管している震災復興記念館、国交省が所管している防災体験学習施設(そなエリア東京)、区が運営している地震の科学館(北区)や防災学習センター(練馬区)など(都内にある防災体験施設を参照)。
以前から、個人的に気になっていたのが、東京臨海広域防災公園内にある「そなエリア東京」。
- 入館料など:無料
- 個人・ご家族でのご来場について(9名以下):予約不要
- 防災体験学習施設の利用時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
首都直下地震への備えを学べる防災体験ゾーン(次図)が7月30日にリニューアルオープンしたというので、猛暑がひと段落した10月某日に行ってみた。
国交省 関東地方整備局「そなエリア東京」リニューアルオープン」より
有明駅から徒歩4分。「そなエリア東京」の入り口に向かう(写真)。
1階にある「東京直下72hTOUR」の受付で、オジサンに受付してもらう。「ツアー開始2分前に集合すればいいから、それまで2階の学習施設を見学されてはどうか」との提案に従い、2階へ。
2階の「自助体験コーナー」で、グッズの展示を見学(写真)。
備蓄品コーナーで(写真)、我が家の備蓄状況を思い浮かべる。
我が家には蓄電バッテーリーがない。Jackery製のポータブル電源&ソーラーパネルを購入するか否か逡巡しているところ(地震は待ってくれない……)。
映画「シン・ゴジラ」のロケで使われた指令基地を2階から見下ろす(写真)。
首都圏で大規模な地震災害が発生した場合には、実際にここに国や地方公共団体等の緊急災害現地対策本部が設置されることになっているという。
「東京直下72hTOUR」の開始時刻が近づいたので、1階受付に移動。
被災した駅前の商店街や住宅地を移動しながら(写真)、受付で渡されたタブレットPCでクイズに答えていく。
「東京直下72hTOUR」での体験をパネルで振り返る。ツアーに参加した外国人4人は熱心に体験を振り返っていた(写真)。
ツアーが終了し受付に戻ろうとしたら、小学生の団体が体験ツアーを始めることろに出会った(写真)。
小学生が「東京直下72hTOUR」に参加することは、学びの多い良い体験になると思う。
皆さんも一度参加されてはいかがだろうか。ツアー終了後、広々とした防災公園でくつろぐも良し、BBQガーデン(要予約)を楽しむのも良し……。
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