不動産ブログ「マンション・チラシの定点観測」から、026年1月の注目トピックを凝縮して届ける。
マンション市場
首都圏新築分譲マンション市場動向(25年12月)
23区の「億ション比率」は65%。 6か月移動平均で見ても右肩上がりの勢いは止まらない。もはや「一般実需層」を置き去りにした、別次元の相場へ突入している。
首都圏中古マンション市場動向(25年12月)
都心3区の成約単価は224万円/㎡。70㎡換算で1.5億円超という異次元の領域に達した。一方で注目すべきは在庫数だ。都心3区のみ在庫が反転増加しており、買い手の「息切れ」と相場の変調を予感させる。
江東区・港区、中古マンション市場(2LDK・3LDK)
在庫過多で価格改定を迫られる港区、実需層の足元を見る江東区。「強気」の港区では2LDKの在庫が積み上がっている。 エリアごとの「価格の折れ点」を見極める時期。焦って高値を掴む必要はない。
定点観測
新築vs中古、単価推移の全体像【東京23区】
新築単価は高値圏でさらに加速。中古も追随しているが、その乖離は拡大の一途をたどる。「新築の希少性」が価格を押し上げる構造が、より鮮明になっている。
新築vs中古、単価推移の全体像【神奈川・埼玉・千葉】
新築は100万円/㎡を突破。対して、中古は60万円前後で横ばい。周辺3県では中古市場に「価格の壁」が見え始めた。 東京23区との「格差」は構造的に固定化されつつある。
晴海フラッグの転売価格「上乗せ率」の推移
転売の「お祭り騒ぎ」に終焉の兆し。 転売希望件数は頭打ちとなり、上乗せ率は明確に低下へ転じた。供給過多による「出口戦略」の難化をデータが示している。
マンション工事価格「建築費指数」の経年変化
「コストプッシュ型高騰」は終わらない。 ウクライナ侵攻以降の急騰から、さらに一段上を指している。建築費が下がることによるマンション価格の下落は、当面期待できない。
ほか
東京マンションの値段──ドル・人民元建てで起きている「異変」
円で見れば「高嶺の花」でも、ドル建てで見れば東京はまだ「割安」な都市のまま。外貨から見た景色を知ることで、この異常高騰を支える「下支え」の正体が見えてくる。
中国人は日本のどこでマンションを買っているのか
中国向けポータルサイトの掲載数は、東京が1,600件超と圧倒的。宮城の「0」という数字が示す通り、投資マネーの標的は東京一極集中。
都はなぜ歯切れが悪いのか──マンション投機対策を巡る「業界寄り発言」の正体
住宅投機対策への腰が重い東京都。審議会の委員構成を紐解けば、その理由は明白だ。「住まう権利」よりも「経済効率」が優先される議論の舞台裏。 誰が何を言えないのか、その構造に注目したい。
では、また来月!























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