ブランドマンション化への果て無き挑戦 質疑応答編

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みなさんこんばんは!東京湾岸ライフです。
豊洲の講演会の後で、質問されたことをいくつか共有させていただきます。

 

「理事経験は、社会人として役に立ちましたか?」

2つの意味で役に立ちました!
まずは、社会人になった後で、会社の外で年齢関係ないフラットな友人を作るチャンスはパパ友くらいしか無いと思うんですが、理事会もマンションの中で同志と言いますか、良い友人関係を作れるチャンスだと思います。

次に、会社では上下関係がありますけど、理事会では上下関係は無い。
特に自分は理事長ではないのに、自分が理事会を引っ張っていかないといけないという状況になった時に、どうやって人を動かしていくか、という勉強になりました。

私は本来ビジョナリストではないんです。年齢も性別も違う理事のみなさんを、大きなビジョンを示してテンションをあげて、全体の方向づけの承認を得る。そういうやり方を学ばせてもらいました。

この経験は案外大きくて、会社でももちろん役に立ちました。

「管理会社の人とどういう付き合い方をしましたか?」

我々くらいの大きいマンションだと、フロントマンという管理会社の人が常駐してくれます。管理会社は守りに強いけど、提案はさほどしてくれない。でもそれは役割が違うだけで、不満に思う必要はない。

何も問題が起こらないのが、管理会社にとっていいことだから、普通モチベーションを上げるのは大変なんです。

だから私は、フロントマンの直属の上司をウチの理事会に呼ぶんです。
そして、上司に対して、「彼は、他ではない仕事をしている。相当難度の高い仕事をしているはずだ。だから、ウチにつくフロントマンは絶対に一番上の査定をしてください」と彼の前でお酒を注ぎながら言うんですよ。
上司だって悪い気はしない、顧客から直接褒められているのだから。それを聞いた本人はやる気も出てくる。

あとはやる気の方向性ですね。
僕がビーンボール気味の提案を投げます。
フロントマンはマンションの規約や細則に詳しいから、まずは「できる・できない」の判定をしてくれる。その後、どうすればできるようになる?と聞くと、「こう細則を変えたらできます」とか「運用や解釈でなんとかできる」「予算は◯◯から持ってくる」など、慣れてくるといろいろ提案をしてくれるようになりました。

大体、私が投げるボールは他のマンションではしていないことだから、実現すれば即業界初になってくる。成功すれば社内に誇れる成果が出てくるし、そうでなくてもチャレンジが残る。最終的に担当のマンションを好きになってくれる。アメサポはいわゆる東京建物の孫会社なのですが、東京建物本体からこのマンションの取り組みそのものが表彰されましたしね。
そして、順調に出世してくれて、元ウチの担当が権限を持つようになったら最強になれますね。

管理会社との付き合いは短期で見るのではなくて、長期といいますけど、私はそれに加えて自分のマンションを担当するフロントマンとその上司がどれだけ権限を持つ立場に出世するのか、それを考えます。
ブリリアアマーレ閥を作りたいんですよ。

「相当時間を使われたと思うのですが、ご家庭はどうされたのでしょうか」

何かを達成したいときは何かを犠牲にしなくてはいけない。
ですから、家族の時間を相当犠牲にしてしまいました笑
妻には大変申し訳無いことをしました。

「今日聞きに来た人は、湾岸の人たちばかりでこれから理事になる人たちです、なにかメッセージを」

ちょっとゴーマンかましてよかですか?

私と並ぶ成果を上げるのは相当ハードル高いと思います笑
でも、がんばって並んでくれるマンションがたくさんでてくれたら、湾岸はもっと盛り上がる。
それぞれのマンションで、頑張りましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

みなさんはじめまして。 趣味がいつのまにか本業になってしまい、新都市生活研究所という会社を作った「東京湾岸ライフ」といいます

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